ネイティブ スタイルを使用したプログラマティック ネイティブ広告

ガイド付きデザイン エディタを使用したプログラマティック ネイティブ広告のためのガイドライン
このページでは、ガイド付きデザイン エディタまたは HTML & CSS で作成されたネイティブ スタイルを使用するプログラマティック ネイティブ広告について説明します。従来の広告には適用されません。また、アプリコードを使用したプログラマティック ネイティブ広告にも適用されません。

ネイティブ アドバンス(Android または iOS のアプリコードを使用したネイティブ広告)については、こちらのガイドラインをご覧ください。

ネイティブ広告を使用すると、アプリのコンテンツや雰囲気を引き立てる広告配信が可能になります。

ネイティブ スタイルを使用するすべての Google アド マネージャー プログラマティック広告は、Google のパブリッシャー向けポリシー制限事項に加えて、このページに記載されているガイドラインに準拠する必要があります。

このページの内容

要件全般

  • 各要素ははっきりと見え、文字が読みやすい大きさでなければなりません。
  • 要素を重ねることはできません(たとえば、見出しを画像に重ねて表示することはできません)。
  • 広告ユニットの枠外に要素がはみ出さないようにします。
  • 第三者アセット(カスタム フォント、JavaScript ライブラリなど)の使用は許可されません。
  • 各要素ではサポートされているフォントのみを使用する必要があります。
  • 動的な値を返す可能性のある CSS 関数(calc() など)の使用は許可されません。
  • ネイティブ スタイルの要素のサイズは、重要性に応じて適切に設定する必要があります(たとえば広告主のロゴは、メインとなるマーケティング画像よりも目立たないようにします)。
  • 要素の配置は一貫性のある美しいものにします(たとえば、要素を整列して余分な空白がないようにします)。

必須の広告要素

プログラマティック ネイティブ広告で必須とされる要素には、ネイティブ広告フォーマットに応じて、広告の帰属表示、AdChoices オーバーレイ、広告主に関する要素などがあります。

広告の帰属表示と AdChoices は、プログラマティック ネイティブ広告が広告であることを明示するために使用します。これらは、ユーザーが広告をコンテンツと間違えないようにするために必須です。広告の帰属表示と AdChoices オーバーレイの違いは次のとおりです。

帰属表示付きのアプリ インストール広告の例

1. 広告の帰属表示

「広告の帰属表示」バッジの例広告の帰属表示バッジは、ユニットが広告であることを明確に示します。ネイティブ エクスプレス スタイルの場合、広告の帰属表示バッジは自動的に組み込まれます。

  • 広告の帰属表示は AdChoices オーバーレイに重ならないようにする必要があります。広告の帰属表示と AdChoices オーバーレイを非表示にしたり、目立たなくしたり、見えにくくしたりすることは許可されません。
  • レイアウトに合わせて広告の帰属表示のスタイルを設定できますが、帰属表示をはっきりと認識できる必要があります。
  • ボックスに影を設定している場合は、広告の帰属バッジをマーケティング画像の角に重ねることができます。ボックスの影は次のとおりに指定します。

    box-shadow: 0px 1px 2px rgba(0, 0, 0, .5);

2. AdChoices

「AdChoices」アイコンの例AdChoices オーバーレイは、ネイティブ エクスプレス スタイル用に Google によって自動的に追加されます。右上にはっきりと見えるように表示する必要があります。他の広告コンテンツをここに配置しないようにしてください。AdChoices オーバーレイはマーケティング画像の角に重ねることができます。

画像要素と動画要素

  • 表示フィールドでは、以下の表示フィールドの説明に記載されているアスペクト比を遵守する必要があります。
  • 画像または動画では、元のアスペクト比を維持する必要があります。
  • サイト運営者は、画像要素や動画要素を縮小できます(ただしアスペクト比は変更しない)。
  • 画像を縮小する場合は、短辺が 40 ピクセルより短くならないようにします。
  • 高さまたは幅を切り詰めることは許可されません。
  • 動画要素では、4:3、16:9、1:1、3:4、9:16、または Google が承認するその他のアスペクト比を維持する必要があります。動画要素のサイズは、長辺が 256 ピクセル以上あるものとします。記載されているアスペクト比で最小サイズを表すと、それぞれ 256x192、256x144、256x256、192x256、144x256 となります。

プログラマティック ネイティブ動画が配信される条件

プログラマティック ネイティブ動画広告は、Wi-Fi 接続のユーザーにのみ配信可能です。

テキスト要素

テキスト要素は、はっきりと読めるように、背景に対して十分なコントラストを確保します。

コンテンツとの区別

広告とコンテンツは明確に区別できる必要があります。広告要素のスタイルを、周囲のコンテンツのナビゲーション コントロールに似せることは許可されません。

標準のネイティブ広告フォーマット

プログラマティック取引では標準のネイティブ広告フォーマットがサポートされており、広告主のリーチとサイト運営者の収益を最大化するために活用できます。標準のネイティブ広告フォーマットでは、ネイティブ広告用のシステム定義の要素を使用します。標準のネイティブ広告フォーマットを構成する要素は事前に定義されたものですが、ネイティブ広告をどのように表示するかはサイト運営者またはパブリッシャーが管理できます。

ガイド付きデザイン エディタで広告設定を定義する際は、標準のネイティブ広告フォーマットを選択します。こうすると、ネイティブ広告のスタイルを設定するときに、要素を表示、非表示にしたり、並べ替えたりできます。モバイル用のネイティブ広告を設定している場合は、必ずネイティブ コンテンツ広告とネイティブ アプリ インストール広告の両方のスタイルを設定してください。これにより、両方のフォーマットを競合させて収益を最大化できます。

プログラマティック取引では現在、次のネイティブ広告フォーマットがサポートされています。

  • コンテンツ
  • 動画コンテンツ
  • アプリのインストール
  • 動画アプリ インストール

サイト運営者は各フォーマットの必須要素をすべて表示する必要があります。推奨要素を表示するかどうかは選択できます。

  • 最大文字数を超えるテキスト アセットは、アド マネージャーにより切り捨てられ、切り捨てられた部分が省略文字で示されることがあります。サイト運営者やパブリッシャーが手動で切り捨てることはできません。
  • アジア言語では最大文字数が半分の文字数になります。たとえば、英語の見出しの制限は 90 文字ですが、日本語では 45 文字となります。

コンテンツ広告

ネイティブ コンテンツ広告の例を見る
モバイル デバイスに表示されるネイティブ コンテンツ広告の例
 
フィールド 説明 広告レスポンスに含まれる 表示の要件
動画
(動画広告用)
動画広告の再生に必要なすべてのアセットを含む動画 VAST レスポンス。 含まれる 必須
広告バッジ ユニットが広告であることを明確に示す広告の帰属表示。 含まれる 必須
画像
(動画以外の広告用)
横向きアスペクト比(1.91:1)またはスクエア アスペクト比(1:1)の大きなメイン画像。 含まれる 推奨
タイトル メインの見出しテキスト。最大長は 90 文字(全角 45 文字)です。 含まれる 必須
画像
(動画広告用)
動画広告のクリック前または読み込み中に、プレーヤーに表示される画像(サムネイル)。動画のアスペクト比に一致する必要があります(例: アスペクト比が 16:9 の場合は 1280x720、4:3 の場合は 640x480)。 含まれる 必須
本文 予備の本文テキスト(例: 記事の説明)。最大長は 90 文字(全角 45 文字)です。 含まれる 推奨
広告主のロゴ アスペクト比 1:1(正方形)の小さなアイコン画像。 含まれない 推奨
広告主名 広告主を識別するテキスト(例: 広告主名、ブランド名、表示 URL)。最大長は 25 文字(全角 12 文字)です。 含まれる 推奨
行動を促すフレーズ ユーザーの行動を促すテキスト(例:「サイトに移動」)。最大長は 15 文字(全角 7 文字)です。 含まれる 推奨
 

アプリ インストール広告

ネイティブ アプリ インストール広告の例を見る
モバイル デバイスに表示されるネイティブ アプリ インストール広告の例
 
フィールド 説明 広告レスポンスに含まれる 表示の要件
動画
(動画広告用)
動画広告の再生に必要なすべてのアセットを含む動画 VAST レスポンス。 含まれる 必須
広告バッジ ユニットが広告であることを明確に示す広告の帰属表示。 含まれる 必須
画像
(動画以外の広告用)
横向きアスペクト比(1.91:1)の大きなメイン画像。
注: 掲載結果が低下する可能性があるため、アプリ インストール広告ではスクエア アスペクト比(1:1)をおすすめしません。スクエア画像が必要な場合は「アプリアイコン」を代用することをおすすめします。
含まれる 推奨
画像
(動画広告用)
動画広告のクリック前または読み込み中に、プレーヤーに表示される画像(サムネイル)。動画のアスペクト比に一致する必要があります(例: アスペクト比が 16:9 の場合は 1280x720、4:3 の場合は 640x480)。 含まれる 必須
タイトル メインの見出しテキスト。最大長は 25 文字(全角 12 文字)です。 含まれる 必須
本文 予備の本文テキスト(例: アプリの説明)。最大長は 90 文字(全角 45 文字)です。 含まれる 推奨
アプリのアイコン アスペクト比 1:1(正方形)の小さなアプリストア画像。 含まれる 必須
星評価 ストアにおけるアプリの評価平均を 0~5 で表したもの。 含まれない 推奨
行動を促すフレーズ ユーザーの行動を促すボタンまたはテキスト項目(例:「インストール」)。最大長は 15 文字(全角 7 文字)です。 含まれる 必須
 

標準のネイティブ広告フォーマットのメタ変数

標準のネイティブ広告フォーマットには下記のメタ変数も含まれます。この変数は、ユーザーを適切なリンク先に誘導し、クリックやインプレッションをトラッキングするためにバックグラウンドで機能します。

メタ変数 説明
リンク先 URL ユーザーが広告をクリックしたときにアクセスする URL(ディープリンクのクリック アクション URL がユーザーのデバイスでサポートされていないか、この URL がない場合)。
ディープリンクのクリック アクション URL ユーザーが広告をクリックしたときにアクセスする URL(URL がユーザーのデバイスのアプリケーションでサポートされている場合)。たとえば、ユーザーが広告をクリックして別のアプリ(ディープリンクのクリック アクション URL)に移動するという状況が挙げられます。
第三者インプレッション トラッカー 広告が表示された場合に広告主がインプレッションをトラッキングできるようにするための URL。この URL では、画像や HTML コードを呼び出すことができます。
第三者クリック トラッカー 広告主が広告のクリックをトラッキングするための URL。この URL では、画像または HTML コードを呼び出すことができます。

入札に必要なアセット

入札レスポンスにフォーマットで最低限必要なアセットが含まれていない場合、ディスプレイ&ビデオ 360 ではそのクリエイティブに対して入札は行われません。つまり、ネイティブ広告は、次のアセットの組み合わせの 1 つ以上を使用しているサイト運営者(パブリッシャー)やエクスチェンジでのみ掲載されます。

詳しくは、アセットの組み合わせとプログラマティック保証型取引のアセットの最小要件をご覧ください。

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