動画ソリューションのレポート指標について

一部の指標は特定の機能でのみ使用でき、ネットワークによっては有効になっていない場合があります。詳しくは、利用可能な機能の一覧表をご覧いただくか、アカウント マネージャーにお問い合わせください。

動画ソリューションのレポートを作成する際は、選択したレポートタイプと動画ディメンションに応じて、以下の指標を使用できます。VAST エラー動画コンテンツに関する追加の指標もあります。

動画指標のタイプ

数量指標のタイプ
数量指標を表します。各イベントの合計回数です。
計算指標のタイプ
計算指標を表します。数量指標を基に、それぞれ記載の計算式で算出されます。

動画視聴の指標

指標 指標のタイプ
自動再生
動画広告が自動再生された回数。プレーヤーで自動再生に関する指標を実装するには、SDK を使って autoPlayAdBreaks パラメータを設定します。
数量指標のタイプ

平均再生率
ユーザーが動画で視聴した部分の平均割合(%)。

計算式: (0.125 × 動画の開始回数 + 0.25 × 動画の 25% 再生回数 + 0.25 × 動画の 50% 再生回数 + 0.25 × 動画の 75% 再生回数 + 0.125 × 動画再生完了回数) ÷ 動画の開始回数


2 人のユーザーが動画を視聴したとします。1 人のユーザーが動画を最後まで視聴した場合、動画の開始 1 回、25% 再生 1 回、50% 再生 1 回、75% 再生 1 回、再生完了 1 回がカウントされます。もう 1 人のユーザーは、動画の 25% まで再生したものの、50% までは再生しませんでした。この場合、平均再生率は 0.6875((1 + 0.375) ÷ 2 回開始)となります。

計算指標のタイプ

平均再生時間
1 回の動画再生の平均時間(秒)*。

計算式: 平均再生時間 = 合計動画再生時間 ÷ 動画の開始回数


20 秒の動画を 1 人のユーザーが 20 秒間視聴し、別のユーザーが 10 秒間視聴しました。この場合、平均再生時間は 15 秒となります(計 30 秒 ÷ 2 回開始)。

*ユーザーがシークバー(動画タイムライン)をドラッグして前に戻った場合や動画を完全に停止した場合は、その時点で動画再生時間の計測が停止します。

計算指標のタイプ
Click-to-Play
動画広告がクリックされて再生された回数。これは動画広告のデフォルトの動作です。
数量指標のタイプ
完全再生
動画が最後まで再生された回数。
数量指標のタイプ

完全再生率
動画が最後まで再生された割合(%)。

計算式: 完全再生率 = 動画再生完了回数 ÷ 動画の開始回数


1 人のユーザーが 20 秒の動画を 20 秒間視聴し、別のユーザーが 10 秒間のみ視聴しました。この場合、完全再生率は 50% となります(1 回完了 ÷ 2 回開始)。

計算指標のタイプ
エンゲージ ビュー
広告が最後まで再生された回数。VAST 3 または 4 では、広告が最後まで再生されるか、ネットワーク設定で定義された「スキップ可能な動画の表示時間」まで再生されると、最後まで再生されたと見なされます。
数量指標のタイプ
25%
動画が全体の 25% まで再生された回数。これはインストリーム動画にのみ適用されます。
数量指標のタイプ
ミッドポイント
動画が中間まで再生された回数。
数量指標のタイプ
スキップボタン表示
スキップボタンが表示された回数(スキップボタンは、スキップ可能な広告が開始してから 5 秒後に表示されます)。
数量指標のタイプ
開始
動画が開始された回数。
数量指標のタイプ
75%
動画が全体の 75% まで再生された回数。これはインストリーム動画にのみ適用されます。
数量指標のタイプ
合計エラー数
VAST リダイレクト エラー、動画再生エラー、無効な応答エラーなどのエラーが発生した回数。ダイナミック アロケーション(Ad Exchange と AdSense)のインプレッションでのエラーも含まれます。
数量指標のタイプ

合計エラー率
インプレッションあたりのエラーの平均割合(%)。

計算式: 合計エラー率 = 合計エラー数 ÷ (合計エラー数 + 合計インプレッション数)


動画の再生時間が適切に設定されておらず、インプレッションが発生するたびにプレーヤーでそのエラーが報告された場合、合計エラー率は 100% となります。

計算指標のタイプ

動画の長さ
動画クリエイティブの再生時間(アド マネージャーでホストされる場合)。

広告主がホストするプログラマティック保証型取引または優先取引のプログラマティック動画クリエイティブについてのみ確認できます。この指標では、対応する広告申込情報で設定された [最大再生時間(秒)] の値がレポートに記録されます。

数量指標のタイプ

ビュースルー率
広告が再生された回数の割合(%)。

計算式: ビュースルー率 = エンゲージ ビュー ÷ ネットワーク設定で定義された「スキップ可能な動画のスキップ時間」にユーザーが到達した回数


1 人のユーザーが 20 秒の動画を 20 秒間視聴し、別のユーザーが 10 秒間のみ視聴した場合、ビュースルー率は 50% となります(エンゲージ ビュー 1 回 ÷ 2 回スキップ表示)。

計算指標のタイプ

動画視聴に関する一部の指標については、モバイル ネットワークの接続に起因する ping の損失などの発生により、追跡データが多少異なることがあります。データの精度を最大限に高めるために、IMA SDK を使用していることと、プレーヤーの状態関数(onEnded() など)を正しく実装していることをご確認ください。

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動画操作に関する指標

これらの指標を使用できるのは、高度な動画機能にアクセスできるパブリッシャーのみです。

指標 指標のタイプ

平均操作率
ユーザーが動画を操作した平均回数。操作としては、クリックして展開、折りたたみ、全画面表示、ミュート、一時停止、再開、巻き戻し、スキップ、ミュート解除があります。

計算式: 平均操作率 = 動画操作の合計数 ÷ 動画の開始回数の合計


ある動画に対し、1 人のユーザーはミュートの解除のみを行い(1 回の操作)、別のユーザーはミュートを解除し、クリックして全画面表示しました(2 回の操作)。この場合、平均操作率は 150% となります(3 回操作 ÷ 2 回開始)。

計算指標のタイプ
折りたたみ
ユーザーが動画を元のサイズまたは別のサイズへと折りたたんだ回数。オーバーレイの場合は、ユーザーがプレーヤーから広告全体を削除するのではなく広告を最小化した回数が記録されます。
数量指標のタイプ

エキスパンド
エキスパンド広告がエキスパンドの状態で表示された、インプレッションごとの平均時間(秒)*。

数式: エキスパンド = 合計エキスパンド時間 ÷ 合計インプレッション数


1 人のユーザーがエキスパンド広告をエキスパンドの状態で 10 秒間表示し、別のユーザーが 20 秒間表示しました。この場合、エキスパンドは 15 秒となります(計 30 秒 ÷ 2 インプレッション)。

*エキスパンド時間が数分を超える場合は上限が適用されます。ユーザーがエキスパンド広告を開いたまま、広告を折りたたんだりブラウザを閉じたりせずに放置していると、エキスパンド時間が長くなります。こうしたケースによってレポートの平均表示時間の計算結果がゆがまないように、上限ルールが設けられています。広告のエキスパンドはインプレッションごとに 1 回のみカウントされますが、広告がエキスパンドされていた時間は合計エキスパンド時間として記録されます。

計算指標のタイプ
フルスクリーン
広告クリップがフルスクリーン モードで再生された回数。Windows Media Player のみがイベントの対象となります。
数量指標のタイプ
ミュート
動画広告の再生中に動画プレーヤーがミュート状態になっていた回数です。広告の再生前からプレーヤーがミュートの状態になっていた場合も、広告の再生中にユーザーがプレーヤーをミュートした場合と同様にカウントされます。
数量指標のタイプ
一時停止
ユーザーが動画広告を一時停止した回数。
数量指標のタイプ
再開
ユーザーが動画の一時停止を解除した回数。
数量指標のタイプ
巻き戻し
ユーザーが動画を巻き戻した回数。
数量指標のタイプ
スキップ
広告がスキップされた回数。
数量指標のタイプ
ミュート解除
ユーザーが動画のミュートを解除した回数。
数量指標のタイプ

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レポートに関する問題については、Google の IMA SDK を使用した動画広告の場合にのみサポートが提供されます。

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