広告申込情報

仮想 CPM

仮想 CPM の見積もり、設定、レポート作成の方法を確認する

仮想 CPM(インプレッション単価)は、Google アド マネージャーでキャンペーンの価値が適切に見積もられるように、計算の基準として指定する金額です。[仮想 CPM] に入力した値は、次の 2 つの目的に使用されます。

  1. 配信されたインプレッションに対する収益の計算に使用されます。
  2. 空き枠の広告申込情報に仮想 CPM が定義されている場合は、ダイナミック アロケーション優先交渉権による競合の際、「レート」値の代わりに仮想 CPM が使用されます。
統一価格設定ルールによる仮想 CPM

仮想 CPM が設定されている場合、アド マネージャーでは統一価格ルールが適用されるため、レートの代わりにこの値が使用されます。

CPM 値を見積もる

仮想 CPM に指定する金額を見積もる際は、次の式を使用します。

 

仮想 CPM =

ご指定の広告申込情報に関連付けられた
   広告タグで獲得した合計収益        _______________________

ご指定の広告申込情報にアド マネージャーから
送られたインプレッションの合計回数

 

x 1000

 

ヒント

  • 合計収益には、広告ネットワークから受け取った最新の掲載結果レポートの値を使用します。
  • アド マネージャーから配信されたインプレッションの合計数を確認するには、広告ネットワークの掲載結果レポートと同じ期間で広告申込情報のレポートを作成してください。

仮想 CPM 値を設定する

非保証型の広告申込情報に仮想 CPM を設定するには:

  1. Google アド マネージャーにログインします。
  2. [配信]、[オーダー] をクリックします。
  3. 編集する広告申込情報を含むオーダーをクリックします。
  4. 編集する広告申込情報をクリックします。
  5. [設定] をクリックします。
  6. [配信設定] の [レート] 欄の横に仮想 CPM の金額を入力します。
  7. [保存] をクリックします。

仮想 CPM を頻繁に更新するメリット

Google アド マネージャーでは、仮想 CPM の予測レートに基づいて最高額の入札者が選ばれます。仮想 CPM が古い場合、ネットワークが不適切なレートで競合し、広告収益を最大化できない可能性があります。

収益を向上させるためには、仮想 CPM レートを少なくとも月に 1 回更新してください。

カレンダーに通知を追加して、仮想 CPM を更新するようにしましょう。

: AdSense または Ad Exchange の広告申込情報と、ネットワーク、バルク、価格優先の広告申込情報との競合

ネットワークで AdSense または Ad Exchange が有効になっている場合、広告サーバーでバルク、ネットワーク、または価格優先の広告申込情報が配信候補として選択されると、候補の広告申込情報の「レート」と、AdSense または Ad Exchange の広告の価格が比較されます。

AdSense または Ad Exchange の広告申込情報の CPM が、バルク、ネットワーク、または価格優先の広告申込情報の CPM よりも高い場合は、AdSense または Ad Exchange の広告申込情報が配信されます。

上記の例では、ネットワーク、バルク、または価格優先の広告申込情報の仮想 CPM を設定して、Ad Exchange と AdSense の広告との競合で「レート」値の代わりにその仮想 CPM を使用できます。

仮想 CPM レポートを作成する

仮想 CPM レポートを作成するには、アド マネージャー レポートの [平均 eCPM] 指標を使用します。

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