GDPR の概要とガイダンス

パーソナライズされていない広告のリクエストをサードパーティの RTB 購入者に送る

2021 年 10 月 21 日より、非パーソナライズド広告(NPA)および制限付きデータ処理の広告の入札リクエストが、第三者の RTB 入札者に送信されるようになります。

このヘルプセンターは定期的に最新情報に更新されます。

この記事に記載の情報は認定バイヤーおよび Open Bidding のみに関するものです。

非パーソナライズド広告とは、ユーザーの過去の行動に基づいていない広告です。こういった広告のターゲティングはコンテキスト情報によって行われ、たとえばおおまかな地域ターゲティング、現在のサイトまたはアプリの内容などが反映されます。インタレスト ベースのオーディエンス ターゲティング(年齢や性別によるターゲティングなど)は一切許可されません。

Google アド マネージャーには、ユーザーの意思を尊重し、現地の規制を遵守するために役立つツールが用意されています。

  • IAB TCF v2.2: TC 文字列に、ユーザーが同意を与えた広告パートナーについての情報が含まれています。TFC v2.2 と非パーソナライズド広告について
  • 欧州の規制: EEA、英国、およびスイスからの広告リクエストに対して非パーソナライズド広告を表示するには、広告リクエストをパーソナライズ不可のリクエストとしてタグ付けするか、[プライバシーとメッセージ] の欧州の規制の設定で、ご利用のアカウントで表示する広告の種類を [非パーソナライズド広告] に切り替えます。[プライバシーとメッセージ] 次に [欧州の規制] 次に [設定] をクリックして、設定を開きます。有効な TC 文字列が検出されると、Google はその広告リクエストをパブリッシャー様による IAB TCF v2.2 の組み込みに記載のとおりに処理します。
  • 米国の州の規制: 広告リクエストに対するデータ処理を制限するには、広告リクエストを制限付きデータ処理の対象としてタグ付けするか、[プライバシーとメッセージ] の米国の州の規制の設定で、ご利用のアカウントでのデータ処理の設定を [データ処理を制限する] に切り替えます。[プライバシーとメッセージ] 次に [米国の州の規制] 次に [設定] をクリックして、設定を開きます。

有効な TC 文字列が検出されなかった場合、非パーソナライズド広告のリクエストの扱いは、地域によって異なります。

  • EEA、英国、スイス、該当する米国の州: [プライバシーとメッセージ] の欧州の規制の設定と米国の州の規制の設定で、該当地域のパーソナライズ不可または制限付きデータ処理の対象の広告リクエストを受け取るパートナーを指定できます。パーソナライズド広告を許可している場合、非パーソナライズド広告とパーソナライズド広告の両方にこの設定が適用されます。
  • ブラジル: ブラジルからの広告リクエストの場合、入札リクエストはすべて、LGPD 関連の広告技術プロバイダに含まれる入札者に送られます。
  • 他の地域: 上記以外の地域からの非パーソナライズド広告のリクエストは、すべての入札者に送られます(ただし他の保護措置が適用されることもあります)。

サードパーティの RTB 入札者に送られる非パーソナライズド広告のリクエストは、適切なプライバシー シグナルによってラベル付けされます。また、非パーソナライズド広告の入札リクエストからは、ユーザー識別子(google_user_idhosted_match_data、デバイスの広告 ID 全般、session_id など)が削除されます。非パーソナライズド広告の入札リクエストでは、ユーザー エージェント情報は一般化され、短縮された IP アドレスは削除されます。非パーソナライズド広告の入札リクエストについて

例外

  • 子供向け取り扱いの対象となる広告のリクエストは、サードパーティの RTB 入札者に送ることができません。例: childDirectedTreatmentunderAgeOfConsent がタグ付けされた広告リクエスト

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