ステップ 1: キーを取得する
(可能な場合はパスワードをスキップして)セキュリティ キーのみでログインするには、パスキーを作成する必要があります。パスキーを作成するには、セキュリティ キーが FIDO2 プロトコルをサポートしている必要があります。
2023 年 5 月より前に Google アカウントに追加した FIDO2 対応のハードウェア セキュリティ キーでパスキーを作成するには、まずアカウントからそのセキュリティ キーを削除する必要があります。削除すると、そのセキュリティ キーでパスキーを作成できるようになります。
ヒント: FIDO1 または FIDO2 のセキュリティ キーは、2 段階認証プロセスの 2 つ目の手順として使用できます。
ステップ 2: アカウントにキーを追加する
最新バージョンのブラウザまたは OS を使用していることをご確認ください。Android 8.0 以前のデバイスでは、新しく登録したキーは機能しなくなりました。
- Chrome などの互換性のあるブラウザを開きます。
- セキュリティ キーを登録します。ログインが必要となる場合があります。
ステップ 3: キーを使ってログインする
重要: セキュリティ キーでパスキーを作成すると、パスキーによってデバイスの所有者であることが確認できるため、2 つ目の認証手順を行う必要がなくなります。パスワードを常に使用したい場合は、アカウント設定でこのデフォルト設定を変更できます。
セキュリティ キーにより、2 段階認証プロセスの 2 つ目の手順のセキュリティを強化することができます。他の 2 つ目の手順を設定している方は、可能であればセキュリティ キーを使用してログインしてください。セキュリティ キーがお使いのデバイスやブラウザに対応していない場合は、代わりにコードや Google からのメッセージを使用してログインする方法が表示されることがあります。
[このセキュリティ キーを使用してログインするには、Google アカウントにキーを登録する必要があります] というエラーが表示された場合:
- 別のアカウントでもう一度ログインを試します。
- Google Play 開発者サービスを更新します。
- 問題のアカウントを追加するには、もう一度ログインをお試しください。
- Android スマートフォンやタブレットで、Google アプリや Chrome などの対応ブラウザを開きます。
- ログインしていない場合は、Google アカウントにログインします。
- アカウントでセキュリティ キーが使用されているかどうかが、デバイスで検出されます。手順に沿って、キーを使用してログインします。
NFC に関する問題を解決する
以下を行います。
- デバイスで NFC をオンにする
- アカウントにキーを追加する
- ケースやステッカーなど、NFC 信号をブロックしている可能性があるものをすべて取り外す
- デバイスを更新して、最新バージョンの Google Play 開発者サービスにアップデートする
- デバイスを再起動してみる
- NFC をオフにしてからもう一度オンにしてみる
Google Play 開発者サービスのエラー
- Android デバイスで、セキュリティ キーを使用していないアカウントにログインします。
- Google Play 開発者サービスの更新が自動的に開始されます。
- デバイスがインターネットに接続されていることを確認します。
- セキュリティ キーを使用するアカウントで Android デバイスにログインし直します。
- 手順に沿って、キーと近距離無線通信(NFC)を使用してログインします。
- Chrome などの対応ブラウザを開きます。
- Google アカウントにログインします。アカウントでセキュリティ キーが使用されているかどうかが、デバイスで検出されます。
- デバイスの USB ポートにキーを接続します。
- USB アダプターが必要になる場合があります。
- 「Google Play 開発者サービス」のメッセージが表示されたら、[OK] をタップします。表示されない場合は、ステップ 5 に進みます。
- 次のいずれかの手順で、キーをオンにします。
- キーに金色の円盤状の部分がある場合は、その部分をタップします。
- キーに金色の先端部分がある場合は、その部分をタップして押します。
- キーにボタンがある場合は、ボタンを押します。
- キーにこれらの部分がない場合は、取り外してから挿入し直す必要があります。このタイプのキーは、使用後に無効になります。
セキュリティ キーを整理する
セキュリティ キーは 2 段階認証プロセスの設定で管理できます。ここには、追加したキーが新しい順に一覧表示されます。キーの名前、追加日、最終使用日などの詳細も表示されます。カスタム名を指定しない場合、キー名はデフォルトで「セキュリティ キー」になります。
各セキュリティ キーについて、キー名の編集やキーの削除もできます。
セキュリティ キーの名前を変更する各セキュリティ キーの横にある鉛筆アイコン をクリックして名前を編集します。複数のセキュリティ キーがある場合は、カスタム名を指定すると区別しやすくなります。
セキュリティ キーの横にあるゴミ箱アイコン をクリックしてセキュリティ キーを削除します。キーを削除すると、Google アカウントとの接続が解除されます。セキュリティ キーを削除する際は、確認が求められます。Google アカウントへの再ログインが必要になることもあります。
セキュリティ キーを使用できない場合は、2 段階認証プロセスを使用するためのセキュリティ コードを生成できます。
- アカウントにログインしているデバイスで、g.co/sc にアクセスします。
- 画面上の指示に沿って操作します。
一部のセキュリティ キーでは追加の認証(PIN など)が必要です。
複数回の PIN の誤入力が原因でセキュリティ キーがロックされ、リセットが必要な場合:
- パソコンで Chrome を開きます。
- 画面右上のその他アイコン をクリックします。
- [設定] [プライバシーとセキュリティ] [セキュリティ] [セキュリティ キーの管理] [セキュリティ キーのリセット] をクリックします。
- 画面上の手順に沿って操作します。
ヒント: Chrome を使用して、ロックされたセキュリティ キーをリセットできます。chrome://settings/securityKeys にアクセスします。
セキュリティ キーを紛失した場合でも、アカウントへのアクセスを復元して保護できます。利用している 2 段階認証プロセスの種類に応じて、以下の手順を行ってください。
他の 2 つ目の手順を設定してある場合
- パスキーまたはパスワードと他の 2 つ目の手順で Google アカウントにログインします。
- 手順に沿って、紛失したキーをアカウントから削除します。
- 新しいセキュリティ キーを入手します。
- 予備のキーを入手して、安全な場所に保管しておくこともできます。
- アカウントに新しいキーを追加します。
他の 2 つ目の手順を設定していない場合、またはパスワードを忘れた場合
重要: 2 段階認証プロセスでは、アカウントの所有者であることを証明するための追加手順が必要です。セキュリティ強化のため、ログインしようとしているユーザーの本人確認を Google が行うまでに最長で 3~5 営業日かかることがあります。
- こちらの手順に沿ってアカウントを復元します。アカウントがご自身のものであることを確認するための質問が表示されます。
- 次の情報を入力していただく場合があります。
- Google の担当者が連絡できるメールアドレスまたは電話番号。
- メールアドレスまたは電話番号に送信されたコード。このコードを入力することで、そのメールアドレスや電話番号を使用できることが確認できます。