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同期されるアイテム

Google Workspace Sync for Microsoft Outlook

Google Workspace Sync for Microsoft Outlook(GWSMO)を使用すると、Google アカウントと Microsoft Outlook の間でメール、カレンダー、連絡先のデータが定期的に同期されます。

ただし、データの種類によっては同期されないものがあります。また、GWSMO を使用する場合は Outlook の一部の機能に動作の違いがみられるほか、Gmail などの一部の Google Workspace サービスでデータの表示形式が少々異なる場合があります。

同期の頻度

GWSMO では、ユーザーが Outlook を起動したとき、および以下のスケジュールでデータが同期されます。

  • メール - 1 分ごと
  • カレンダー - 10 分ごと、あるいは会議の招待状を作成または受信した直後
  • 連絡先 - 20 分ごと
  • グローバル アドレス一覧 - 24 時間ごと
  • メモ - 60 分ごと、あるいはメモを作成または変更した直後
  • タスク - 2 時間ごと

同期されるデータ

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メール
古い Outlook プロファイルのメールデータ Outlook 内の Google Workspace プロファイルへの読み込み Outlook での GWSMO との使用 Google Workspace との同期
メール  
メールの状態(既読、未読)  
削除済みのアイテム 読み込みは任意です。
フォルダとサブフォルダ Outlook のフォルダは、Gmail ではラベルとして扱われます。サブフォルダは、Gmail ではネストされたラベルとして表示されます。
受信トレイの下のサブフォルダ(他のシステム フォルダも含む) Gmail では、[受信トレイ]、[送信済みメール]、その他のシステムラベルの下にはラベルがネストされません。代わりに、ラベルは受信トレイ/<フォルダ名> の形式で表示されます。
迷惑メール 読み込みは任意です。迷惑メールは Gmail では [迷惑メール] のラベルが付きます。
下書き    
添付ファイル 25 MB を超える添付ファイルは Gmail と同期されません。
実行可能ファイルの添付       Gmail では許可されていません。
メールボックス フォルダの投稿    
重要度レベル  
メールのフラグ フラグは Gmail では「スター」として扱われます。
フォローアップの日付とアラーム(フラグとともに使用)     Gmail への読み込みまたは Gmail との同期は行われませんが、Outlook で読み込み後に使用できます。
返信または転送したメールを示す矢印アイコン   Outlook では返信または転送したメールに表示されますが、Gmail またはその他の Outlook クライアントとは同期されません。
ルール     読み込みまたは同期は行われませんが、Outlook で再作成できます。また、同等の機能を持ち、両方のインターフェースで適用されるフィルタを Gmail で作成できます。
署名     読み込みまたは同期は行われませんが、Outlook と Gmail で再作成できます。
POP メール   メインの受信トレイ内の POP メール プロトコル メッセージは、古いプロファイルから読み込まれ、Gmail と同期されます(この動作は望ましくない場合もあります)。読み込み後に受信した POP メッセージは同期されません。
POP または IMAP アカウント     アカウント設定は読み込まれませんが、Google Workspace プロファイルでアカウントを再作成できます。
カテゴリの定義   Gmail ではカテゴリを使用できません。
カテゴリの割り当て     G Suite プロファイルには読み込まれませんが、Outlook で読み込み後、メールをカテゴリに分類できます。
S/MIME 送信       GWSMO では S/MIME 送信を使用できません。

関連トピック

カレンダー
古い Outlook プロファイルのカレンダー データ Outlook 内の Google Workspace プロファイルへの読み込み Outlook での GWSMO との使用 Google Workspace との同期
デフォルトのカレンダー 予定、説明、出席者、場所の情報が含まれます。
カレンダー内に所有している他のカレンダー Outlook のカレンダー フォルダ内、またはカレンダーのサブフォルダ内に置かれている必要があります。
カレンダー以外の場所で所有している他のカレンダー     Outlook のカレンダー フォルダにないカレンダーは同期されません。
Google Workspace ユーザーの空き時間情報  
Google Workspace を使用していないユーザーの空き時間情報 管理者が Google カレンダー サービスを有効にする必要があります。
[仮承諾] や [外出中] のステータス   Outlook で使用できますが、Google カレンダーまたは他の Outlook ユーザーにはどちらのステータスも [予定あり] と表示されます。
カレンダーの添付ファイル  

Outlook で使用できますが、Outlook の予定表の予定で追加された添付ファイルは他のユーザーのカレンダーには同期されません。Google カレンダーで予定を確認すると、添付ファイルが削除されたことを示すメッセージが招待状に表示されます。

カテゴリの定義   Google カレンダーではカテゴリを使用できません。
カテゴリの割り当て    
任意出席者  
予定の説明内のリッチ コンテンツ(画像、リンク、表、太字、斜体) Outlook の予定表では説明にリッチ コンテンツを追加できますが、書式設定は他のユーザーのカレンダーに表示されない可能性があります。Outlook 2016 を使用している場合、書式設定を同期させるには予定を RTF 形式で保存してください。詳細
予定の通知  
予定表のリソース Outlook のアドレス帳を使用して追加した予定表のリソースは Google Workspace と同期されません。詳しくは、Outlook のアドレス帳を使用して追加した予定表のリソースが同期されないをご覧ください。

関連トピック

個人の連絡先
古い Outlook プロファイルの個人の連絡先データ Outlook 内の Google Workspace プロファイルへの読み込み Outlook での GWSMO との使用 Google Workspace との同期
連絡先内の個人の連絡先 すべての項目(ファイル形式、画像、メモなど)が含まれます。
連絡先内にない個人の連絡先     連絡先を同期するには、その連絡先が Outlook の連絡先フォルダ内、または連絡先のサブフォルダ内に存在する必要があります。
複数の連絡先フォルダ Outlook の連絡先フォルダは Google Workspace と同期されません。代わりに、すべての連絡先が Google コンタクトに表示されます。Google コンタクト内のラベルを使用して、連絡先を整理することができます。
メモのリッチテキスト書式設定   Google アカウントから連絡先を更新しない場合にのみ、Outlook のリッチテキスト書式設定が維持されます。
個人の配布リストまたはメーリング リスト Outlook のメーリング リストは Google Workspace と同期されません。Google グループを作成することで、Gmail からリストにメールを送信できます。
16 KB を超えるメモ   Google Workspace では切り捨てられますが、Outlook では全文が維持されます。
フォローアップ フラグ、日付、アラーム   Google コンタクトではフラグを使用できません。
カテゴリの定義   Google コンタクトではカテゴリを使用できません。
カテゴリの割り当て   Google コンタクトではカテゴリを使用できません。
ユーザー定義の連絡先のフィールド    
添付ファイル   Google コンタクトでは添付ファイルを使用できません。

「添付ファイルを同期できませんでした」というメッセージが連絡先の [メモ] 欄に追加されます。Outlook では添付ファイルを引き続き使用できます。

関連トピック

グローバルな連絡先

ドメインで管理者がディレクトリを有効にしている場合、Outlook でディレクトリを使用できます。詳しくは、ディレクトリの設定と管理をご覧ください。

グローバルな連絡先のデータと機能 Outlook 内の Google Workspace プロファイルへの読み込み Outlook での GWSMO との使用 Google Workspace との同期
ドメインの連絡先(個人アドレスとグループ アドレス)  
ドメイン外の連絡先 グローバル ディレクトリに追加されます。
オートコンプリート メールを送信したことがあるユーザー、グループ、リソース アドレスに対して有効です。
各ユーザーのリッチ フィールド データ

Outlook では、Google Workspace ディレクトリの連絡先に割り当てられたフィールドに一致する属性が表示されます。

カスタム属性は表示されません。

グローバル アドレス一覧(GAL)上の送信者または受信者情報       Outlook のメールにあるメールアドレスにカーソルを合わせても、送信者または受信者の GAL 上の情報は表示されません。
名前の確認(GAL 上のエイリアス)       GAL ではメール エイリアスが同期されないため、Outlook の [名前の確認] 機能でエイリアスを見つけることはできません。

Outlook で GWSMO を使用している場合は、Outlook からグループ メンバーのリストを確認できません。

メモ
古い Outlook プロファイルの Outlook メモ Outlook 内の Google Workspace プロファイルへの読み込み Outlook での GWSMO との使用 Google ドキュメントとの同期
メモ(最上位のメモフォルダ内) Outlook のメモは、プレーン テキスト ファイルに同期され、Google ドキュメントに保存されます。
メモ(サブフォルダ内) Outlook の [メモ] のサブフォルダは、Google ドキュメントのフォルダに同期されます。
カテゴリの割り当て   Google ドキュメントではカテゴリを使用できません。

関連トピック

Outlook のメモと同期する

ToDo リスト
古い Outlook プロファイルの Outlook のタスク Outlook 内の Google Workspace プロファイルへの読み込み Outlook での GWSMO との使用 Google ToDo リストとの同期
タスク  
タスクのメモ  
期限  
進捗状況に完了のマークが付いたタスク Outlook でタスクに完了のマークを付けると、Google ToDo リストにも反映されます。ただし、ToDo リストでタスクに完了のマークを付けても、Outlook には反映されません。
完了以外のタスク進捗状況(進行中または延期)   Google ToDo リストでは使用できません。
アラーム   Google ToDo リストでは使用できません。
開始日   Google ToDo リストでは使用できません。
カテゴリの割り当て   Google ToDo リストでは使用できません。
タスクの最上位フォルダ   Google ToDo リストでは別の ToDo リストとして表示されます。
タスクのサブフォルダ   Google ToDo リストには最上位の ToDo リストのみが保持されます。Outlook サブフォルダ内のタスクは、Google の ToDo リスト内の親リストに同期されます。

関連トピック

Outlook の仕事を使用してリストを管理する

履歴
古い Outlook プロファイルの Outlook の履歴 Outlook 内の Google Workspace プロファイルへの読み込み Outlook での GWSMO との使用 Google ドキュメントとの同期
履歴    


Google、Google Workspace、および関連するマークとロゴは、Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名は、関連各社の商標または登録商標です。

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