ルール テストを迅速に行うための推奨事項

ルールのテストにかかる時間を短縮する

Gmail 管理者は、組織の迷惑メールやメール コンテンツ、メールの添付ファイルを管理するためのルールを作成します。G Suite のサービスや機能を追加する際、あるいは Gmail のセキュリティを設定する際に新しいルールが必要になる場合があります。

ルールを作成する際には組織内で正しく機能するようにルールを何度か調整してテストを行う必要があるため、新しいルールが組織全体に適用されるまでに最長で 24 時間ほどかかることもあります。

テスト環境では、一部のユーザーのみで新しいルールを試用してみることをおすすめします。小規模なテスト環境では、組織全体を対象とするよりも迅速にルールをテストできます。その後、テスト環境でのルールの確認が完了してから組織全体に適用します。

新しいルールや変更したルールのテストに必要な時間を最短にするには、次のガイドラインを参照してください。

ルール テスト環境に関する推奨事項

ユーザー数の少ないテスト環境を作成する。 小規模なテスト環境では、ルールをすばやく更新してメールの送受信に及ぼす影響を確認できます。ルールを適用する環境の規模は、ルールを適用するまでにかかる時間に直接影響します。詳細については、ルールの更新にかかる時間に影響を与える要素をご覧ください。

次のいずれかのテスト環境でテストを行います。

  • セカンダリ テスト ドメイン(推奨): ユーザー数 2~50 人の予備のテスト ドメインを作成します。こうしたドメインを使うと、ルールを作成する際に柔軟性を確保できます。テストでは、新しいルールがドメイン全体に及ぼす影響を確認できます。このドメインのいずれかの管理テスト ルールに特権管理者権限を割り当てると、制限のないテストを実行できます。
  • 組織部門をテストする: ユーザー数 2~24 人のテスト用組織部門を作成します。親組織部門がテストに与える影響についてご確認ください。

テスト ドメインはプライマリ ドメインと同様に設定する。セカンダリ テスト ドメインを使用する場合は、プライマリ ドメインと同じ設定を用いて、ルールがプライマリ ドメインと同様に処理されるようにします。

テスト環境から不要なルールを削除する。 テストするルールのみをテスト環境に追加します。この環境で以前にルールをテストした場合は、古いルールを削除します。

組織の規模および組織の構造がルールの更新にかかる時間に与える影響
ルールを適用する組織部門またはドメインの規模は、ルールが更新されるまでにかかる時間に直接影響します。
大規模な組織部門あるいは子組織部門が多い組織部門に対するルールは、小規模な組織部門に対するルールよりも更新に時間を要します。
組織部門に対するルールは、その子組織部門にも適用されます。多くのルールが設定された組織部門の子組織部門にテストを行う場合(ルート組織部門などの場合)は、次のような影響があります。
  • テストを行う組織部門に親組織部門のルールが適用されるため、テストに時間を要します。ルールが増えると、テスト時間が長くなります。
  • 子組織部門は親組織部門からルールを継承するため、テスト中に問題が発生したルールを絞り込み、特定するのは困難です。

次の理由により、グループでのルール テストは行わないようおすすめします。

  • ルールの更新にかかる時間は、グループ サイズ(メンバー数)に応じて変動します。グループの規模を判別し、グループに対するルールの更新にかかる時間を予測することは、困難になる場合があります。
  • 階層の深いグループに対してルールのテストを行い、問題を特定するのはより複雑です。

ルールの作成とテストに関する推奨事項

実際のデータでルールのテストを行う。 組織で通常使用するメールの添付ファイルおよびコンテンツ(安全なコンテンツを使用)をテストします。

長い文字列を使った式や長いリストは使用しない。 1,000 文字を超える式や 1,000 個以上の要素を持つリストは使用しないでください。長い式は、短い式よりも反映されるまでに時間がかかります。トラブルシューティングが必要なエラーも、長い式では発生しやすくなります。

テスト環境にルールを適用する前に、ルールの構文を確認する。次のように、実際のデータを使用して、プライマリ ドメインにルールを適用した場合に得られる結果と同様の結果を取得します。

  • 管理コンソールの [設定を追加] でルールを作成または更新する際に、[表現をテスト] をクリックしてルールの構文が正しいことを確認してください。
  • ルールのトリガーとなる定義済みの分類を使用してデータをテストします(Cloud DLP デモが開きます)。

テストするルールのみをテスト環境に追加する。テストするルールのみをテスト環境で使用することをおすすめします。複数のルールおよびそれらのルールが適用される順序は、メールの処理に影響を及ぼします。詳細については、複数のルールがメールの処理に及ぼす影響をご覧ください。プライマリ ドメイン内の既存のルールがある場合に新たなルールがどのように作用するかテストする必要がある場合は、既存のルールが設定された組織部門の子であるテスト組織部門に新しいルールをコピーします。

グループベースのポリシーは使用しない。 グループベースのポリシーは、小規模なグループであっても有効になるまでに最長で 24 時間かかるため、[設定を追加] で新たなルールを追加する際に、[影響を受けるアカウントの種類] オプションの [グループ] のチェックを外します。

ルールのテストに使用するメールごとに一意のメール件名を使用する。 一意のメール件名を使用することで、テスト メッセージに適用されたルールを特定しやすくなります。[メールログ検索] を行うとメールの件名がリスト表示され、それぞれのメッセージ エントリではメッセージに適用されたルールを確認できます。

ルールを更新した場合は、ルール名を変更する。ルールを更新して複数回テストする必要がある場合は、テストのバージョンを示す一意のルール名を指定します。[メールログ検索] を行うと、名前からルールを確認できます。

ルールを確認するための推奨事項

テスト メッセージに適用されたルールを確認するには、[メールログ検索] を使用する。メールログ検索を使用すると、テスト メッセージおよび各メールに適用されたルールを確認できます。

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