Hangouts Meet の監査ログ

ビデオ会議に関するユーザー アクティビティを把握する
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管理者は、Hangouts Meet の監査ログで組織内のビデオ会議に関するアクティビティを確認できます。たとえば、ユーザーがいつ会議を開始したか、どこから会議に参加したか、誰が会議に参加したかを確認することが可能です。

ステップ 1: Meet の監査ログを開く

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールのホームページから、[レポート] にアクセスします。

    [レポート] が表示されていない場合は、画面下部の [その他の設定] をクリックします。

  3. 左側にある [監査] で、[Hangouts Meet] をクリックします。
  4. 右上にある列を選択アイコン 列を選択 をクリックし、ログに表示するデータを選択します。
    ログデータを確認、カスタマイズする方法については下記をご覧ください。

ステップ 2: Meet の監査ログデータを確認する

主な概念

監査ログで入手できるデータをよりよく理解するために、主要な概念を確認しましょう。

概念 説明
ネットワークの輻輳率

不十分または不安定な帯域幅(ジッターが高い、不安定であるなど)に起因するネットワークの制約によって、デバイスが高画質の動画を送信できなかった時間の割合。

ドメイン内のネットワーク回帰を検出するには、この指標を確認します。

ジッター

ビデオ会議中に Google サーバーとデバイス間で送受信されるパケットの遅延変動。

理想的なネットワークではパケットの到着間隔は一定ですが、実際のネットワークではさまざまな遅延が発生し、パケットの到着間隔は不規則になります。

ラウンドトリップ時間 パケットが Google サーバーに送信されてから応答が戻ってくるまでの時間の長さ。
ビットレート 送受信された音声または動画情報の量、単位はビット毎秒(bps)。
推定ダウンロードまたはアップロードの帯域幅 音声、動画、プレゼンテーション データの送受信に使用されるネットワーク帯域幅のおおよその量。
表示できるデータ

次の表は Meet の監査ログ、Meet アクティビティ ログ API、Meet 品質管理ツールを使用して確認できるデータを示しています。

: イベントの種類によって、含まれる項目が異なる場合があります。

アクティビティ情報

データの種類 ログ UI API 品質管理ツール 説明
日付 イベントが発生した日時(ブラウザのデフォルトのタイムゾーンで表示されます)
アクティビティ名   ビデオ会議に参加するなど、ログに記録される操作
アクティビティの説明   イベントの詳細

会議の情報

データの種類 ログ UI API 品質管理ツール 説明
会議 ID   会議の一意の ID。
会議コード 会議コード(「abc-hexp-tqy」など)。定期的な会議には同じ会議コードが付いています。
主催者のメールアドレス   会議の作成者のメールアドレス。
カレンダーの予定 ID   会議に関連付けられた Google カレンダーの予定の ID。

参加者情報

データの種類 ログ UI API 品質管理ツール 説明
identifier_type     参加者 ID の種類を示します。
参加者 ID  

参加者の一意の ID(メールアドレス、電話番号、デバイス ID など)。

匿名ユーザーと外部ユーザーのエントリは空になります。

組織外の参加者   参加者が組織のメンバーではないかどうかを示します。
参加者名 会議に表示される参加者名。
通話の評価(5 段階) 会議の終了時に参加者が付けた評価。

現在地情報

データの種類 ログ UI API 品質管理ツール 説明
IP アドレス   参加者の外部 IP アドレス。
市町村   参加者が参加した都市または地域。この情報は、参加者のデバイスの IP アドレスまたは電話番号から取得されます。
国名 参加者が参加した国。

セッション情報

データの種類 ログ UI API 品質管理ツール 説明
期間 参加者が会議に参加した時間(秒)。
サービスの種類 会議サービス(従来のバージョンのハングアウトまたは Meet)。
endpoint_id     現在の通話の一意のエンドポイント ID。会議をいったん退出して再度参加すると、2 つの異なるエンドポイント ID が生成されます。
クライアントの種類 参加者のデバイスタイプ。

ネットワーク統計情報

データの種類 ログ UI API 品質管理ツール 説明
転送プロトコル 使用されたネットワーク プロトコル。
推定ダウンロード帯域幅(kbps)   1 秒あたりに受信したデータの平均推定量(kb/秒)。
推定アップロード帯域幅(kbps)   1 秒あたりに送信したデータの平均推定量(kb/秒)。
ネットワークの輻輳率 送信帯域幅が制限された時間(%)。
ネットワークのラウンドトリップ時間の平均値(ミリ秒) 平均ネットワーク ラウンドトリップ時間(ミリ秒)。
ネットワークの送信ジッターの平均値(ミリ秒) 送信パケットの 90 パーセンタイル ネットワーク ジッター(ミリ秒)。
ネットワークの受信ジッターの平均値(ミリ秒) 受信パケットの平均ネットワーク ジッター(ミリ秒)。
ネットワークの受信ジッターの最大値(ミリ秒) 受信パケットの最大ネットワーク ジッター(ミリ秒)。

音声統計情報

データの種類 ログ UI API 品質管理ツール 説明
音声受信時間 参加者が音声を受信した時間(秒)。
音声の受信ビットレートの平均値(kbps) 受信した音声ストリームの平均ビットレート(kb/秒)。
音声受信パケットロス(平均値) 受信した音声ストリームの平均パケットロス(%)。
音声受信パケットロス(最大値) 受信した音声ストリームの最大パケットロス(%)。
入力信号     マイクが受信する音声レベル。
  • なし - マイクが音声信号を受信していないか、検出できない。
  • 低 - 参加者が沈黙しているかデバイスから遠く離れているため、あるいはマイクのゲイン設定が低すぎるため、マイクが受信する音声信号が弱い。
  • 適正 - マイクの音量が許容範囲内である。
音声送信時間 参加者が音声を送信した時間(秒)。
音声の送信ビットレートの平均値(kbps) 送信した音声ストリームの平均ビットレート(kb/秒)。
音声送信パケットロス(平均値) 送信した音声ストリームの平均パケットロス(%)。
音声送信パケットロス(最大値) 送信した音声ストリームの最大パケットロス(%)。
出力信号     受信してオーディオ カードに送信された音量。周辺機器の選択やミュートされたスピーカーは、この指標にキャプチャされません。
  • なし - 受信した音声に音量が認められない。原因としては、誰も声を出していないこと(想定内)や、マイクに問題があること(想定外)が考えられます。
  • 低 - 受信した音声の音量が非常に小さい。原因としては、参加者の声が聞き取れないことや、ほとんど話していないことが考えられます。
  • 適正 - 受信した音声の音量が許容範囲内である。

動画の統計情報

データの種類 ログ UI API 品質管理ツール 説明
動画受信時間 参加者が動画を受信した時間(秒)
動画の受信ビットレートの平均値(kbps) 受信した動画ストリームの平均ビットレート(kb/秒)
動画受信パケットロス(平均値) 受信した動画ストリームの平均パケットロス(%)
動画受信パケットロス(最大値) 受信した動画ストリームの最大パケットロス(%)
受信動画の FPS(平均値) 受信した動画ストリームの平均フレームレート(FPS)
受信動画の長辺の長さ(中央値)

受信した動画ストリームの最も使用頻度の高い長辺の長さ(ピクセル)

: 横向きの動画の長辺は動画の幅です。縦向きの動画の長辺は高さです。

受信動画の短辺の長さ(中央値) 受信した動画ストリームの最も使用頻度の高い短辺の長さ(ピクセル)
動画送信時間 参加者のカメラが動画を送信した時間(秒)
動画の送信ビットレートの平均値(kbps) 送信した動画ストリームの平均ビットレート(kb/秒)
動画送信パケットロス(平均値) 送信した動画ストリームの平均パケットロス(%)
動画送信パケットロス(最大値) 送信した動画ストリームの最大パケットロス(%)
送信動画の FPS(平均値) 送信した動画ストリームの平均フレームレート(FPS)
送信動画の長辺の長さ(中央値) 最も使用頻度の高い長辺の解像度(ピクセル)
送信動画の短辺の長さ(中央値) 最も使用頻度の高い短辺の解像度(ピクセル)

プレゼンテーション統計情報

データの種類 ログ UI API 品質管理ツール 説明
スクリーンキャスト受信時間 参加者が共有画面を受信した時間(秒)
スクリーンキャストの受信ビットレートの平均値(kbps) 受信したスクリーンキャストの平均ビットレート(kb/秒)
スクリーンキャスト受信パケットロス(最大値) 受信したスクリーンキャストの最大パケットロス(%)
受信スクリーンキャストの FPS(平均値) 受信したスクリーンキャストの平均フレームレート(FPS)
スクリーンキャスト受信パケットロス(平均値) 受信したスクリーンキャストの平均パケットロス(%)
受信スクリーンキャストの長辺の長さ(中央値) 受信したスクリーンキャストの最も使用頻度の高い長辺の長さ(ピクセル)
受信スクリーンキャストの短辺の長さ(中央値) 受信したスクリーンキャストの短辺の長さの中央値(ピクセル)
スクリーンキャスト送信時間 参加者がスクリーンキャストを送信した時間(秒)
スクリーンキャストの送信ビットレートの平均値(kbps) 送信したスクリーンキャストの平均ビットレート(kb/秒)
スクリーンキャスト送信パケットロス(平均値) 送信したスクリーンキャストの平均パケットロス(%)
スクリーンキャスト送信パケットロス(最大値) 送信したスクリーンキャストの最大パケットロス(%)
スクリーンキャストの送信 FPS の平均値 送信したスクリーンキャストの平均フレームレート(FPS)
送信スクリーンキャストの長辺の長さ(中央値) 送信したスクリーンキャストの長辺の解像度の中央値(ピクセル)
送信スクリーンキャストの短辺の長さ(中央値) 送信したスクリーンキャストの短辺の中央値(ピクセル)

ステップ 3: 監査ログデータのカスタマイズや書き出しを行う

ユーザーやアクティビティで監査ログデータをフィルタする

監査ログをカスタマイズして特定のイベントやユーザーを表示することができます。

  1. Hangouts Meet の監査ログを開きます。
  2. [フィルタ] が表示されない場合は、フィルタ アイコン フィルタ をクリックします。
  3. フィルタの条件を入力または選択します。ここでは、ログに表示するデータを自由に組み合わせることができます。
  4. [検索] をクリックします。

組織部門でフィルタリングする

組織部門でフィルタリングして、ドメイン内の下位組織間の統計情報を比較することができます。

  1. 上記の手順でレポートを開きます
  2. 左側の [フィルタ] で、一覧から組織部門を選択します。

古いデータを検索する場合でも、フィルタできるのは現在の組織階層のみです。

監査ログデータを書き出す

監査ログデータは、Google スプレッドシートに書き出したり CSV ファイル形式でダウンロードしたりできます。

  1. 上記の手順で監査ログを開きます
  2. (省略可)書き出すデータの項目を変更するには、次の操作を行います。
    1. ツールバーにある、列を選択アイコン 列を選択 をクリックします。
    2. 書き出すデータの横にあるチェックボックスをオンにして、[適用] をクリックします。
  3. ツールバーにある、ダウンロード アイコン ダウンロード をクリックします。

書き出しの最大セル数は 210,000 個です。最大の行数は、選択している列の数によって変わります。監査ログからスプレッドシートに書き出せる行は 10,000 行までですが、CSV には 500,000 行まで書き出すことができます。

ヒント: 容量の大きい書き出しには BigQuery または Reports API を使用します。

監査ログを BigQuery に書き出す

ログと使用状況レポートを BigQuery に書き出す方法については、管理コンソールでの BigQuery ログの設定をご覧ください。

表示されているデータはいつのものですか?

データを確認できるようになるまでの時間とデータの保持期間については、データの保持期間とタイムラグをご覧ください。

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