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一括操作には審査担当者の設定を必須とする

セキュリティ調査ツール
管理者は、調査ツールを使用して、大量の組織データを削除または変更する一括操作を行うことができます。たとえば、調査ツールを使用して多数のユーザーを停止または削除することができます。このツールが誤って使用されたり、悪用されたりしないように、組織の特権管理者は調査ツールの設定で審査担当者による一括操作の承認を要求できます。

この設定は、調査ツールを使用するすべての管理者に対するグローバル設定として設定されます。設定が有効な場合、300 個を超える項目(300 人を超えるユーザーや 300 件を超えるメールなど)に対する操作を管理者が実行するには、その操作を確認するために 2 人目の管理者を指定する必要があります。

セキュリティ調査ツールへのアクセス

  • セキュリティ調査ツールでサポートされているエディションには、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials Plus が含まれています。
  • Cloud Identity Premium、Frontline Standard、Enterprise Standard、Education Standard の管理者も、データソースのサブセットに対して調査ツールを使用できます。
  • 調査ツールで検索を実行できるかどうかは、ご利用の Google エディション管理者権限データソースによって決まります。調査ツールで特定のデータソースを検索できない場合は、代わりに監査と調査のページをご利用ください。 詳しくは、監査と調査をより行いやすくするための変更をご覧ください。
  • ユーザーが使用している Google エディションに関係なく、すべてのユーザーに対して調査ツールで検索を実行できます。

要審査設定をオンにする

この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。

調査ツールで一括操作の要審査を設定するには:

  1. Google 管理コンソールログインします。

    特権管理者権限のあるアカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインしてください。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に  [セキュリティ] 次に [セキュリティ センター] 次に [調査ツール] にアクセスします。
  3. [調査] ページで、画面の右側にある歯車アイコンをクリックします。
  4. [調査の設定] ウィンドウが表示されます。
  5. [要審査] の設定をオンにします。
    この設定を表示するには、特権管理者としてログインする必要があります。
  6. [適用] をクリックします。

注: 調査ツールのその他の設定一覧については、調査の設定を行うをご覧ください。

審査担当者を選択する

[要審査] の設定が有効な場合、調査ツールへのアクセス権がある管理者は、対象が 300 件を超える(300 人を超えるユーザーや 300 件を超えるメールなど)操作を行う前には少なくとも 1 人の審査担当者を選択する必要があります。

審査担当者は、一括操作に関連するデータ(ドライブ、Gmail、モバイルなど)を操作できる特定の権限を持っている必要があります。審査担当者が 72 時間以内に操作を承認しなかった場合、操作は無効となります。

一括操作の審査担当者を選択するには:

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に  [セキュリティ] 次に [セキュリティ センター] 次に [調査ツール] にアクセスします。
  3. 検索を実施します(詳しくは、調査ツール内で検索をカスタマイズするをご覧ください)。
  4. 検索結果の項目(ユーザーなど)を選択します。
  5. [操作] をクリックします。
  6. 選択した行のユーザーに対して [ユーザーを再開] または [ユーザーを停止] を選択します。
  7. 審査を担当する管理者のメールアドレスを入力し、その相手へのメッセージを入力します。
  8. [送信] をクリックします。

注: 承認される前に一括操作をキャンセルするには、[調査] ページの下部にある [キャンセル] をクリックします。

一括操作のステータスを確認する

操作を実施すると、現在の検索の下に操作のステータスを示すカードが表示されます。たとえば、操作が承認待ちか、完了したか、期限切れかなどがメッセージで示されます。

また、Google 管理コンソールでは、大規模なタスクが進行中かどうか、あるいは完了しているかどうかのステータスを確認できます。たとえば、調査ツールの一括操作のいずれかが完了するまでに時間がかかる場合は、いったん管理コンソールから離れ、後から操作のステータスを確認できます。

管理コンソールの上部にあるタスクアイコン をクリックすると、大規模なタスクのステータスが表示されます。

  ここで ToDo リストをクリック。

タスク ウィンドウで [詳細を表示] をクリックし、実施した一括操作の合計数(合計試行回数、成功数、失敗数)を確認することもできます。調査ツールの結果と各項目に関する詳細情報を表示するには、[結果を表示] をクリックします。たとえば、「一括操作では 1 人のユーザーを停止できず、理由はそのユーザーのアカウントがすでに停止中であるため」といったことがわかります。

詳しくは、大規模なタスクのステータスを確認するをご覧ください。

一括操作を承認する

他の管理者から審査担当者に選ばれた場合は、一括操作を承認することができます。審査担当者は、一括操作の詳細と操作を承認するリクエストが記載されたメール通知を受信します。

メール通知を受信してから 72 時間以内に操作を承認しなければ、操作は無効となります。

一括操作を承認するには:

  1. メール通知で、[表示] をクリックして Google 管理コンソールにログインします。
  2. ID を確認するために、管理者アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。
    ログインすると、Google 管理コンソールの調査ツールが表示されます。
  3. [承認] をクリックします(操作を承認しないオプションもあります)。

一括操作をキャンセルする

審査担当者の承認を受ける前であれば、一括操作のキャンセルが可能です。その場合は、[調査] ページの下部にある [キャンセル] をクリックします。すでに審査担当者が承認して審査中であった一括操作を調査ツールでキャンセルした場合は、部分的に結果が表示されます。

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