Gemini アプリ は、Google Workspace のほとんどのエディションにコアサービスとして含まれています。Gemini Education および Gemini Education Premium のアドオンでも利用できます。詳細
管理者は、組織内のユーザーが各自の Google Workspace アカウントで Gemini アプリをどのように使用するかを管理できます。Gemini で Google アプリを有効にすると、Gemini アプリが他の Google アプリやサービスと連携し、プロンプトに対してより役立つ回答が返されるようになります。Gemini for Workspace サービスで、Gmail、Google ドライブ、カレンダーなどの Google アプリを有効にすることができます。Gemini では、Google マップ、YouTube、Classroom などのその他の Google アプリ(その他のサービス)を有効にすることもできます。
注: GitHub 用 Gemini などの Google 以外のアプリへのユーザー アクセスを管理することもできます。
サポート対象の Google アプリ
Workspace アプリは、Google Workspace ライセンスをお持ちのほとんどのユーザーが利用できます。ユーザーは、Gemini アプリに Google カレンダー、Google ドキュメント、Google ドライブ、Gmail、Google Keep、Google ToDo リストでの Workspace コンテンツの使用を許可できます。
Business エディションと Enterprise エディションでは、Gemini での Google アプリの使用がデフォルトで無効になっています。
Google アプリを使用する
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Gemini で Google アプリを使用するには、Gemini 会話履歴を有効にする必要があります。
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組織で Workspace サービスを無効にしている場合、Gemini では対応する Workspace サービスアプリを使用できません。
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プロンプトに別個のアプリやサービスを使用する複数のアクションが含まれており、それらのサービスのいずれか 1 つでも有効になっていない場合、どのアクションも完了しません。たとえば、カレンダーで予定を作成してその予定のリマインダーを追加するよう Gemini にリクエストしても、ToDo リストが有効になっていなければ、予定はカレンダーに追加されず、リマインダーも受け取れません。
- プロンプト(引用)に対する Gemini の回答で Gmail の追加情報へのリンクを取得したり、ドライブのファイルを Gemini または Gem カスタム指示にアップロードできるようにするには、Gemini for Workspace サービスで Google アプリを有効にします。詳しくは、Gemini アプリでファイルをアップロードして分析する方法と Gemini アプリで Gem を使用する方法をご覧ください。
- Gemini for Workspace サービスで Google アプリを無効にしても、Workspace サービスを使用する Gemini アプリとのチャットは引き続きご利用いただけます。ただし、Gemini アプリがアクセスできる情報は、元のプロンプトへの回答に必要なものに限られます。Workspace サービスの Google アプリを再び有効にするまでは、Gemini アプリは Workspace サービスの追加情報にアクセスできません。
- Gemini をその他の Google サービスとして使用するユーザーは、Gemini for Workspace サービスで Google アプリを使用できません。
サポートされているその他の Google アプリ
これらのアプリは、Google Workspace ライセンスの有無にかかわらず、すべての Google ユーザーが利用できます。Workspace ユーザーがこれらのその他のサービスにアクセスする際には、Google 利用規約が適用されます。ユーザーは、Gemini アプリに Google マップ、YouTube(YouTube Music を含む)、ホテル、フライトのコンテンツの使用を許可できます。
Gemini で Google アプリを有効または無効にする
Gemini で Google アプリを使用するには、ユーザーに対して Google Workspace スマート機能が有効になっていることを確認してください。詳しくは、ユーザーの Google Workspace スマート機能を管理するをご覧ください。
始める前に: 必要に応じて、部門やグループに設定を適用する方法をご確認ください。
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
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- [アプリ] までスクロールします。
- Gemini for Workspace サービスで Google アプリを有効または無効にする場合は、[Workspace アプリ] をクリックします。
- [Workspace アプリ] をクリックします。
- [Workspace アプリへのアクセスを許可する] チェックボックスをオンにします。
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[保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承](グループの場合は [設定解除])をクリックします。
- Gemini で Classroom アプリを有効または無効にする場合は、[Classroom アプリ] をクリックします。
- [Classroom アプリ] をクリックします。
- [Google Classroom へのアクセスを許可する] チェックボックスをオンにします。
エディションのデフォルト設定については、Gemini in Google Classroom についてをご覧ください。 -
[保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承](グループの場合は [設定解除])をクリックします。
- Gemini で他の Google アプリを有効または無効にする場合は、[他の Google アプリ] をクリックします。
- [他の Google アプリ] をクリックします。
- [その他の Google アプリへのアクセスを許可する] チェックボックスをオンにします。
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[保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承](グループの場合は [設定解除])をクリックします。
変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細
注: 一部のユーザーは、デフォルトのスマート機能の設定を変更している可能性があります。ユーザーがスマート機能を有効にする方法について詳しくは、スマート機能の設定を変更するをご覧ください。