Google Voice を使用した番号の移行作業に関するよくある質問をいくつかご紹介します。
移行手続きを計画する
移行手続きを計画するにはどうすればよいですか？- Google Voice の番号ポータビリティに関する要件で移行要件をご確認ください。
- Google Workspace 版 Voice にビジネス番号を移行するで、お住まいの国で必要な電話番号の移行にかかる最短の日数をご確認ください。
ヒント: 移行手続きでエラーが発生した場合に備え、余裕をもって準備しておいてください。Google Voice に移行するために、移行先の携帯通信会社と移行元の携帯通信会社は詳細情報を交換し、移行日を交渉します。移行は完全には自動化されていません。 - 現在のサービス プロバイダから、以下のアカウント情報を正確に収集します。
- お支払い
- 電話番号
- 口座番号
- PIN（省略可）
- 緊急対応用住所
- 指定された担当者の詳細情報
- Google Voice への移行完了が確認された後でのみ、現在の電話サービスを終了するよう計画してください。移行予定日を交渉する際は、移行手続きの希望日より後の日付にしてください。
非常に大規模な移行プロジェクトでは不正使用や混乱が生じる可能性があるため、1 つのプロジェクトの移行の上限は 1,000 とするのが業界基準になっています。BTN（請求書電話番号）または移行元の携帯通信会社のアカウントが重複しない限り、複数の移行プロジェクトを同時に行えます。
番号ポータビリティにかかる時間は、対象となる国の規制によって異なります。たとえば、米国では、技術的な問題がない限り、番号ポータビリティにかかる時間は 10～30 営業日です。移行を計画する際は、必要な最短日数よりも長く設定する必要があります。移行先で受け取った詳細情報が移行元の詳細情報と一致しない場合、移行手続きが拒否されることがあります。詳しくは、Google Workspace 版 Voice にビジネス番号を移行するをご確認ください。
複数の移行を同時に行えます。ただし、1 つの携帯通信会社のアカウントまたは BTN から複数の移行を同時に行うことはできません。
アカウント番号を確認するには:
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管理コンソールで、メニュー アイコン
[お支払い]
[お支払いアカウント] にアクセスします。
アカウント番号は [アカウント ID] に表示されます。
LOA（委任状）は、移行元の携帯通信会社から移行先の携帯通信会社に送付される文書で、移行元から移行先に電話番号を移行するための法的許可を確立するものです。米国では、API（アプリケーション プログラミング インターフェース）を介して行われます。その他の国では、Google Voice の提供するテンプレートをお客様がダウンロードして、移行手続きに必要な詳細情報と、移行元のアカウントの詳細情報を入力します。次に、お客様は LOA に手書きで署名し、スキャン、アップロードして移行手続きを行う必要があります。
注: LOA の詳細情報は、移行元のアカウントの詳細情報と一致している必要があります。
制限について
一部の地域の電話番号を移行できないのはなぜですか？- Google Voice は一部の国でのみサポートされています。詳しくは、Voice はどの国で利用できますか？をご確認ください。
- 移行手続きを開始する前に、移行要件をご確認ください。詳しくは、Google Voice の番号ポータビリティに関する要件をご覧ください。
- 米国では、2023 年の初めから、パートナー携帯通信会社が直接カバーしていないアラスカやハワイなどの地域からの移行が Google Voice で許可されるようになりました。
DID（直通ダイヤルイン）が Google の UI の制限である 1,000 を超える大規模な移行の場合は、以下のように DID を複数の移行手続きに分割して、拒否されないようにします。
- 移行手続き 1: 移行される DID に BTN を含めないようにします
- 移行手続き 2: 移行手続き（PO）1 が完了します。移行される DID に BTN を含めないようにします
- …
- 最後の移行手続き: 同じ BTN の前回の移行手続きが完了します。移行される DID に BTN が含まれます。
移行元の携帯通信会社は、移行が保留されている残りの番号用のアカウントの BTN を失うことになるため、前回の移行を「部分的な移行」または「BTN の代替を要求中」として拒否できます。これを避けるには、最後の移行手続きで移行される番号に BTN を入れてください。
- BTN または MBN（メインの請求番号）は、北米に限り一意である必要があります。
- 移行した DID
- 口座番号
移行元の携帯通信会社がアカウントと緊急対応用住所の 1 対 1 のマッピングで記録を維持していない限り、緊急対応用住所は同時に行われる移行手続きで繰り返されても使用可能です。
移行のトラブルシューティング
移行に関する問題について話し合ったり、エスカレーションしたりするときは、何を参照すればよいですか？移行手続きには、サポート チケットとは異なる固有の参照番号（米国の場合は GOO から始まる番号）が付けられます。また、アクセスできるのは Google の一部のエキスパートのみです。サポート リクエスト以外の移行に関する問題については、必ずサポート チケットを参照してください。つまり、移行に関する問題について話し合ったりエスカレーションしたりする前に、まずサポート チケットを発行することも重要であることを意味しています。
移行の手続きの申請があってから約 4 営業日後、問題がある場合は Google に回答が届きます。Google の移行チームは、移行手続きで提供された情報を使用して、Google サポート チケットを発行します。3 回発行してもチケットに対する回答がない場合、移行はキャンセルされます。ほとんどのエラーは、PIN、住所、および間違ったアカウント情報が原因となる傾向があります。
