注: この記事では、チャンネルの認証バッジについては説明していません。認証バッジについて詳しくは、こちらのヘルプセンターの記事をご覧ください。
YouTube では、チャンネルを最大限に活用するための多くのツールと機能を提供しています。これらの機能は大部分のクリエイターが利用できますが、利用するために追加の確認が必要な機能もあります。この追加の利用条件により、詐欺やスパムなどの不正行為が難しくなります。追加機能を利用するために本人確認を行えるのは、メインのチャンネル所有者のみです。
電話による確認を使用して中級者向け機能を利用する
電話による確認が完了すると、中級者向け機能をご利用いただけるようになります。上級者向け機能を利用するには、身分証明書を提出して本人確認を行う必要があります。
- パソコンで YouTube Studio にログインします。
- [設定] をクリックします。
- [チャンネル] をクリックします。
- [機能の利用資格]
[中級者向け機能]
[電話番号を確認] の順にクリックします。
電話番号の入力を求められます。入力された電話番号に、テキスト メッセージまたは音声通話で確認コードが送信されます。
電話による確認および身分証明書 / 動画による確認を使用して上級者向け機能を利用する
上級者向け機能を利用するには、最初に電話による確認を完了してから、身分証明書または動画を使用した確認を完了する必要があります。十分なチャンネル履歴が構築されるまで待つことも可能です。
上級者向け機能を利用するには、まず電話番号の確認を完了します。
電話による確認を完了する
- パソコンで YouTube Studio にログインします。
- [設定] をクリックします。
- [チャンネル] をクリックします。
- [機能の利用資格]
[中級者向け機能]
[電話番号を確認] の順にクリックします。
-
電話番号の入力を求められます。入力された電話番号に、テキスト メッセージまたは音声通話で確認コードが送信されます。
電話による確認が完了したら、身分証明書または動画を使用した確認を行います。十分なチャンネル履歴が構築されるまで待つことも可能です。
身分証明書による確認を完了する
- YouTube Studio にログインします。
- [設定]
をクリックします。
- [チャンネル] をクリックします。
- [機能の利用資格]
[上級者向け機能]
[機能を利用する] をクリックします。
- [有効な身分証明書を使用する] を選択し、[メールを受け取る] をクリックします。
- Google からメールが届きます。QR コードをスキャンすることもできます。
- スマートフォンでメールを開き、[確認を開始] をタップします。
- 画面に表示される指示に従って操作します(目で点を追う、首を回すなど)。
- 確認動画のアップロードが完了したら YouTube の担当者が審査します。
- 審査には通常 24 時間かかります。承認されるとメールで通知が届きます。
詳しくは、身分証明書による確認データの使用方法をご覧ください。
または
動画による確認を完了する
- YouTube Studio にログインします。
- [設定]
をクリックします。
- [チャンネル] をクリックします。
- [機能の利用資格]
[上級者向け機能]
[機能を利用する] をクリックします。
- [動画による確認を使用する] を選択し、[次へ] と [メールを受け取る] をクリックします。
- Google からメールが届きます。QR コードをスキャンすることもできます。
- スマートフォンでメールを開き、[確認を開始] をタップします。
- 画面に表示される指示に従って操作します(目で点を追う、首を回すなど)。
- 確認動画のアップロードが完了したら YouTube の担当者が審査します。
- 審査には通常 24 時間かかります。承認されるとメールで通知が届きます。
詳しくは、動画による確認データの使用方法をご覧ください。
身分証明書と動画による確認データの使用方法身分証明書による確認
送信された有効な身分証明書(パスポートや運転免許証など)を使用して、YouTube は次の情報を確認します。
- 生年月日
- 過去に YouTube から停止処分を受けていないこと
この身分証明書または動画による確認のデータは、2 年以内に Google アカウントから自動的に削除されます。通常は、チャンネルの十分な使用実績が作られてから数か月以内、または上級者向け機能を 1 年間使用しなかった場合に、削除されます。詳しくは、本人確認のデータを削除する方法についての記事をご覧ください。
動画による確認
動画による確認とは、人物の顔を撮影した短い動画です。この動画を使用して、YouTube は次の情報を確認します。
- 実在する人物であること
- YouTube のポリシー違反を理由にアカウントが停止されていないこと
この方法は、詐欺や悪用からの保護だけでなく、YouTube の確認システムの改善にも役立てられています。
この身分証明書または動画による確認のデータは、2 年以内に Google アカウントから自動的に削除されます。通常は、チャンネルの十分な使用実績が作られてから数か月以内、または上級者向け機能を 1 年間使用しなかった場合に、削除されます。詳しくは、本人確認のデータを削除する方法についての記事をご覧ください。
データの保持と削除
この身分証明書または動画による確認のデータは Google アカウントからご自身でいつでも削除できます。YouTube チャンネル履歴が十分に構築される前に上記のいずれかを削除すると、YouTube の上級者向け機能を利用できなくなりますのでご注意ください。ただし、次の場合はその限りではありません。
- YouTube チャンネル履歴を構築した
または
- 身分証明書または動画による確認を再度完了した
個人またはグループが新しいアカウントを作成して制限を回避することを防ぐため、Google はユーザーが以前に YouTube のポリシーに違反したことがあるかどうかを評価し、再度の申請を制限しています。Google は不正使用を防ぐため、この身分証明書または動画、および顔認識データを一定期間保存させていただくことがあります。
このデータは、YouTube の最後の利用から最大 3 年間保持されます。
チャンネル履歴のデータは、コンテンツやアクティビティが YouTube のコミュニティ ガイドラインに一貫して準拠しているかどうかを判断するために使用されます。
チャンネル履歴には、次のものが記録されます。
- チャンネル アクティビティ(動画のアップロード、ライブ配信、視聴者のエンゲージメントなど)
- Google アカウントに関連する個人データ
- アカウントが作成された日時と方法
- アカウントの使用頻度
- Google サービスへの接続方法
積極的に活動しているほとんどのチャンネルは、すでに十分なチャンネル履歴があるため、それ以上の手順を踏まずに上級者向け機能を利用できます。ただし、YouTube の判断に間違いがある場合もあります。このため、迅速に機能をご利用いただけるよう、その他の確認オプションも用意しています。
チャンネル履歴を遅延なく構築するには:
YouTube のコミュニティ ガイドラインに違反すると、プロセスに余計な時間がかかります。以下の行為は固く禁じられています。
- 性的なコンテンツ、有害なコンテンツ、危険なコンテンツ、差別的なコンテンツ、暴力的なコンテンツ、刺激の強いコンテンツなどの違反コンテンツを投稿する
- 嫌がらせ、ネットいじめ、差別的なコメント、誤解を招くメタデータ、スパム行為、不正確な報告、虚偽的な行為
- 脅迫および詐欺
- なりすまし、ヌード、子どもの安全とプライバシーに関する違反行為
著作権侵害の警告もチャンネル履歴の適格性に影響を与える場合があります。
問題の解決方法
- 「このアカウントでは YouTube の高度な機能をご利用いただけません」というメッセージが表示された場合:
あなたがメインの所有者ではないアカウントにログインしていることを意味します。保護者が管理しているアカウントかブランド アカウントにログインしている可能性があります。 - 「ブラウザをご確認ください」というメッセージが表示された場合:
お使いのブラウザに互換性がありません。デバイスのオペレーティング システムとブラウザ バージョンを最新版に更新してください。 - 「このスマートフォンのカメラは身分証明書による確認に対応していません」というメッセージが表示された場合:
お使いのカメラに互換性がありません。フル HD 背面カメラを搭載したスマートフォンでログインし、身分証明書を送信してください。 - 「別のアプリでカメラが使用されている可能性があります。開いているアプリを閉じてからもう一度お試しください」というメッセージが表示された場合:
別のアプリがカメラを使用していることを意味します。開いているアプリを閉じてからもう一度お試しください。
よくある質問
YouTube は、違反コンテンツと違反行為を理由に 1 年に数百万ものチャンネルを停止しています。そうしたチャンネルの多くは同じグループや個人によって作成され、視聴者、クリエイター、広告主に対する詐欺や嫌がらせ目的で、一部の機能を使用または過剰使用してきました。本人確認は、嫌がらせ行為への対策の一つです。以前に YouTube のポリシーに違反したことがあるかどうかを判断し、再度の申請を制限するための手段となります。
電話番号を送信した場合、Google は以下の目的でそれを使用します。
- 確認コードを送信する
動画による確認を送信した場合、Google は以下の目的でそれを使用します。
- 実在する人物であること、YouTube のポリシー違反のためにアカウントが停止中ではないことを確認する
- Google サービスを使用できる年齢に達していることを確認する
- Google サービスの確認手続きを改善し、不正行為や不正使用を防ぐ
有効な身分証明書を送信した場合、Google は以下の目的でそれを使用します。
- 身分証明書が最新かつ有効であることを確認する
- 生年月日を確認する
- YouTube のポリシー違反のためにアカウントが停止中ではないことを確認する
- Google サービスの確認手続きを改善し、不正行為や不正使用を防ぐ
高度な機能を利用するための身分証明書の提供または動画による確認は、必須ではありません。代わりに、チャンネルの使用実績を十分に作ることで対応できます。いずれにせよ、高度な機能が必要になる頃には、チャンネルの使用実績が十分に作られている可能性が高いと思われます。
お客様が Google のサービスをご利用になる際、Google を信頼してお客様の情報を託してくださることになります。Google はこのことに伴う重大な責任を認識しており、お客様の情報を保護し、お客様がご自身の情報を管理できるように努めています。他のすべてのプロダクトや機能と同様に、本人確認で収集されたデータにも Google のプライバシー ポリシーが適用されます。収集されたデータは、お客様自身が Google アカウントで管理できるほか、動画による確認や有効な身分証明書はいつでも削除できます。十分なチャンネル履歴が構築される前に、動画による確認や有効な身分証明書を削除すると、上級者向け機能を利用できなくなります。機能の利用を再開するには、YouTube チャンネル履歴を構築するか、身分証明書または動画による確認を再度行う必要があります。
この身分証明書または動画による確認のデータは、2 年以内に Google アカウントから自動的に削除されます。通常は、チャンネルの使用実績が十分に作られてから数か月以内、または上級者向け機能を 1 年間使用しなかった場合に削除されます。詳しくは、身分証明書やビデオ通話による確認のデータを削除する方法についての記事をご覧ください。
注: Google がユーザーの個人情報を他者に販売することはありません。
本人確認のデータを削除するにはどうすればよいですか?
- Google アカウントにログインします。
- 左側の [個人情報] をクリックします。
- [身分証明書] または [ビデオ通話による確認] をクリックします。
- 削除アイコン
をクリックします。
スマートフォンは、詐欺やスパムなどの不正行為を難しくするための追加のセキュリティ対策として必要です。
通常、コードはすぐに届きます。届かない場合は、新しいコードをリクエストできます。次のようなよくある問題が発生していないかご確認ください。
- テキスト メッセージの配信は遅れることがあります。人口が密集している地域にお住まいの場合や、電波の強度が十分でない場合に、遅延が発生することがあります。数分経ってもテキスト メッセージが届かない場合は、音声通話をお試しください。
- 1 つの電話番号ですでに 2 つのチャンネルを確認している場合は、別の電話番号を確認に使用する必要があります。YouTube では、不正使用を防止するため、各電話番号に関連付けることができるチャンネルの数を制限しています。
- 一部の国や地域の携帯通信会社は、Google からのテキスト メッセージに対応していません。ほとんどの携帯通信会社は Google からのテキスト メッセージに対応しています。ご利用の携帯通信会社が Google からのテキスト メッセージに対応していない場合は、音声通話オプションまたは別の電話番号をお使いください。
不承認が 1 回目の場合、メールで通知が届きます。メールに記載されているヒントをご確認ください。
不承認が 2 回目の場合、30 日間経過しなければ、いずれの確認方法も再試行できません。2 回目の動画による確認が承認されるべきであったと思われる場合は、再審査請求で理由をお知らせいただけます。
または、チャンネルの使用実績が十分に作られるまで待つこともできます。
ブランド アカウントをお持ちの場合:
チャンネルのメインの所有者のみが本人確認を行うことができます。確認ステータスに応じて、そのチャンネルのすべてのユーザーがメインの所有者と同じ機能を利用できます。
ブランド アカウントをお持ちでない場合:
チャンネルの所有者のみが本人確認を行うことができます。確認ステータスに応じて、そのチャンネルのすべてのユーザーが所有者と同じ機能を利用できます。