YouTube では、複数の方法でコンテンツをアップロードできます。アップロードするコンテンツのタイプや量、利用できる技術的なリソースに応じた提供方法を選択する必要があります。正しい取り込み方法を選択することで、貴重な時間を節約できます。
基本的なアップロード
[アップロード] ページを使用すると、動画とメタデータを簡単にアップロードできます。この方法では、メタデータ ファイルは使用しません。動画をアップロードした後にメタデータを手動で入力します。詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
このオプションは、一度に数本の動画をアップロードするパートナーに適しています。この方法は技術的な専門知識を特に必要とせず、アップロードした動画はすぐに YouTube 上に表示されます。ただし、一括処理は行えず、コンテンツ マネジメント システムとも統合できません。また、アップロード ページでアップロードできるのは、全世界での利用権を有するサウンド レコーディング、楽曲、動画に限られます。全世界での利用権を有していないアセットをアップロードする場合は、次のいずれかの一括アップロード方法を選択してください。
一括アップロード
配信するアセットの数が多い場合は、パッケージ アップローダを使用して一括で YouTube にアップロードできます。このツールは、コンテンツ配信の [検証してアップロード] ボタンの下にあります。このツールを使用すると、すべてのコンテンツ ファイル(サウンド レコーディングや動画)を含むアップロード バッチを作成することができます。詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
一括アップロードでは、アップロードしたすべてのアセットについてメタデータ ファイルを提供する必要があります。YouTube では、配信するメディア ファイルとともにアップロードするメタデータ ファイルを作成するためのスプレッドシート テンプレート集をご用意しています。スプレッドシートの各行は、1 つのアセットのメタデータを表します。スプレッドシートを事前に検証しておくと、アップロード時の問題を回避できます。コンテンツ マネージャの [コンテンツ配信] ページの [テンプレート] タブから、スプレッドシート テンプレートをダウンロードできます。
大量のアップロード
定期的に大量のアセット(1 か月に 100 件以上)を配信するパートナー様の場合は、パッケージ アップローダではなくセキュア ファイル転送プロトコル(SFTP)または Aspera を使用して、メディア ファイルとメタデータ ファイルを転送できます。Aspera は SFTP よりもはるかに高速で、大きなメディア ファイルを配信するのに適しています。自社内にパートナー テクノロジー マネージャーがいるパートナー様には、Offline Disk Import(オフライン ディスク インポート)もご用意しています。このサービスを利用すると、基本的に容量制限なくコンテンツをディスクに保存して Google アップロード センターに配送できます。
YouTube API
アップロードの管理を強化する場合は、YouTube API を使用してカスタムのアップロード方法を開発できます。YouTube Data API と YouTube Content ID API を使用すると、ステータスの更新と代替ロジックを管理できるようになります。