プラットフォームに関する問題のトラブルシューティング

この記事では、Google Workspace Migrate プラットフォームの設定時またはインストール時に発生する可能性がある問題について、トラブルシューティング方法をご紹介します。

ログインエラー  |  プラットフォーム設定  |  プラットフォームを交換する

ログイン時のエラー

プラットフォームにログインしたときに、次のエラーが発生することがあります。

You have created a new client application that uses libraries for user authentication or authorization that will soon be deprecated. New clients must use the new libraries instead; existing clients must also migrate before these libraries are deprecated

Google Workspace Migrate バージョン 2.3.4.0 以降にアップグレードして、もう一度お試しください。詳しくは、ソフトウェアをアップグレードするをご覧ください。

プラットフォーム設定時のトラブルシューティング

Google Workspace Migrate にログインしたときに「Platform is not configured correctly(プラットフォームが正しく設定されていません)」というメッセージが表示された場合:

  1. 該当するサービスホストのログを開きます。サービスホストのログを確認するの手順を実施してください。
  2. ログの最後までスクロールして、問題となっていると思われる部分を探します。
  3. 以下の一般的な問題に関しては、トラブルシューティングに沿って問題を解決してください。
メッセージ トラブルシューティング手順
Client is unauthorized to retrieve access tokens using this method, or client not authorized for any of the scopes requested. サービス アカウントを手動で設定した場合は、サービス アカウントを手動で作成するの説明にあるドメイン全体の委任手順を完了したことと、スコープを承認したことを確認してください。
  • Credential validation failed. An error occurred: Google.APIs.Requests.RequestError Resource Not Found
  • Error: Not a valid origin for the client.
プラットフォームを手動でインストールするで適切な OAuth クライアント ID を使用していることを確認してください。

OAuth クライアント ID はタスクのステップ 8 で入力します。

Platform is not configured correctly. プラットフォーム サーバーで、クラウド アクセス セキュリティ ブローカー(CASB)用のエージェントがインストールされていないかどうか確認してください。

インストールされていた場合は、エージェントを削除してトラフィックが正しく流れるようにします。詳しくは、Google Workspace にサードパーティ製 CASB を設定する際のガイドラインをご確認ください。

プラットフォームを交換する

プラットフォームを交換する必要がある場合(ハードウェアの故障など)、Google Workspace Migrate のセットアップ時に使用した暗号化鍵とパスワードが必要です。暗号化鍵はデータベースにアクセスするために必要です。鍵がなければプラットフォームは移行データを復元できません。

鍵がない場合は、Google Workspace Migrate のセットアップをやり直してください。

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オプション 1: 暗号化鍵がある場合

プラットフォームをセットアップするには:

  1. プラットフォームをダウンロードしてインストールします。

    詳しくは、プラットフォームをインストールしてセットアップするをご覧ください。

  2. Chrome ブラウザを開き、http(s)://localhost:<ポート> 形式で Google Workspace Migrate プラットフォームの URL を入力します。
  3. サービス アカウントのクライアント ID の承認に使用した管理者アカウントでプラットフォームにログインします。
  4. [Get started(開始する)] をクリックします。
  5. [I want to recover previous migration data(過去の移行データの復元)] をクリックします。
  6. [Password(パスワード)] に、暗号鍵のパスワードを入力します。
  7. [Upload CSV file(CSV ファイルをアップロード)] をクリックして暗号鍵をアップロードするか、ファイルをボックスにドラッグします。
  8. [Recover key(キーを復元する)] をクリックします。
  9. Google Workspace Migrate を最初にセットアップしたときと同じデータベース設定を使用して、データベースの設定手順を完了します。
  10. Google Workspace Migrate を最初にセットアップしたときと同じコールバック アドレスとノードを使用して、設定プロセスを進めます。

復元プロセスを完了すると、新しいプラットフォームから移行データにアクセスできるようになります。

オプション 2: 暗号化鍵がない場合

暗号化鍵がない場合は、Google Workspace Migrate のセットアップをやり直します。

  1. データベースとプラットフォーム用の VM をすべて削除します。
  2. VM を作成し、データベースとプラットフォームのソフトウェアを再インストールします。

    詳しくは、データベースをインストールするプラットフォームをインストールしてセットアップするをご覧ください。

  3. 既存のノードを新しいプラットフォームに改めて関連付けます。

    詳しくは、ノードサーバーの追加をご覧ください。

不明点がある場合

Google Workspace Migrate の問題についてサポートに問い合わせるをご覧ください。

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