仕事用プロファイルのロック

Android 7.0 Nougat 以降のデバイスでは、仕事用プロファイルをロックすることができます。仕事用プロファイルをロックすると、仕事用アプリを開くときにパスコードの入力を求められます。

管理者がロックを必須としている場合は、Android デバイスを設定するときに、ロックを設定するよう求めるメッセージが表示されます。画面ロックに使用しているパスコードが仕事用プロファイルのロックの要件も満たす場合は、両方に同じパスコードを設定できます。その場合は、別のパスコードを入力しなくても仕事用アプリを開くことができます。Android 9.0 Pie 以降のデバイスでは、管理者は、ロック画面と仕事用プロファイルに対して 2 つの異なるパスコードを使用するよう要求できます。

管理者が、パスコードの複雑さといったセキュリティ上の制限を設定していることがあります。また、管理者は無効なパスコードの試行回数の上限も設定できます。上限を超えると、仕事用プロファイルと関連データがデバイスから削除されます。

デバイスによっては、ここに記載されている情報の一部が当てはまらない可能性があります。

仕事用プロファイルのロックを設定、変更する

  1. デバイスで、[設定次へ [セキュリティとプライバシー次へ [セキュリティの詳細設定次へ [仕事用プロファイルのセキュリティ] に移動します。
  2. 使用するロックのタイプをタップし、手順に沿って設定します(下記の各ロック方法をご覧ください)。
  3. (省略可)仕事用プロファイルのロックを変更する場合は、入力を求められた際にパターン、PIN、またはパスワードを入力します。
  4. 必要に応じて、デバイスがロックされているときの仕事用通知の表示方法を選択します。
    : 仕事用通知の設定の変更はいつでも行えます。
  5. [完了] をタップします。

仕事用プロファイルのロック方法

なし

仕事用プロファイルをロックしません。

パターン

指で簡単なパターンを描くことで、仕事用プロファイルのロックを解除できます。

PIN

4 文字以上の数字を使って仕事用プロファイルのロックを解除します。PIN が長いほど安全性が高くなります。

パスワード

4 文字以上の英数字を使用って仕事用プロファイルのロックを解除します。これは、強固なパスワードを設定している限り最も安全な方法です。

指紋

デバイスに生体認証センサーが搭載されている場合は、指紋認証または顔認証を使用して、仕事用プロファイルのロックを解除できます。ただし、まずはパターン、PIN、またはパスワードを設定してセキュリティを強化する必要があります。デバイスを再起動すると、追加のロックを入力して仕事用プロファイルを開くよう求められます。また、デバイスに少なくとも 1 つの指紋または顔を登録する必要があります。

セキュリティ強化のため、顔認証または指紋認証によるロックが有効になっていても、パターン、PIN、パスワードをデバイスで随時入力するよう求められることがあります。デバイスを再起動した場合、機密性の高い操作を行う場合、指紋認証のみをしばらく使用した場合などが、これに該当します。

注: Android Smart Lock はデバイスの画面ロックにのみ対応しているため、仕事用プロファイルのロックにはご利用いただけません。

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