AMP ステータス レポート

このレポートは、Google 検索の検索結果における AMP ページ固有の機能の見え方に影響を与えるエラーを修正する際に役立ちます。

最上位のビューには、サイトの AMP ページに影響する重大な問題が表示されます。それぞれの問題をクリックすると、この問題の影響を受けるページと問題の詳細が表示されます。

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レポートの概要

重大な問題: AMP の重大な問題の影響を受けているページは、Google に表示できません。サイトで見つかった重大な問題のリストが、AMP レポートの最上位のページのグラフのすぐ下に「AMP ページが無効な理由」というタイトルで表示されます。リスト内の問題をクリックすると、選択した問題があるページが表示されます。

重大ではない問題(警告): 重大でない問題がある AMP ページでも、重大な問題がなければ Google に表示できます。サイトで見つかった重大でない問題のリストが、AMP レポートの最上位のページの重大な問題のリストの下に「重大でない問題」というタイトルで表示されます。リスト内の問題をクリックすると、選択した問題があるページが表示されます。警告の出ている AMP ページは、一部の AMP 機能が表示されないことがあります(トップニュース カルーセルへの表示など)。つまり、こうしたページは通常の青色のリンクの検索結果としてのみ表示される可能性があります。

ページ ステータス有効なページと無効なページ): AMP ページには有効ページと無効なページがあります。有効な AMP ページは Google に表示できます。無効な AMP ページは Google に表示できません。ページに重大な問題がある場合、そのページは無効とみなされます。警告のみがある場合、またはまったく問題がない場合は、有効とみなされます。AMP レポートの最上位のページのグラフの下にある [有効な AMP ページのデータを表示] をクリックすると、有効な AMP ページのリストが表示されます。

確認すべき点

レポートの以下の数値を目安にしてください。

影響を受けている URL のリストはサンプルにすぎず、特定の問題の影響を受けたすべての URL を示すことを保証するものではありません。レポートでは、1 つの問題につき 1,000 件の URL に制限されます。なんらかの理由で検出されなかったページや、カウントされなかったページが存在する可能性もあるためです。

このレポートでは、重大な問題と重大ではない問題を合計 200 件まで表示できます。サイトに多数の問題がある場合(アクティブな問題があるかどうかを問わず)、重要度の高い順に 200 件のみ表示されます。

AMP に関する問題

このレポートでは、標準的な AMP 固有のエラーに加えて、次のような問題(エラーと警告)が明らかになることがあります。

問題の優先順位の設定と修正

  1. [AMP ページが無効な理由] の表で、サイトに関する重大な問題のリストを確認します。
  2. エラーを分析します。
    • エラー総数の急増につながった単一のエラーがないかを確認します。具体的には、表内でエラー総数の増加に対応する形で急増している単一の問題を探します。
    • 共通する原因(不適切なテンプレートなど)で発生しているエラーを最初に修正してから、各ページに固有のエラーを修正します。
  3. エラーを修正します: 表の行をクリックして、エラーの詳細ページを表示します。
    1. 詳細ページにはこのエラーに該当する URL のサンプルが表示されます。表示には最大 1,000 行という制約があり、さらにエラーが最近検出されたページやエラーが判明してから再度クロールされていないページは含まれていない場合あります。
    2. 問題の横にある [詳細] をクリックして、エラーに関する公式ドキュメントを確認します。
    3. サンプル URL の表の中の URL をクリックして、ページコード内でハイライト表示されている問題を確認します。
    4. 調査アイコン をクリックして、特定のページに対して詳細なテストを実行します。このテストでは、(現在の問題だけでなく)すべてのエラーが検出され、コード エクスプローラ上で強調表示されるうえ、詳細情報も確認できます。ページが最近再度クロールされていない場合、インデックス登録されたページの問題は表示されますが、ライブページの問題は表示されません。表示されない場合は、そのページのインデックス登録をリクエストできます。
    5. サイト上で該当する問題のあるページをすべて修正し、修正をテストしたうえで、ウェブに修正が反映されていることを確認します。
  4. すべてを修正したら、問題の詳細ページに戻り、[修正を検証] ボタンをクリックして検証の処理を開始します。この処理はすぐに行われるわけではありません。検証の処理については、検証についてをご覧ください。
  5. 引き続き、エラーを修正します。
  6. 有効なページと無効なページの総数が、サイト上の AMP ページの数よりも大幅に少ない場合は、AMP ページの欠落に対するトラブルシューティングの説明をご覧ください。
  7. 重大なエラーをすべて修正したら、重大でない問題の修正を検討してください。重大でない問題(非推奨の機能の使用など)は、後で重大な問題になる可能性があります。

レポートを共有する

ページの共有ボタン をクリックすると、カバレッジ レポートまたは拡張レポートで問題の詳細を共有できます。このリンクでは、現在の問題の詳細ページと、この問題についての検証履歴ページへのアクセス権のみが付与されます。リソースのその他のページへのアクセス権は付与されません。また、共有ユーザーは、あなたのプロパティやアカウントに対して操作を実行することもできません。このページの共有を無効にすることで、いつでもリンクを取り消すことができます。

レポートデータをエクスポートする

多くのレポートには、レポートデータをエクスポートするためのエクスポート ボタン がありますこのボタンを使用すると、グラフと表の両方のデータがエクスポートされます。レポートで「~」または「-」(データが存在しない、数値ではない)として表示される項目は、ダウンロードしたデータでは「0」と表示されます。

AMP ページの欠落に対するトラブルシューティング

レポート内の AMP ページの数(有効 + 無効)がサイト上の AMP ページの数よりも少ない場合は、次の原因が考えられます。

  • 正規の非 AMP ページと AMP ページが正しくリンクしていることを確認します。
  • AMP ページと正規ページがいずれも robots.txt ファイルや noindex でブロックされていないこと、およびログインを求めるページで保護されていないことを確認します。
  • AMP の正規ページ URL を検査して、インデックスに登録されているかどうかを確認します。
  • Google への新しいページの通知方法によっては、欠落しているページを Google が検出してクロールするまでに数日かかることがあります。
  • 一部の有効な AMP ページはこのレポートに含まれていなくても、ページのインデックス登録レポートには含まれている場合があります。ページのインデックス登録レポートは、インデックス登録の問題のデバッグが目的であるため、より包括的な範囲を対象としています。一方で AMP ステータスのレポートは、サイトの AMP 関連の問題のデバッグを目的としているため、対象となるページ数は少なくなる可能性がありますが、関連度と詳細度は高くなります。AMP ページがインデックスに登録されているかどうかを確認するには、URL 検査ツールを使用します。これにより、確実な回答が得られます。

修正を検証する

サイト上で特定の問題のあるインスタンスをすべて修正したら、Google に修正の検証をリクエストできます。既知のインスタンスがすべて修正されると、問題テーブル中の問題の件数が 0 になり、テーブルの下部に移動します。

検証のメリット

特定の問題ステータスや問題カテゴリの問題をすべて修正した際、そのことを Google に通知すると次のようなメリットがあります。

  • Google によってすべての URL で修正済みであることが確認されたこと、または逆に、その問題のインスタンスが引き続き検出されたことを、メールで知ることができます。
  • Google による修正確認の進行状況をトラッキングでき、チェック待ちのキューに登録されたすべてのページのログや、各 URL の修正ステータスを表示できます。

ウェブサイトに関する問題によっては、修正して検証することに常に意味があるとは限りません。たとえば、robots.txt により URL がブロックされているという問題は、意図的である場合がほとんどです。各問題への対処の必要性については、状況に応じてご判断ください。

検証せずに修正を済ますこともできます。修正の検証を明示的にリクエストしたかどうかにかかわらず、Google は既知の問題のあるページをクロールするたびにインスタンス数を更新します。

上級者向けのヒント: サイトマップで修正を検証する
修正リクエストの処理を高速化するには、特に重要なページのみを含むサイトマップを作成して送信し、そのサイトマップでレポートをフィルタしてから、修正の検証をリクエストします。一部の該当 URL に対する検証リクエストは、サイト上のすべての該当 URL を含むリクエストよりも短時間で完了する可能性があります。

検証を開始する

問題を修正したことを Search Console に通知する手順:

  1. サイト上で問題のあるインスタンスをすべて修正します。修正に見落としがあると、Google はその問題のインスタンスをひとつでも検出した時点で検証を停止します。
  2. 修正した問題の詳細ページを開きます。レポートの問題リストで、その問題をクリックします。
    • ⚠️ レポートを特定のサイトマップでフィルタした場合、検証をリクエストした時点のサイトマップ内の項目にのみ検証が適用されます。これが望ましい場合もありますが、そうでない場合もありますので、ご注意ください。
  3. [修正を検証] をクリックします。検証に合格するか不合格となるまで、[修正を検証] を再度クリックしないでください。詳しくは、Google による修正のチェック方法をご覧ください。
  4. 検証の進行状況を確認できます。検証は通常 2 週間ほどで完了しますが、それより長くかかる場合もあります。検証完了までしばらくお待ちください。検証に合格するか不合格となった時点で通知が届きます。
  5. 検証に不合格となった場合は、問題の詳細ページで [詳細を表示] をクリックすることで、不合格の原因となった URL を表示できます。このページを修正し、保留中ステータスのすべての URL について修正を確認したら、検証を再度開始します。

URL や項目の問題が「修正済み」とみなされる条件

次のいずれかの条件を満たすと、URL や項目の問題は修正済みとして記録されます。

  • URL のクロール時に、ページ上で問題が検出されなくなったこと。AMP タグのエラーの場合は、タグが修正されたか、必須のタグでない場合は削除されたと考えられます。検証中は「合格」というラベルが付きます。
  • なんらかの理由で Google がページにアクセスできないこと(ページが削除されている、noindex と記録されている、認証が求められるなど)。この場合も、その URL の問題は「修正済み」とみなされます。検証中は「その他」の検証ステータスに分類されます。

検証の進行状況を確認する

現在の検証リクエストの進行状況(検証が進行中でない場合は前回のリクエストの履歴)を確認する手順:

  1. 問題の詳細ページを開きます。レポートのメインページにある問題の行をクリックして、問題の詳細ページを開きます。
  2. [詳細を表示] をクリックして、リクエストした検証の詳細ページを開きます。
    • リクエストに含まれる各 URL のインスタンスのステータスがテーブルに表示されます。
    • インスタンスのステータスは、確認対象の特定の問題に適用されます。あるページに「合格」のラベルの付いた問題が 1 つあったとしても、同じページに不合格保留中その他といったラベルの付いた問題もある場合があります。
    • AMP レポートとページのインデックス登録レポートでは、検証履歴ページのエントリは URL 別にグループ化されます。
    • リッチリザルト レポートでは、項目は URL と構造化データ項目(項目の「name」値に基づく)の組み合わせ別にグループ化されます。

 

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