このレポートでは、Google 検索でのサイトのパフォーマンスを確認できます。クリック数と表示回数の計算には、Google 検索結果で自分のサイトを参照している項目がすべて含まれます。これには、「通常の青色のリンク」に加え、クリックしたユーザーをページに誘導する画像や動画が含まれます(画像の場合と同様に、場合によっては 2 回クリックする必要があります)。
使ってみる
検索パフォーマンス レポートでは、タイプ(画像、動画、ニュースの検索)や URL(完全一致または部分一致)などでフィルタしてグループ化できます。
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1. 概要を確認する
- [クエリ] タブ、[ページ] タブ、[国] タブをクリックして、カテゴリ別のパフォーマンスを確認します。
- [クエリ] で、サイトの表示につながった検索クエリを確認します。想定どおりの内容ですか。スコアが高いと考えているクエリのクリック率はどのくらいですか。重要なクエリのクリック率が低い場合は、同様のクエリで Google 検索を行い、結果がどうなったかや、自分のサイトよりも多くのトラフィックを集めそうなサイトを確認します。
- [ページ] でパフォーマンスが最も高いページを確認します。
- クエリをクリックすると、そのクエリに対するすべての結果が自動的にフィルタリングされます。行をクリックすると、その分割項目でフィルタできます。フィルタの横にある [X] をクリックしてフィルタを削除します。
2. 画像検索におけるパフォーマンスを確認する
デフォルトの検索タイプは [ウェブ](Google 検索のデフォルトの検索結果タイプ)です。Google 画像検索におけるパフォーマンスを表示するように変更します。
- ページの上部にある [検索タイプ] をクリックします。
- [画像] と [適用] を選択して、画像検索におけるパフォーマンスを確認します。
- [ページ] タブをクリックすると、検索された画像の URL ではなく、ユーザーが Google 画像検索の結果で画像をクリックしたときに表示されるページが表示されます。
3. 直近の週とその前の週のパフォーマンスを比較する
- ページの上部にある [日付] フィルタをクリックします。
- [比較] をクリックします。
- 直近の週とその前の週を比較するオプションを選択します。
4. 上位のクエリのパフォーマンスを 2 つの国で比較する
- [クエリ] タブで一番上の行をクリックして、そのクエリに関するレポートのみに絞り込みます。レポート上部のフィルタの横にある [X] をクリックすると、すべてのクエリを再表示できます。
- ページの上部にある [+ 新規] をクリックして、レポートにフィルタと比較を追加します。
- [国]、[比較] の順にクリックします
- リストから国を 2 つ選択します。リストには、表示できるデータがある国のみ表示されます。
- [適用] をクリックしてデータを確認します。
- 比較が終わったら、レポート上部の比較フィルタの横にある [X] をクリックして削除します。
5. レポートでサポートされている、検索での見え方のすべてのタイプを確認する
ヒント: 検索での見え方のタイプがレポートにすべて表示されるわけではありません。表示されるタイプは、ご自分のサイトのデータが検索でどのように見えるかに基づくものであり、見え方のタイプがすべて設定されたサイトは存在しないためです。
- ページ上部のヘルプボタン
をクリックします。
- [検索での見え方] セクションまでスクロールして展開し、サポートされている検索での見え方のすべてのタイプを表示します。
6 特定のクエリのパフォーマンスを確認する
- [クエリ] タブをクリックします。
- グラフ上の [合計クリック数] タブ、[合計表示回数] タブ、[平均クリック率] タブをクリックします。
- 関連があると思われるクエリで、サイトのページがどの程度の頻度で表示されているかを確認します。表示頻度が想定よりも低い場合、ランキングの上位に入るべきだと思うトピックに焦点を当ててサイトの SEO に取り組みます。
- ユーザーにクリックされると考えているのに、クリックされていないクエリを確認します。表示回数が多く、CTR が低いページを探します。パフォーマンスを改善すべきと思われるクエリがある場合は、そのページ用に生成されたタイトルとスニペットを確認して、それらがユーザーの疑問に対する正確な回答を与えているかどうかや、ページのコンテンツを更新することでどのように改善できるかを確認します。1 つのクエリからすべてを把握することはできません。ユーザーがどのページをクリックするかを決める要因はさまざまです。
- アクセス元の国や使用されているデバイスを調べて、表示回数や CTR が特定の地域やデバイスの影響を受けているかどうかを確認します。モバイルにおけるページのパフォーマンスが悪い場合は、モバイル ユーザビリティを改善する必要があるかもしれません。
7. 予想したキーワードと予想外のキーワードを確認する
予想したキーワードがリストにない場合は、キーワードとの関連性が高い有益なコンテンツがサイト内に十分に含まれていない可能性があります。
予想外のキーワード(「バイアグラ」や「カジノ」など)が表示された場合、サイトがハッキングされている可能性があります。
8. ブランドクエリと非ブランドクエリの合計を確認する
検索結果にサイトが表示されたクエリについて、ブランド名など特定の文字列を含むもの、含まないものの数を確認できます。重要: クエリでフィルタすると匿名化されたクエリが除外されるため、値はあくまで近似値となります。ブランドクエリの割合はおおまかに次の式で求められます。
(特定の文字列を含むクエリの数)
(特定の文字列を含まないクエリの数)+(特定の文字列を含むクエリの数)
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高度な使用方法
データを深く掘り下げていくにつれて、より詳しい情報が見えてきます。データを帰属させるのはどの URL か(正規 URL)、サイトまたは URL によるグループ化、切り捨てられたデータなどを理解できるようになります。
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