AMP HTML 広告は、AMP(Accelerated Mobile Pages)を使用して作成した広告のことを指し、読み込み速度が速く、魅力的で信頼性の高いコンテンツをユーザーに提供できます。AMP HTML 広告の作業を行う際は、一部の Google Web Designer 機能が利用できなくなります。
Google Web Designer の AMP HTML 広告
Google Web Designer で AMP HTML 広告を作成するには、新しいドキュメントを作成する際に広告タイプとして [AMP HTML バナー] を選択します。AMP HTML ファイルを AMP HTML 以外のファイルに変換することはできません。また、その逆も同様です。
[ファイル] > [最近開いたファイルを開く] により表示されるリスト内の AMP HTML 広告には、AMP アイコン が設定されています。
AMP HTML 広告には、信頼性の高いパフォーマンスを確保するためにいくつかの制限が設けられています。Web Designer で AMP HTML 広告を作成する場合、リッチなインタラクティブ広告は作成できますが、AMP でサポートされていない一部の機能についてはインターフェースが無効になっています。
制限
以下の Web Designer 機能は AMP HTML 広告では使用できません。
- AMP HTML ドキュメントと AMP HTML 以外のドキュメント間でのコピーと貼り付け
transform
、visibility
、opacity
以外のアニメーション要素プロパティ(transform
では要素を移動、回転、拡大縮小、歪んだ状態で表示することが可能です)- マスクのアニメーション化
- 視認性の範囲
- テキストの効果
- グループ
- amp-carousel コンポーネント以外のコンポーネント
- レスポンシブ機能(パーセンテージ ベースのサイズ、[レスポンシブ] パネル、メディアルールなど)
- メインページの設定
- 動的データ バインディング
- カスタム JavaScript(イベントのカスタム アクションなど)
- スタジオ、ディスプレイ&ビデオ 360、キャンペーン マネージャー 360 へのパブリッシュ
- Ads Creative Studio へのアップロード
検証
広告検証ツールが AMPHTML 広告の追加検証を行います。詳しくは、AMP ドキュメントの検証についての説明をご覧ください。
プラットフォームの仕様
AMPHTML 広告を使用する場合、広告プラットフォームによっては追加の要件が適用されます。