Vault の書き出しに含まれる内容

Google Vault を使用して必要なデータを検索したら、そのデータのコピーを書き出し、ダウンロードして詳しく分析することができます。書き出しには次の情報が含まれます。

  • 検索条件に一致するデータをまとめたコピー
  • 書き出したデータを組織内の各ユーザーにリンクするために必要なメタデータ
  • 書き出したデータが Google のサーバーに保存されているデータと一致することを証明するために必要な確認情報

このページの内容

Gmail の書き出し

2024 年 2 月現在、Vault API では Gmail の従来の書き出しはサポートされていません。

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書き出しに含まれるもの

書き出したファイル内の Chat メッセージの整理方法

Chat のメッセージ コンテキストを提供するため、検索結果、プレビュー、書き出したファイルには、一致するメッセージと同じ会話またはスレッドで送信されたメッセージが含まれます。チャット メッセージはエクスポート ファイル内で次のように整理されます。

  • メッセージは、会話、スレッド、Chat スペースごとにグループ化されます。
  • 書き出したデータに複数の会話からのメッセージが含まれている場合、その会話は、一致する最新のメッセージに基づいて日付の新しい順に表示されます。たとえば、ある会話で最後に一致したメッセージは午後 1 時に送信され、別の会話で最後に一致したメッセージは午後 8 時に送信された場合、書き出されたファイルには、午後 8 時に送信されたメッセージを含む会話のメッセージが最初に表示され、その後に午後 1 時のメッセージを含む会話のメッセージが表示されます。
  • 各会話または Chat スペースの中では、メッセージは日付の古い順に表示されます。

    : 書き出したデータをメール クライアントで確認すると、メッセージは日付の古い順にグループ化されます。会話別にグループ化されることはありません。

重複するメッセージの削減

同じ会話やスレッド内の多数のメッセージが検索に一致した場合、その前後に送信されたメッセージも重複していることがあります。書き出したメッセージが重複しないように、Vault では重複が評価され、それに応じてメッセージがグループ化されます。

たとえば、検索クエリと一致するメールが 2 つあり、1 つは月曜日の午前 9 時に送信され、もう 1 つは月曜日の午後 3 時に送信されているとします。この 2 つの一致するメッセージには、次のコンテキスト ウィンドウが設けられます。

  • 午前 9 時のメッセージ: 日曜日の午後 9 時~月曜日の午後 9 時
  • 午後 3 時のメッセージ: 月曜日の午前 3 時~火曜日の午前 3 時

これらのコンテキスト ウィンドウは、月曜日の午前 3 時~午後 9 時が重なっています。メッセージが書き出されると、日曜日の午後 9 時から火曜日の午前 3 時までの間に送信されたすべてのメッセージが含まれる一連のメッセージが、1 つのグループとして会話に対して返されます。

一致するメッセージがあるものの、送信時刻が前のメッセージより 24 時間以上後の場合は、2 番目のメッセージ グループが作成され、書き出しの結果に返されます。前の例で、別の一致するメッセージが木曜日の午前 11 時に送信された場合、コンテキスト ウィンドウは水曜日の午後 11 時~木曜日の午後 11 時になります。このウィンドウは、火曜日の午前 3 時に終了した前のウィンドウと重ならないため、このウィンドウ内のメッセージは 2 番目のグループで返されます。

情報 ファイル名 説明
メッセージの内容 [書き出し名-番号].zip

書き出されたメッセージの内容と詳細データが含まれている PST ファイルまたは mbox ファイル。PST ファイルと mbox ファイルの確認方法についての説明をご覧ください。

メッセージ ファイルは [書き出し名-アカウント名-ランダムな文字列].mbox または [書き出し名-アカウント名-ランダムな文字列].pst という名前になります。アカウント名の部分には、そのメッセージを送受信したアカウントの完全なメールアドレスが入ります。

アカウントのメッセージのサイズが 1 GB(PST ファイルの場合)または 10 GB(mbox ファイルの場合)を超えている場合は、ZIP ファイルで書き出されます。その中のファイル名には、6 文字のランダムな文字列が追加されます。ZIP ファイルには連番が付きます。

たとえば、書き出しに含まれる mbox ファイルが 10 GB を超える場合、my-export には user1@example.com の以下のファイルが含まれることがあります。

my-export-1.zip
   my-export-user1@example.com-PrDhfQ.mbox
   my-export-user1@example.com-qN96Ew.mbox

my-export-2.zip
   my-export-user1@example.com-f_5gjg.mbox

PST ファイルを書き出す場合、追加ファイルの拡張子は .pst になります。

mbox ファイル内のクライアントサイド暗号化が適用されたメッセージを復号するには、復号化ユーティリティ(ベータ版)を使用します。クライアントサイド暗号化が適用されたメールを PST 形式で表示するには、Microsoft Outlook で各ユーザーの p7m ファイルを読み込みます。

メッセージのメタデータ [書き出し名]-metadata.csv

Google サーバーに存在するものと同じメッセージ メタデータを含む CSV ファイル。このファイルをスプレッドシート エディタで開くと、メッセージのメタデータを mbox ファイルのメッセージ コンテンツと対応付けることができます。

注: PST ファイルのコンテンツを XML ファイルのメタデータと関連付けることはできません。

詳しくは、メタデータ ファイルについての説明をご確認ください。

アカウントとメッセージの数 [書き出し名]-result-counts.csv

書き出したデータに含まれるメッセージの所有者のアカウント、各アカウントが所有するメッセージ数、書き出しに成功または失敗したメッセージの数が一覧で記載された CSV ファイル。

詳しくは、カウント ファイルについての説明をご確認ください。

ドライブのリンク [エクスポート名]-drive-links.csv Gmail のメール コンテンツから抽出されたドライブ ファイルのハイパーリンクが記載された CSV ファイル。このファイルは、[リンクされたドライブ ファイルを書き出す] オプションを有効にし、書き出したメッセージにドライブのハイパーリンクが 1 つ以上含まれている場合にのみ含まれます。各ハイパーリンクについて、次の情報を取得できます。
  • リンクを含むメールの RFC822 メッセージ ID
  • リンクを含むメールの一意のメッセージ ID
  • ドライブ ファイルへのハイパーリンク
  • ドライブ ファイルのドキュメント ID

同じメール ID が複数回表示されている場合は、同じメール本文内にドライブのリンクが複数見つかったことを示しています。

CSV ファイルには、エクスポートする権限の有無にかかわらず、ハイパーリンクが含まれます。ドライブのエクスポート ファイルまたはエラーのメタデータでドキュメント ID を検索して、ハイパーリンクのエクスポートが成功したかどうかを確認できます。

エラーレポート

[書き出し名]-errors.xml

メッセージ取得時のエラーの一覧が記載された XML ファイル。エラーが発生しなかった場合も出力されます。

詳しくは、エラーレポートについての説明をご確認ください。

PST に変換されなかったメッセージ [書き出し名]-conversion_errors-[番号].zip

PST 形式で書き出した場合に、PST に変換されなかったすべてのメッセージがこのファイルに含まれます。各メッセージがそれぞれ個別の EML ファイルとして書き出され、ファイル名には各メッセージの Message-ID: ヘッダーの値が付きます。

メッセージのサイズが 10 GB を超える場合は、多数の zip ファイルが生成されます。

ファイルのチェックサム ファイルのチェックサム 書き出したデータに含まれるすべてのファイルに対する Message Digest 5(MD5)ハッシュ値を含むチェックサム ファイルの一覧。
メタデータ ファイル内のメッセージ パラメータ

メタデータ CSV ファイルには、各メッセージについて次の情報が記載されています。情報がない場合や情報がメッセージに該当しない場合、値は空になります。

説明
Rfc822MessageId

受信者と送信者のメッセージで同一のメッセージ ID。この値を使用して、メタデータと、書き出された mbox データに含まれるメッセージを関連付けます。

 
GmailMessageId 一意のメッセージ ID。この値を使用して、Gmail API で特定のメッセージを管理します。  
アカウント

受信トレイにメッセージが届いたアカウント。

たとえば、groupA のメンバーの user1@example.com が groupA@example.com 宛てのメッセージを受信したとします。user1 の受信トレイに届いたこのメッセージは検索結果に含まれます。その場合、To の値は「groupA@example.com」、Account の値は user1@example.com になります。

 
From 送信者アカウント。  
To 受信者アカウント。受信者が複数存在する場合、各受信者はカンマで区切られ、リスト全体が二重引用符で囲まれます。 Gmail のみ
CC [Cc] 欄に含まれるアカウント。 Gmail のみ
BCC [Bcc] 欄に含まれるアカウント。 Gmail のみ
Subject メッセージの件名。 Gmail のみ
Labels Gmail またはユーザーによってメッセージに適用されたラベル。 Gmail のみ
DateSent UTC 表記によるメッセージの送信日時(yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ssZZZZ)。 Gmail のみ
DateReceived メッセージの受信日時(yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ssZZZZ)。 Gmail のみ
カウント ファイルに含まれる情報

CSV 形式のカウント ファイルには、検索対象のアカウントと各アカウントに関連付けられたエクスポート データに含まれるメッセージ数の一覧が記載されています。

先頭行の Totals には、書き出し対象のすべてのメールについて、エクスポートされたメッセージとエラー メッセージの総数が記載されます。結果は、そのメールアドレスで書き出しに成功したメッセージの数を基準に降順で並べ替えられます。

カウントに関する注意事項

メッセージがエクスポート クエリに一致するものの PST 形式に変換できなかった場合、このファイルでは成功とカウントされます。変換されなかったメッセージは、[書き出し名]-conversion_errors-[番号].zip ファイルで確認できます。

説明
Email 送信者または受信者のメールアドレス。
AccountStatus

メール アカウントのメッセージが正常に書き出されたかどうか。値は次のいずれかです。

  • Success - 書き出し対象のすべてのメッセージが Vault で取得された
  • PartialAccountError - 書き出し対象の一部のメッセージを Vault で取得できなかった
  • AccountError - 書き出し対象のメッセージを Vault で一切取得できなかった
SuccessCount 正常に書き出されたメッセージの数。従来のカウント ファイルのカウント値と同じです。
MessageErrorCount 書き出されたデータに含まれていないメッセージの数。それらのメッセージは CSV 形式のエラーファイルで確認できます。

Google Chat と Google グループの書き出し

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書き出しに含まれるもの
情報 ファイル名 説明
メッセージの内容 [書き出し名-番号].zip

PST ファイルまたは mbox ファイルを圧縮した ZIP ファイル。これらのファイルには、書き出されたメッセージの内容と詳細データが含まれています。Google Chat のメッセージの場合は、送信者がメッセージを編集・削除した日時などの詳細が含まれます。各ファイル名の末尾には識別用の番号が付きます。

PST ファイルと mbox ファイルの確認方法についての説明をご覧ください。

次のような場合は複数の ZIP ファイルが作成されます。

  • 書き出しに複数のアカウントのメッセージが含まれる。
  • ファイルサイズが、PST ファイルの場合は 1 GB、mbox の場合は 10 GB を超えている。

mbox ファイル内のクライアントサイド暗号化が適用されたメッセージを復号するには、復号ユーティリティ(ベータ版)を使用します。クライアントサイド暗号化が適用されたメールを PST 形式で表示するには、Microsoft Outlook で各ユーザーの p7m ファイルを読み込みます。

Google グループのメンバー情報 [書き出し名]-group-membership.csv

グループの各メンバーについて次の情報が記載された CSV ファイル。

  • メンバーのメールアドレス
  • グループのメールアドレス
  • ユーザーがグループに追加された日時
  • メンバーのロール - MEMBER(グループ メンバー)、MANAGER(グループ マネージャー)、OWNER(グループ オーナー)
  • アカウントの種類 - USER(個々のユーザー アカウント)、GROUP(グループのメールアドレス)
メッセージのメタデータ

[書き出し名]-metadata.xml

[書き出し名]-metadata.csv

  • [書き出し名]-metadata.xml - Google サーバーに存在するものと同じ、Google グループ、Google Chat のメッセージ メタデータを含む XML ファイル。詳細
  • [書き出し名]-metadata.csv - Google サーバーに存在するものと同じ、Gmail のメタデータを含む CSV ファイル。詳細

注: PST ファイルのコンテンツを XML ファイルのメタデータと関連付けることはできません。

アカウントとメッセージの数 [書き出し名]-results-count.csv 書き出しに含まれるメッセージの所有者のアカウントと、各アカウントの所有者が所有するメッセージ数を一覧表示した CSV ファイル。
エラーレポート

error.csv

[書き出し名]-failed-group-membership-lookups.csv(Google グループの書き出し)

エラーレポートは、書き出し時にエラーが発生した場合のみ含まれます。

  • error.csv - メッセージ取得時のエラーの一覧です。詳細
  • [書き出し名]-failed-group-membership-lookups.csv - 検索に一致する一部のメンバーを取得できなかったグループのメールアドレスの一覧
ファイルのチェックサム ファイルのチェックサム 書き出しに含まれるすべてのファイルの Message Digest 5(MD5)ハッシュ値の一覧です。
メタデータ ファイル内のメッセージ パラメータ

メタデータ ファイルには次の情報が記載されています。

Google グループ メッセージのメタデータ

  • #From - 送信者のメール アカウント
  • #To - すべての受信者のメール アカウント
  • #CC - Cc に指定されたすべての受信者のメール アカウント
  • #BCC - Bcc に指定されたすべての受信者のメール アカウント
  • #Subject - メッセージの件名
  • #DateSent - メッセージ送信時のタイムスタンプ
  • #DateReceived - メッセージ受信時のタイムスタンプ

Google Chat メッセージのメタデータ

  • #DateFirstMessageSent - 会話の最初のメッセージが送信されたときのタイムスタンプ
  • #DateLastMessageSent - 会話の最後のメッセージが送信されたときのタイムスタンプ
  • #DateFirstMessageReceived - 会話の最初のメッセージが受信されたときのタイムスタンプ
  • #DateLastMessageReceived - 会話の最後のメッセージが受信されたときのタイムスタンプ
  • RoomID - メッセージが属するスペース、グループ チャット、または DM の識別子
  • Participants - 会話に参加したすべてのユーザーのメールアドレス
  • Labels - Google Chat によって適用されたラベル(^INBOX、^TRASH、^DELETED など)と、ユーザーがメッセージに適用したラベル
  • RoomName - メッセージの種類によって値が異なります。
    • Chat スペースの場合、値はスペースの名前になります
    • 2020 年 12 月初旬より後に作成されたグループ会話の場合、値は Group chat になります
    • 2020 年 12 月初旬より前に作成されたグループ会話と DM の場合、値は参加したアカウントのカンマ区切りのリストになります
  • ConversationType - メッセージの種類:
    • 2020 年 12 月初旬より後に作成されたグループ チャットとスペースの場合、値は Room になります
    • 2020 年 12 月より前に作成されたグループ チャットの場合、値は Group Direct Message になります
    • DM の場合、値は 1:1 Direct Message になります

すべてのメッセージ(Google グループ、Google Chat)のメタデータ

  • FileName - メッセージ識別子。この値を使用して、メタデータと、メール クライアントまたはテキスト エディタ内の対応するメッセージを関連付けます。
  • FileSize - メッセージのサイズ(バイト単位)
  • Hash - メッセージの MD5 ハッシュ

書き出し全体のクエリ パラメータ

  • UserQuery - 書き出しに含まれるメッセージの取得に使用された、Vault ユーザーからのクエリ
  • TimeZone - 日付ベースの検索に使用されたタイムゾーン
  • Custodians - 検索対象となったユーザー アカウントのメールアドレス。個々のユーザー アカウントではなくコンテンツを検索した場合は、ここには何も含まれません。
Google グループのメタデータ ファイル(CSV)内のメッセージ パラメータ

メタデータ CSV ファイルには、グループのメッセージについて次の情報が記載されています。情報がない場合や情報がメッセージに該当しない場合、値は空になります。

説明
Rfc822MessageId

受信者と送信者のメッセージで同一のメッセージ ID。この値を使用して、メタデータと、書き出された mbox データに含まれるメッセージを関連付けます。

GmailMessageId 一意のメッセージ ID。この値を使用して、Gmail API で特定のメッセージを管理します。
アカウント

受信トレイにメッセージが届いたアカウント。

たとえば、groupA のメンバーの user1@example.com が groupA@example.com 宛てのメッセージを受信したとします。user1 の受信トレイに届いたこのメッセージは検索結果に含まれます。その場合、To の値は「groupA@example.com」、Account の値は user1@example.com になります。

From 送信者アカウント
To 受信者アカウント受信者が複数存在する場合、各受信者はカンマで区切られ、リスト全体が二重引用符で囲まれます
CC [Cc] 欄に含まれるアカウント
BCC [Bcc] 欄に含まれるアカウント
Subject メールの件名
Labels グループがメッセージに適用したラベル
DateSent UTC 表記によるメッセージの送信日時(yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ssZZZZ)
DateReceived UTC 表記によるメッセージの受信日時(yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ssZZZZ)

Google ドライブの書き出し

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書き出しに含まれるもの
情報 ファイル名 説明
ファイル [書き出し名_番号].zip

検索で見つかったすべてのファイルとサイトを含みます。10 GB までのデータが 1 つの圧縮ファイルにまとめられます。10 GB を超えるデータを書き出す場合は、複数のファイルが作成されます。

書き出されたファイルの名前は、元のファイル名の後にアンダースコア(_)とドライブ ファイルの ID を付けたものになります。

書き出すと、Google ファイル形式が次のように変換されます。

  • Google ドキュメントは DOCX
  • Google スプレッドシートは XLSX
  • Google フォームは ZIP(HTML と CSV)
  • Google スライドは PPTX
  • Google 図形描画は PDF
  • Google サイトは PDFサイト内のページごとに PDF ファイル形式で保存されます。ファイル名は [サイト名]_[ページ名]_[サイト ID]_[ページ ID].pdf 形式を使用します。

注: クライアントサイド暗号化ファイルを書き出した場合、ファイルは暗号化されたままで、ファイル名の末尾は .gcse になります。ファイルを復号するには、Google クライアントサイド復号ツールを使用します。Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルを復号する場合、ファイル名の末尾は .gdoc になります。現時点では、復号ツールを使ってこれらのファイルを DOCX、XLSX、PPTX に変換することはできません。

ファイルのメタデータ [書き出し名]-metadata.xml

次のようなメタデータが含まれます。

  • ドキュメント ID(: これらの ID はドライブ ファイルの ID ではありません。CSV ファイル内の値に対応しています)
  • ユーザーのメールアドレス
  • 各ファイルの作成日と更新日
  • ドキュメントの種類とタイトル

詳細

アカウントとドキュメント ID [書き出し名]-custodian-docid.csv

ユーザー アカウントとそれに関連付けられているドキュメント ID の一覧です。この情報から、書き出したファイルにアクセスできるユーザーがわかります。

Gmail のデータを書き出すときに [リンクされたドライブ ファイルを書き出す] オプションを有効にしている場合、このファイルは含まれません。詳しくは、エクスポートを開始するをご覧ください。

エラーレポート

error.csv

[書き出し名]-incomplete-accounts.csv

エラーレポートは、書き出し時にエラーが発生した場合のみ含まれます。

  • error.csv - ファイルとファイル メタデータを取得した際のエラーの一覧です。詳細
  • [書き出し名]-incomplete-accounts.csv - 検索に一致する一部のファイルが書き出されなかったアカウントの一覧です。
ファイルのチェックサム ファイルのチェックサム 書き出しに含まれるすべてのファイルの Message Digest 5(MD5)ハッシュ値を含むチェックサム ファイルの一覧です。
メタデータ ファイル内のファイル パラメータ

書き出したデータに含まれるメタデータ ファイルには、次のメタデータが記載されています。

各ファイルについて含まれるメタデータ

説明
DocID ファイルの一意の識別子。サイトの書き出しの場合は、ページ ID。
#Author ドライブ内のファイルを所有するユーザーのメールアドレス。共有ドライブのファイルの場合は、共有ドライブの名前。
Collaborators ファイルを編集したりコメントを追加したりする直接的な権限のあるアカウントとグループ。書き出し時のオプション選択によっては、ファイルに対して間接的なアクセス権のあるユーザーも含まれます。
Viewers ファイルを表示する直接的な権限のあるアカウントとグループ。書き出し時のオプション選択によっては、ファイルに対して間接的なアクセス権のあるユーザーも含まれます。
#DateCreated ドライブでの Google ファイルの作成日。Google 以外のファイルの場合は、通常はファイルがドライブにアップロードされた日付です。アップロードされたファイルのタイムスタンプに関する詳細をご確認ください。
#DateModified ファイルの最終更新日。アップロードされたファイルのタイムスタンプに関する詳細をご確認ください。
#Title ユーザーが割り当てたファイル名。一部のオペレーティング システムでは長いファイル名を持つ ZIP ファイルを展開できないため、Vault では書き出し時にファイル名が 128 文字に切り捨てられます。#Title タグで示された値は切り捨てられません。
DocumentType Google ファイルのファイル形式。以下の形式があります。
  • DOCUMENT - Google ドキュメントで作成されたドキュメント
  • SPREADSHEET - Google スプレッドシートで作成されたスプレッドシート
  • PRESENTATION - Google スライドで作成されたプレゼンテーション
  • FORM - Google フォームで作成されたフォーム
  • DRAWING - Google 図形描画で作成された図形描画
  • SITES_PAGE - 新しい Google サイトで作成されたサイトのページ
その他 書き出し時にアクセスレベル情報を除外するオプションを選択した場合、クエリ結果のファイルに対して間接的な権限を持つアカウント。書き出しの時点で権限レベルを特定できないユーザーが含まれることもあります。
SitesTitle サイトの場合は、ページの名前。
PublishedURL サイトの場合は、公開済みページのウェブアドレス。非公開サイトの値は空です。
DocParentID サイトの場合は、ページが属するサイトの一意の識別子。
SharedDriveID ファイルを格納している共有ドライブの識別子(該当する場合)。
LabelName ドライブのアイテムの場合、ドライブのラベルとフィールドの名前(存在する場合)。書き出されるラベルは、アイテムの現在のバージョンのものです。
SourceHash ファイルの各版に対する一意のハッシュ値。ファイルの重複書き出しを排除したり、書き出されたファイルがソースファイルの完全なコピーであることを確認したりするのに使用できます。Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルでのみサポートされています。
FileName ファイル名。この値を使って、書き出しの ZIP ファイルに含まれるファイルとメタデータを関連付けます。
FileSize ファイルのサイズ(バイト単位)。
Hash ファイルの MD5 ハッシュ。
ClientSideEncrypted ファイルが Google Workspace クライアントサイド暗号化で暗号化されていることを示します。クライアントサイド暗号化が適用されていないファイルには、ClientSideEncrypted タグは含まれません。
評価

ファイルの承認に関するメタデータが記載されるセクション。ファイルに対して承認がリクエストされなかった場合は含まれません。Review セクションには、承認リクエストごとに以下の情報が含まれます。

  • ApprovalId - 審査のための一意の識別子
  • CreatedAt - 承認のリクエスト日時
  • ModifiedAt - 承認ステータスの最終変更日時
  • Approvers - 承認者のメールアドレスをカンマで区切ったリスト
  • ApprovalStatus - 承認のステータス。以下のステータスがあります。
    • IN_PROGRESS - 承認がリクエストされた
    • APPROVED - すべての承認者がファイルを承認済み
    • DECLINED - 承認者がファイルの承認リクエストを拒否
    • CANCELLED - 承認者がファイルを却下
ContentVersionDate 書き出しクエリに版の日付が含まれていた場合、そのドライブのドキュメントが保存された日付。
SlideRecording 録音に関するメタデータ(書き出されたアイテムが、関連する録音を含むスライドのプレゼンテーションである場合)。詳しくは、Google スライドでスライドの録画機能を使用するをご覧ください。

 

書き出し全体のクエリ パラメータ

説明
UserQuery 書き出しに含まれるファイルの取得に使用された、Vault ユーザーからのクエリ。
タイムゾーン 日付ベースの検索に使用されたタイムゾーン。
Custodians アカウントが検索されたユーザーのメールアドレス。個々のユーザー アカウントではなくコンテンツを検索した場合は、ここには何も含まれません。
ファイルへの間接的権限を持つユーザーのアクセスレベル情報の書き出し

ドライブから書き出したファイルのメタデータには、検索条件に一致するファイルに対して間接的な権限を持ち、そのファイルを開いたことがある組織内のユーザーに関する情報が含まれる場合があります。

ユーザーが間接的な権限を持つのは、ファイルまたはファイルを含むフォルダの共有設定が次のようになっている場合です。

  • ユーザーが属するグループと共有
  • ドメインと共有
  • 一般公開で共有

このような情報をメタデータ出力に含めるかどうかは、書き出し時に選択できます。

  • ドメイン内のユーザーがファイルに対して持っている間接的な権限レベルを特定するには、エクスポート ダイアログで該当するチェックボックスをオンにします。メタデータ ファイルでは、それぞれのユーザーが次のカテゴリのいずれかに表示されます。

    • Collaborators - ファイル編集またはコメント追加の間接的権限を持つユーザー。
    • Viewers - ファイル閲覧の間接的権限を持つユーザー。
    • Others - 場合により、書き出しの時点でユーザーの権限を特定できないことがあります。たとえば、ファイルがグループと共有されていて、その後にグループからユーザーが削除された場合は、この状況に該当することがあります。

    このようなユーザーが持つ権限を特定するには時間がかかるため、このオプションをオンにすると、ファイルのダウンロードの準備ができるまで時間がかかることがあります。

  • ドメイン内のユーザーがファイルに対して持っている間接的な権限のアクセスレベル情報を含めない場合は、エクスポート ダイアログで該当するチェックボックスをオフにします(デフォルトのまま)。このようなユーザーは、メタデータ ファイルの Others のカテゴリに表示されます。

Google Voice の書き出し

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書き出しに含まれるもの
情報 ファイル名 説明
Voice データファイル [書き出し名-番号].zip アカウントごとに生成される zip ファイル。このファイルには、テキスト メッセージの会話、通話履歴、ボイスメールの MP3 音声ファイル、ボイスメールの音声文字変換の PST または mbox ファイルが含まれます。
ファイルのメタデータ [書き出し名]-metadata.xml Google サーバーに存在するものと同じメタデータを含む XML ファイルが生成されます。
ファイルのチェックサム ファイルのチェックサム チェックサム ファイルは、書き出しに含まれるすべてのファイルの Message Digest 5(MD5)ハッシュ値で生成されます。
エラーレポート

error.csv

エラーレポートは、エクスポートでエラーが発生した場合のみ含まれます。詳細

注: 他のサービスとは異なり、Voice の書き出しにはカウント ファイルは含まれません。

メタデータ ファイル内の Voice データ パラメータ

メタデータ ファイルには次の情報が記載されています。

各ファイルに関する情報

  • DocID - ファイルの一意の識別子。
  • #Author - ドライブ内のファイルを所有するアカウントのメールアドレス。
  • #DateFirstMessageSent - テキスト メッセージの会話の場合、最初のメッセージを送信した日付。注: ボイスメールと通話履歴の場合も、この項目と次の 3 つの項目は同じものです。
  • #DateLastMessageSent - テキスト メッセージの会話の場合、最後のメッセージを送信した日付。
  • #DateFirstMessageReceived - テキスト メッセージの会話の場合、最初のメッセージを受信した日付。
  • #DateLastMessageReceived - テキスト メッセージの会話の場合、最後のメッセージを受信した日付。
  • ConversationType - データの種類:
    • TEXT_MESSAGE - テキスト メッセージ
    • VOICEMAIL - ボイスメール
    • INCOMING_CALL - 着信の通話履歴
    • OUTGOING_CALL - 発信の通話履歴
    • MISSED_CALL - 不在着信の通話履歴
  • ParticipantPhoneNumbers - 参加者の電話番号
  • OwnerPhoneNumbers - ユーザーの電話番号が変更されたときに、複数の電話番号が含まれます
  • Labels - 会話のすべてのラベルたとえば、削除された会話には「DELETED」というラベルが付けられます
  • ExternalFile FileName - PST または mbox ファイルの「Subject」に対応するファイル識別子

書き出し全体のクエリ パラメータ

  • UserQuery - Vault 管理者が送信したクエリ
  • TimeZone - クエリのタイムゾーン。
  • Custodians - 検索されたアカウントのメールアドレス

Google カレンダーの書き出し

書き出しに含まれるもの
情報 ファイル名 説明
ファイル [書き出し名_番号].zip

ユーザーのカレンダーの予定を含む Internet Calendar Scheduling(ICS)ファイルや Personal Storage Table(PST)ファイル。ユーザーごとに 1 つのファイルが作成されます。カレンダーのサイズが非常に大きい場合は、書き出しが複数のファイルに分割されることがあります。

クライアントサイド暗号化されたファイルを書き出す場合、書き出しには次のような個別のファイルが含まれます。

  • 暗号化されていない予定は .ics または .pst ファイルに含まれます。
  • 暗号化された予定は、.ics.gcse ファイルに含まれます。

ファイルを復号するには、Google クライアントサイド復号ツールを使用します。

予定を書き出す

  • 連続する予定の場合は、対象となる予定全体のみを書き出せます。詳しくは、一連の予定を検索して書き出すをご覧ください。
  • 予定にドライブ ファイルへのハイパーリンクが含まれている場合、そのリンクは書き出し対象ですが、ファイル自体は対象外です。

PST ファイルを書き出す

PST ファイルがメールアドレス形式に対応していない場合、アドレスはプレースホルダ invalid_email@calendar.google.com に置き換えられます。

ファイルのメタデータ [書き出し名]-metadata.csv 各予定とその予定が属するアカウントの識別子
アカウントと予定の数 [書き出し名]-result-counts.csv

ファイルには、各アカウントの次の情報が含まれます。

  • AccountStatus - このユーザーのエクスポートが成功したかどうかを示します。ユーザーの一部の予定が見つからない場合は SuccessPartialAccountError が表示され、ユーザーの書き出しが完全に失敗した場合は AccountError と表示されます。
  • SuccessCount - エクスポートされた予定の数を示します。
  • CalendarEventErrorCount - 書き出した予定のうち、エラーが発生した予定の数を示します(書き出しに失敗した予定は含まれません)。
エラーレポート [書き出し名]-errors.xml

このファイルには、予定の取得時に発生したエラーがリストされます。エラーが発生しなくても、ファイルは常にエクスポートに含まれます。

詳しくは、カレンダーのエラーレポートの内容(後述)をご覧ください。

エラーレポート

Vault でサービスからデータを書き出せない場合、エラーレポートが生成されます。このレポートには、書き出しエラーの項目ごとに詳細情報とメタデータが記載されます。

Vault のエラーには次の 2 つの種類があります。

  • 一時的なエラー - バックエンド サーバーでメールまたはファイルを取得できませんでした。通常、後で検索した際に書き出すことができます。
  • 一時的でないエラー - 一時的なエラーと明示的に表示されていないエラーは、修正できない問題が原因で発生したエラーです。通常、メッセージの添付ファイルが削除されている場合や書き出し機能でサポートされていない場合、指定した形式に変換できない場合に発生します。

問題が一時的な問題かそうでないかを調べるには、Google スプレッドシート(または同様のスプレッドシート アプリ)で CSV ファイルを開き、[Error description] 列を確認します。注: Error Description は Voice の書き出しでは利用できません。

一時的なエラーから回復する

一時的なエラーのために書き出されなかったデータについては、メッセージとファイルの情報を使用して検索や書き出しを行うことができます。

  • 一時的なエラーが発生したメッセージがエラーレポートに記載されている場合は、各メッセージの RFC 822 ID で再検索して見つけることができます。検索演算子の形式は、rfc822msgid:[ID] です。
  • 一時的なエラーが発生したドライブ ファイルがエラーレポートに記載されている場合は、ファイル名で再検索して見つけることができます。検索キーワードの形式は title:"[ファイル名]" です。

エラーレポートの内容

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Gmail のエラーレポートの内容

Summary セクション

エラーレポートの Summary セクションには、書き出し全体について次のデータが記載されます。

項目 説明
AccountErrorsCount Vault で書き出し対象のいずれのメッセージも取得できなかったアカウントの数。
PartialAccountErrorsCount Vault で書き出し対象の一部のメッセージを取得できなかったアカウントの数。
MessageErrorsCount Vault で Gmail から完全には取得できなかったメッセージの数。これらのメッセージについては、Vault でメタデータは取得されていますが、一部のメッセージのコンテンツが取得されていない状態です。
Account

受信トレイにメッセージが届いたアカウント。

たとえば、groupA のメンバーの user1@example.com が groupA@example.com 宛てのメッセージを受信したとします。user1 の受信トレイに届いたこのメッセージは検索結果に含まれます。その場合、To の値は「groupA@example.com」、Account の値は user1@example.com になります。

Count 特定のアカウントに関連付けられている、エラーが発生したメッセージの数。
PSTConversionErrorsCount PST に変換されなかったメッセージの数。

エラーのリスト

書き出しの Summary セクションの後には、エラーが発生したアカウントとメッセージに関するメタデータが記載されます。データがない場合、またはデータがメッセージに該当しない場合、値は記載されません。

項目 説明
AccountErrors 検索できなかったメッセージを持つユーザーの一覧。各エントリには AccountReason の値があります。
Reason Vault で書き出し対象のいずれのメッセージも取得できなかったアカウントについて、Gmail によって返されたエラー。
PartialAccountErrors 一部しか検索できなかったメッセージを持つユーザーの一覧。
MessageErrors

書き出せなかったメッセージのメタデータ。項目はメタデータ ファイルと同じです。

PSTConversionErrors PST 形式で書き出した場合に、PST に変換されなかったメッセージの AccountRfc822MessageId の値の一覧。これらのメッセージは、書き出されたデータに含まれる [書き出し名]-conversion-errors-[番号].zip ファイルに、元の EML 形式で保存されています。
Google グループのエラーレポートの内容

エラーレポートには、メッセージごとに次の項目が記載されます。データが使用できない場合、またはメッセージに該当しない場合、項目は空白です。

項目

説明
Document ID ファイルの一意の識別子
Document type ドキュメントの種類。値は mail です。
File type

ファイル形式。値は mail です。

Attachments count メッセージの添付ファイルの数
Attachment names 添付ファイルのファイル名
Subject メッセージの件名
Size メッセージのサイズ
From 送信者のメール アカウント
To 全受信者のメール アカウント
Cc Cc の全受信者のメール アカウント
Sent time メッセージ送信時のタイムスタンプ
Source account 検索クエリに含まれていたアカウント
Error description エラーの説明
RFC 822 Message-ID

メールサーバーによって追加された、メールの一意の識別子

例: rfc822msgid:AANLkTilQ5MWSp7-iE6SKepvOl-
Spjupgr1NZTiLGu16Z@mail.solarmora.com

 

Chat のエラーレポートの内容

エラーレポートには、メッセージごとに次の項目が記載されます。データが使用できない場合、またはメッセージに該当しない場合、項目は空白です。

項目

説明
Document ID ファイルの一意の識別子
Filename ドキュメントの種類。値は mail です。
Conversation Type

メッセージの種類。値は mail です。

space Name スペースの名前
Error description エラーの説明

 

ドライブ ファイルのエラーレポートの内容

エラーレポートには、ファイルごとに次の項目が記載されます。データが利用できない場合、またはファイルに該当しない場合、項目は空白です。

項目 説明
Document ID ファイルの一意の識別子
Document type Google のファイルの種類(DOCUMENTSPREADSHEETPRESENTATIONFORMDRAWINGSITES_PAGE など)。
File type ファイル形式(PDF、XLSX など)
Title ユーザーが割り当てたファイル名
Size ファイルのサイズ
Creator ドライブ内のファイルを所有するユーザーのメールアドレス。共有ドライブのファイルの場合は、共有ドライブの名前。
Collaborators ファイルを編集したりコメントを追加したりする直接的な権限のあるアカウントとグループ。書き出し時のオプション選択によっては、ファイルに対して間接的なアクセス権のあるユーザーも含まれます。
Viewers ファイルを表示する直接的な権限のあるアカウントとグループ。書き出し時のオプション選択によっては、ファイルに対して間接的なアクセス権のあるユーザーも含まれます。
Others 書き出し時にアクセスレベル情報を除外するオプションを選択した場合、クエリ結果のファイルに対して間接的な権限を持つアカウント。書き出しの時点で権限レベルを特定できないユーザーが含まれることもあります。
Creation time ドライブでの Google ファイルの作成日。Google 以外の形式のファイルの場合は、ドライブへのファイルのアップロード日を示します。
Last modified time ファイルの最終更新日
Error description エラーの説明
Drive Document ID ドライブ内のファイルの一意の識別子

 

Voice データのエラーレポートの内容

エラーレポートには、検索に一致する一部のファイルが書き出されなかったアカウントの一覧が記載されます。

項目 説明
Account 一部のデータが書き出されなかったアカウントのメールアドレス。
Failed Conversation Count 書き出されなかった会話の数。数が不明な場合、値は Unknown Failure Count になります。
カレンダーのエラーレポートの内容

Summary セクション

エラーレポートの Summary セクションには、書き出し全体について次のデータが記載されます。

項目 説明
AccountErrorsCount 予定データをエクスポートできなかったアカウントの数
PartialAccountErrorsCount 一部の予定データをエクスポートできなかったアカウントの数
CalendarEventErrorsCount 一部の予定データをエクスポートできなかったアカウントの数
アカウント 予定に含まれているアカウント
Count(数) 特定のアカウントでエラーが発生した予定の数
PSTConversionErrorsCount PST ファイルに変換されなかった予定の数

エラーのリスト

書き出しの Summary セクションの後には、エラーが発生したアカウントと予定に関するメタデータが記載されます。データが利用できない場合や予定に該当しない場合、値は報告されません。

項目 説明
AccountErrors カレンダーをエクスポートできなかったユーザーのリスト。
PartialAccountErrorsCount 予定が部分的にエクスポートされたユーザーのリスト。
CalendarEventErrorsCount

次の理由によりエクスポートされなかった予定のメタデータ:

  • バージョン エラー - 予定のバージョンを記録できませんでした。
  • フォーマットの問題 - 予定のフォーマットに問題が発生しました。
PSTConversionErrorsCount PST 形式の書き出しの際に、PST ファイルに変換できなかった予定のリスト。これらの予定は、書き出しに含まれる export_name-conversion-errors-N.zip ファイルに元の ICS 形式で記載されています。

 


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