検索広告 360 入札戦略エディタの [ターゲット] で、次の操作を行います。
- ターゲットの割合を入力します。
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最適化するコンバージョンを選択します。
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(省略可)Floodlight コンバージョンを選択した場合は、デフォルトのラストクリック アトリビューション モデルを使用するか、別のアトリビューション モデルを選択します。それ以外のコンバージョン ソースでは、ラストクリック アトリビューション モデルのみを使用できます。
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Floodlight コンバージョンの場合、デフォルトで [クロス環境でのコンバージョン] チェックボックスがオンになっています。これにより、入札戦略に基づいてデフォルト入札単価を自動設定したり、入札単価調整の自動設定や推奨値の提示を行ったりする際に、スマートフォンやタブレットなど、さまざまな端末で発生したコンバージョンを組み込むことができるようになります。
このチェックボックスは、Google アナリティクスなど、他のコンバージョン発生元では利用できません。 -
[次へ] をクリックします。
1 か月の費用のオプションが利用できないのはなぜですか?
コンバージョンや収益を目標とする 1 か月の費用の入札戦略は、キャンペーン グループの 1 か月の予算を最適化できる予算入札戦略に置き換えられました。
ERS のターゲット
有効収益分配(ERS)は割合(%)で表され、次の計算式で算出されます。
- ERS = (費用 ÷ 収益) × 100
ERS のターゲットを選択した入札戦略では、入札単価の引き上げまたは引き下げによってコンバージョンを最大化するとともに目標 ERS を達成します。ERS が低いほど、広告費用に対する収益が大きくなります。場合によっては、検索広告 360 で個々のキーワードの入札単価を引き上げる(つまり、ERS が高くなる)と、その入札単価が目標 ERS の範囲内に収まらず、入札戦略全体では採算が取れてもその入札単価で採算が取れないことがあります。ほとんどの入札単価を採算が取れる範囲に保つには、入札戦略エディタの次の項目で上限 ERS の制限を設定します。
ROAS のターゲット
広告費用対効果(ROAS)は割合(%)で表され、次の計算式で算出されます。
- ROAS = (収益 ÷ 費用) × 100
ROAS の目標率を達成するために、検索広告 360 では、入札単価の引き上げや引き下げによって目標 ROAS を達成しながらコンバージョン数を最大化します。ROAS が高いほど広告費用に対する収益が大きくなります。場合によっては、検索広告 360 で個々のキーワードの入札単価を引き上げる(つまり、ROAS が低くなる)と、その入札単価が目標 ROAS の範囲外になり、入札戦略全体では採算が取れてもその入札単価で採算が取れないことがあります。ほとんどの入札単価を採算が取れる範囲に保つには、入札戦略エディタの次の項目で最小広告費用対効果の制約を設定します。
利用可能なコンバージョン
収益の入札戦略では、次に示すタイプのコンバージョンにより記録される収益を最大化できます。
- Floodlight:
- すべてのトランザクション: サイトにおいてすべての Floodlight トランザクション アクティビティによりトラッキングされる、販売収益を最大化します。
- 選択したコンバージョン: 選択した特定の Floodlight アクティビティ(収益の値を報告するアクション アクティビティ、またはトランザクション アクティビティ)の収益を最大化します。
- Google アナリティクス:
- すべての取引からの収益: サイトにおけるすべての e コマース トランザクションの収益を最大化します。
- すべての目標値からの収益: 金額を定めたすべての目標からの収益を最大化します。
- 選択した目標からの収益: 金額を定めた特定の目標からの収益を最大化します。
- Google 広告: サイトで、1 つ以上の選択した Google 広告コンバージョン トラッカーを使用して、Google 広告キャンペーンの収益を最大化します。1 か月の費用をターゲットにする入札戦略では Google 広告コンバージョンを選択できません。
- 検索広告 360 の数式列: 数式列で計算される収益を最大化します。たとえば、ニュースレターの登録をトラッキングする Floodlight アクティビティに金額を割り当てる数式列を使用できます。
- Floodlight アクティビティ列、Google アナリティクス列、Google 広告コンバージョン トラッキング列: カスタム列とも呼ばれます。これらの列は、入札戦略で収益を最適化する場合に使用できます。