2020 年 6 月 29 日より、同期のスケジュール設定をそれまでにオンにしていた、または新たにオンにする方は、以降オフにすることができなくなります。同様に、Conversion API をそれまでに有効にしていた方は、以降無効にすることができなくなります。
2021 年 2 月 1 日より、検索広告 360 では、同期のスケジュール設定をまだオンにしていない、または Conversion API をまだ有効にしていないすべての方に対して、自動的に同期のスケジュール設定がオンになり、Conversion API が有効になります。
コンバージョン API を使用したり、オフライン コンバージョンを Google クリック ID に関連付けたりするには、代理店マネージャーまたは広告主マネージャーのアクセス権限のある検索広告 360 ユーザーが検索広告 360 にログインし、広告主に代わってコンバージョン API を有効にする必要があります。代理店マネージャーまたは広告主マネージャーのアクセス権限のあるユーザーが組織にいない場合は、カスタマー サポートに連絡してコンバージョン API の有効化を依頼してください。
準備: 2 つの URL パラメータをすべてのランディング ページに追加する
注意: ランディング ページが 2 つの URL パラメータの追加(gclid
と gclsrc
)に対応しているかご確認ください。
コンバージョン API を有効にすると、検索広告 360 によって gclid
パラメータと gclsrc
パラメータが広告主のすべてのランディング ページ URL に自動的に追加されます。URL パラメータのデータを使用することで、検索広告 360 でコンバージョンを特定の訪問に結び付けることができます。パラメータは、広告主のランディング ページにリダイレクトする前に追加されます。こうしたパラメータは、有効なランディング ページ URL の列には表示されません。
他にパラメータが含まれていない URL
検索広告 360 では常に、両方のパラメータの前に &
文字を追加します。ランディング ページ URL に他の URL パラメータが含まれていない場合は、サイトでランディング ページ URL が認識されない可能性があります。次の例をご覧ください。
- コンバージョン API を有効化する前のランディング ページ:
http://www.example.com
-
コンバージョン API を有効化した後のランディング ページ:
http://www.example.com&gclid=123456&gclsrc=ds
クエリ文字列の先頭には必ず「?
」を付ける必要があるため、この URL は無効です。
ランディング ページ URL に URL パラメータが含まれていない場合は、直接、または URL テンプレートを使って、「?
」を URL の末尾に追加します。次のアカウント レベルの URL テンプレートを指定することで、この作業をアカウント全体に対して行うことができます。
{unescapedlpurl}?
この URL テンプレートを使用すると、上記の例のランディング ページ URL は次のようになります。
http://www.example.com?gclid=123456&gclsrc=ds
フラグメントが含まれている URL
ランディング ページ URL にフラグメントが含まれている場合、検索広告 360 では gclid
パラメータと gclsrc
パラメータが #
文字の直前に追加されます。次の例をご覧ください。
- コンバージョン API を有効化する前のランディング ページ:
http://www.example.com#page
-
コンバージョン API を有効化した後のランディング ページ:
http://www.example.com&gclid=123456&gclsrc=ds#page
クエリ文字列の先頭には必ず「?
」を付ける必要があるため、この URL は無効です。
ランディング ページ URL に URL パラメータが含まれていない場合は、直接、または URL テンプレートを使って、「?
」を をフラグメントの直前に追加します(フラグメントは常に、URL の最後の部分に位置する必要があります)。たとえば次のようになります。
http://www.example.com?#page
この作業は URL テンプレートを使用して行えますが、特に Google 広告アカウントでは、フラグメントが含まれている URL の URL テンプレートでの使用には注意してください。詳しくは、URL テンプレートと URL フラグメントの使用についての記事をご覧ください。
並行トラッキングを使用するアカウントでコンバージョン API を使用する
Google 広告と Microsoft Advertising は並行トラッキングを使用することで、検索広告 360 経由でリダイレクトせず、クリックをランディング ページに直接送信します。並行トラッキングを使用すると、検索広告 360 がランディング ページ URL に gclid
パラメータを追加できなくなります。
Floodlight コンバージョンを測定するためのトラッキング パラメータ
ユーザーが広告をクリックすると、ランディング ページ URL に gclid と gclsrc の 2 つのパラメータが追加されます。Floodlight コンバージョンを測定するには、検索広告 360 にこれらの 2 つのパラメータが必要になります。これらのパラメータは、Google タグ マネージャーによって Google タグまたはコンバージョン リンカー タグが挿入されたサイトのページに渡されます。これらのタグのいずれかを含むページをユーザーが表示する前に、サイトでこれらのパラメータを削除したり、値を変更したりすると、検索広告 360 で Floodlight コンバージョンを広告に結び付けられなくなります。
コンバージョン API と Google 広告の自動タグ設定
Google 広告の自動タグ設定は、コンバージョン API を有効にすると自動的にオンになります。検索広告 360 と同期していない Google 広告のエンティティに影響が出る可能性がありますのでご注意ください。
コンバージョン API を有効にする
コンバージョン API を有効にするには、検索広告 360 の代理店マネージャーか広告主マネージャー権限を持つ Google アカウントにログインします。そして、次の手順を行います。
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広告主に移動します。
広告主への移動手順-
ナビゲーション バーをクリックしてナビゲーション オプションを表示します。
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[代理店] リストで、対象の広告主を含む代理店をクリックします。代理店を見つけるには、代理店名で検索するか、リストをスクロールします。
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[広告主] のリストで、該当する広告主をクリックします。
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[適用] をクリックするか、Enter キーを押します。
広告主のすべてのエンジン アカウントに関するデータを含む広告主ページが表示されます。
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左側のナビゲーション パネルで [広告主の設定] をクリックします。
[広告主の設定] が表示されない場合: 左側のナビゲーション パネルに [広告主の設定] が表示されるのは、検索広告 360 の代理店マネージャーまたは広告主マネージャーに限られます。 -
[統合 ▼] タブをクリックして、[コンバージョン API] を選択します。
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[コンバージョン API] を [オン] に切り替えて [保存] をクリックします。