自動化ルールについて

ルールとは、検索広告 360 リニューアル版で一致した場合に、指定したデータに対して実行されるアクションまたは一連のアクションをトリガーする条件または一連の条件です。

自動化ルールでは、指定した設定と条件に応じて自動的にアカウントに変更を加えることができます。広告ステータス、予算、入札単価などの変更が可能です。また、自動化ルールを使用すると、特定の条件が発生したときに自動的にメールで通知を受け取ることができます。このようなルールは、「通知のみ」ルールまたは「メールのみ」ルールと呼ばれます。

自動化ルールを使用すると、キャンペーンを監視して頻繁に手動で変更を加える必要がなくなり、時間を節約することができます。

検索広告 360 リニューアル版では、1 つのルールで複数のアクションと複数の条件を組み合わせることができます。ルールは 1 回だけ実行することも、1 時間ごとから 1 か月ごとまでのスケジュールを設定して実行することもできます。ルールを作成するときに、ルールを実行する頻度と時刻を定義できます。

ルールカテゴリには、アカウント、キャンペーン、広告グループ、商品グループ、広告、キーワード、広告ルール、デバイスがあります。ルールのアカウント、条件、範囲の設定は、ルールカテゴリによって異なりますが、すべてのルールは同じフィールドから成るスクリーン フォームから作成します。

ルールを使用すると、以下を更新できます。

  • キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告のステータス
  • キャンペーンの予算、広告グループ、商品グループ、キーワードの入札単価
  • キーワードの最終ページ URL とモバイルの最終ページ URL
  • デバイスの入札単価調整
  • ラベル

自動化ルールにはさまざまな使い方があります。次に例を示します。

  • 特別なイベントに合わせた広告の掲載スケジュールを設定する
  • 成果の低い広告やキーワードを一時停止する
  • 予算を調整したり、毎週決まった曜日の予算を設定したりする
  • 最初のページに広告が表示されるようにキーワードの入札単価を引き上げる

検索広告 360 のマネージャー アカウントでは、ルールを 1 ユーザーにつき最大 100 個まで有効にして、最大 1,000 件のアカウントに適用することができます。有効なルールとは、ルールのステータスが「有効」で、すでに実行済みの「1 回限り」型のルールではないものを指します。

この記事では、自動化ルールの重要な機能について説明します。

検索広告 360 リニューアル版で作成したルールは、検索広告 360 従来版では使用できません。その逆も同様です。検索広告 360 リニューアル版でルールを作成する前に、検索広告 360 従来版でその広告主に作成された既存のルールを確認します。今後のアップデートで、ルールを検索広告 360 リニューアル版に移行できるようになります。利用できる機能(入札機能など)の最新情報については、リニューアル版ハブをご確認ください。

ルールの所有権

自動化ルールの所有者として、マネージャー アカウントまたはサブマネージャー アカウントを選択できます。選択したアカウント(および階層内でその上位にあるすべてのマネージャー アカウント)では、必要に応じて自動化ルールを変更できます。クライアント アカウントを、そのアカウント用に作成したルールの所有者にすることはできません。詳しくは、検索広告 360 のマネージャー アカウントについてをご覧ください。

ルールを作成して保存すると、所有者アカウントを変更することはできません。

所有者アカウントが他の機能に与える影響

ルールの所有者アカウントによって、次のことが決定されます。

  • ルールを適用できるアカウント。マネージャー アカウントが所有するルールの場合、そのマネージャー アカウントに属するすべてのアカウントでルールを実行できます。サブマネージャー アカウントがルールを所有している場合、サブマネージャー アカウントの下位にあるクライアント アカウントでルールを実行できます。サブマネージャー アカウントのアイテムのみが表示されます。
  • ルールに適用できるアクションと条件:
    • 所有者アカウントは、ラベルやカスタム列など、特定のアクションや条件に対しても指定されます。サブマネージャー アカウントが所有するルールには、マネージャー アカウントが所有するアクションまたは条件を適用できません。
    • マネージャー アカウントが所有するルールには、そのマネージャー アカウントおよびその配下のサブマネージャー アカウントが所有するアクションと条件を適用できます。
  • 編集権限。ルールを編集するには、所有者アカウントにスコープする必要があります。

自動化ルールの作成と管理

[ルール] ページ(ツールと設定のアイコン をクリックし、[一括操作] を選択して [ルール] をクリック)で自動化ルールを作成、管理します。[キャンペーン]、[広告グループ]、[商品グループ]、[広告]、[検索キーワード]、[デバイス] ページのその他メニュー から、または、各ページの表でエンティティの行を選択し、[編集] メニューから [自動化ルールを作成] を選択して、自動化ルールを作成することもできます。

[ルール] ページでは:

  • [自動化ルール] タブにすべてのルールが表示されます。ルールの一時停止、有効化、削除を行うには、ステータス アイコンをクリックするか、[アクション] 列で編集します。ルールの管理の詳細
  • 「結果」の表には、ルールの実行ごとの詳細が表示されており、影響を受けたクライアント アカウントやステータスも確認できます。
  • [変更履歴] タブには、ルールのさまざまなバージョンの詳細が表示されており、バージョンが最後に実行された日付も確認できます。

サンプルルールの作成

自動化ルールを作成する方法については別途説明しますが、ここでは特定のルールを定義する方法の例を示します。

毎週月曜日に実行し、トラフィックが少ない特定のアカウントでキーワードの入札単価を 10% 引き上げるルールを作成するとします。

ルールを定義するときに、次の設定を指定します。

名前 BoostKeywordbidsMonday
所有者 ルールの所有者アカウントは、「ManagerAcct1」というマネージャー アカウントです。
アクション
  • キーワードの入札単価を変更する
  • 入札単価を 10% 引き上げる(最大 100 円)。
適用対象 選択したキャンペーン
条件
  • 「LowTraffic」のラベルが付いたキーワード
  • ManagerAcct1 が「LowTraffic」ラベルを所有している。
頻度 毎週月曜日の午前 11 時
結果をメールで通知

メールのオプションを選択します。

  • このルールが実行されるたび
  • 変更やエラーがある場合のみ
  • エラーがある場合のみ
  • メールを送信しない

個々のメール アカウントを選択することも、希望する MCC アカウントのレベルですべてのユーザーにレポートを送信することもできます。

次のステップ:

  • ルールの結果をプレビューして、問題がないことを確認します。
  • ルールを保存する前に、ルールの所有者アカウントを変更して、ルールの適用範囲をサブマネージャー アカウントに制限するとします。
  • サブマネージャー アカウントを選択すると、そのサブマネージャー アカウントで一部の設定を使用できないため、そのサブマネージャー アカウントを選択できないことを示すメッセージが表示されます。この場合、ラベルがマネージャー アカウントにより所有されているため、サブマネージャー アカウントでは使用できません。
  • この問題を解決するには、マネージャー アカウントが所有するラベルを削除します。次に、サブマネージャー アカウントをルールの所有者として指定します。
  • ルールを保存します。

メール通知を変更する

  1. 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
  2. Navigate to a manager or sub-manager account.
  3. ナビゲーション バーで [ツールと設定] をクリックします。
  4. [設定] で [各種設定] をクリックします。
  5. [通知トピック] 列には、さまざまなメール通知の種類が表示されます。[メール設定] 列で種類ごとに希望のメール設定を選択します。

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