掲載結果データをさらに細かく分割表示する

分割表示を利用すると、検索広告 360 の表で確認したい重要なデータを表示できます。データが複数行に分けて表示されるため、データの確認が簡単になります。[分割] メニューに表示される項目は、表示している表によって異なります。通常は、期間、クリックタイプ、デバイスでデータを分割できます。

この記事では、分割表示の使い方について説明します。

手順

表のデータ行を分割する方法

  1. 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
  2. ページメニューで、分割する表に移動します。
  3. 分割アイコン をクリックして、内訳を参照したいデータを選択します。
  4. 分割を解除するには、分割アイコン をクリックして [なし] を選択します。
: 適用中の分割項目と互換性がないデータ列には、値が表示されない場合があります。たとえば、「コンバージョン アクション」や「コンバージョンのタイムラグ」などのコンバージョン ベースの分割項目は、「コンバージョン数」、「すべてのコンバージョン」、「コンバージョン値」といったコンバージョン関連の列のみに対応しています。このため、その他の列(クリック数、表示回数、費用など)にコンバージョン ベースの分割項目が適用された場合は、空白の値「--」が表示されます。

さまざまな分割項目を使って分析情報を取得する方法

分割項目には、管理画面のほとんどのページで使用できるものと、特定のページでのみ使用できるものがあります。また、分割項目を適用するには、データをレポートにダウンロードする必要がある場合もあります。ここでは、使用できる分割項目のタイプと使用方法について説明します。

広告のリンク先

広告のリンク先は、ユーザーが広告をクリックすると開くリンク先です。アプリとモバイルサイトの両方から広告トラフィックを獲得している場合、この分割項目を使って、ユーザーがどのページにアクセスしたかに基づいて広告の掲載結果を比較できます。

ただし、広告のリンク先別に分割すると、ビュースルー コンバージョンや動画キャンペーンなど、一部の指標が表示されなくなる可能性があります。

クリックタイプ

ウェブサイトの表示につながったクリックと、モバイル デバイスに掲載された広告から通話につながったクリック(Click-to-Call)のデータを分割して確認できます。

ただし、クリックタイプ別に分割すると、Google 広告動画キャンペーンの視聴回数に関する指標など、一部の指標が表示されなくなる可能性があります。

: クリックタイプでは、同一のインプレッションで複数の項目がカウントされる場合があります。たとえば、1 つの広告で Click-to-Call と広告見出しのインプレッションが同時にカウントされる場合があります。このような場合、ダウンロードしたレポートでは合計の代わりに「--」という文字が表示されます。これは、一部のインプレッションが重複してカウントされ、正しい結果が得られないためです。

コンバージョン数

コンバージョン トラッキングを設定している場合は、[コンバージョン アクション]、[コンバージョン カテゴリ]、[コンバージョンの発生元] の各項目で、コンバージョン データを分割して確認できます。他の広告プラットフォームについては、[Floodlight アクティビティ グループ] 列や [Floodlight アクティビティ] 列を追加することでコンバージョン データを確認できます。Floodlight コンバージョン トラッキングの詳細 

コンバージョンまでの日数(Google 広告のみ)

コンバージョンまでの日数」の項目には、お客様の広告を表示してからその後のコンバージョンまでに経過した時間が表示されます。「コンバージョンまでの日数」を活用すると、コンバージョン数がレポートに反映されて分析可能になるまで何日待てばよいかを把握できます。これまでコンバージョンまでにユーザーがどのくらい時間をかけたかを知ることで、新しい広告キャンペーンを始めるタイミングについてもヒントが得られます。

デバイス

各種デバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット)での掲載結果を比較できます。

キーワード / プレースメント

この分割項目を使用すると、広告ごとに各キーワードの掲載結果を比較できます。この分割項目は [広告とアセット] ページにのみ表示されます。

ネットワーク(検索パートナーを含む)

この分割項目を使用すると、Google 検索ネットワークと Google ディスプレイ ネットワークの掲載結果を比較できます。[広告と広告表示オプション] ページで個々の広告を比較する場合に便利です。

検索語句のマッチタイプ

検索語句のマッチタイプ別にキーワードを分割表示すると、設定したキーワードと実際の検索語句との関係を把握し、部分一致、フレーズ一致、完全一致でキーワードがどの程度成果を上げているかを確認できます。

この項目で分割すると、キーワードとその検索語句のマッチタイプごとに、クリック数、表示回数、クリック率を確認できるため、キーワードのマッチタイプを見直して掲載結果を改善できます。

「犬 おもちゃ」というキーワードを部分一致で設定しているとします。ユーザーが「おもちゃ 犬 購入」と検索し、広告が表示された場合、この検索語句のマッチタイプは「部分一致」になります。「犬 おもちゃ 購入」や「いぬ おもちゃ 購入」と検索された場合、マッチタイプは「フレーズ一致」になります。ユーザーが「犬 おもちゃ」や「いぬ おもちゃ」と検索した場合、その検索語句のマッチタイプは「完全一致」になります。

設定したキーワード 検索語句 検索語句のマッチタイプ
犬 おもちゃ おもちゃ 犬 購入 部分一致
犬 おもちゃ 犬 おもちゃ 購入
いぬ おもちゃ 購入
フレーズ一致
犬 おもちゃ 犬 おもちゃ
いぬ おもちゃ
完全一致

ここで、統計情報の表を「検索語句のマッチタイプ」で分割すると、部分一致キーワードの「犬 おもちゃ」に対する各マッチタイプ(部分一致、フレーズ一致、完全一致)での広告表示を確認できます。各マッチタイプにおける「犬 おもちゃ」の掲載結果を基に、キーワードの入札単価を引き上げるか引き下げるかを決定できます。

留意点

完全一致キーワードまたはフレーズ一致キーワードの類似パターンでは広告が表示されないように設定している場合でも、完全一致とフレーズ一致のマッチタイプの数が増えることがあります。たとえば、「犬 おもちゃ」という部分一致キーワードがある場合、ユーザーが「犬 おもちや」で検索すると、「犬 おもちや」は「犬 おもちゃ」の類似パターンであるため、マッチタイプは完全一致キーワードとして判別されます。

特別カテゴリ(Google 広告のみ)

Google ディスプレイ ネットワークでの自動プレースメントの掲載結果をダウンロードする際に適用できる分割項目です。エラーページドメイン パーキング サイトの 2 種類のページへの広告掲載を確認できます。

時間

時間で分割すると、選択した時間の単位に応じて、掲載結果データが複数の行に分けて表示されます。データがかなり多くなる場合は、レポートへのダウンロードを促すメッセージが表示されます。
選択できる時間の単位:
  • 曜日(月曜日、火曜日、水曜日など)
  • 日(2011 年 12 月 21 日水曜日など)
  • 四半期
  • 時間帯

上部 vs その他(Google 広告のみ)

Google の検索結果ページや検索パートナーのページで広告が表示された場所を確認するための分割項目です。ページ上で高い成果を上げている掲載位置を特定して、検索キャンペーンを最適化できます。

データの意味

  • Google 検索: 上部 -- Google 検索結果の上部に表示された広告です。
  • Google 検索: その他 -- Google 検索結果の真上以外に表示されたテキスト広告です。
  • 検索パートナー: 上部 -- 検索パートナーのページのオーガニック検索結果の上部に表示された広告です。
  • 検索パートナー: その他 -- パートナー検索結果で上部以外に表示された広告です。
  • Google ディスプレイ ネットワーク -- Google ディスプレイ ネットワークに表示された広告です。

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