検索広告 360 では、クライアント アカウントには次のステータスがあります。
- [有効] はすべての検索広告 360 の機能が動作していることを示します。
- [削除済み] は、アカウントのすべての操作が完全に停止していることを示します。一度アカウントを削除すると、サブマネージャー アカウントで再開することはできません。
- [一時停止] は、入稿、同期などの操作が一時的に停止されていることを示します。準備が整ったらアカウントを再開できます。このステータスはクライアント アカウントにのみ適用されます。ソーシャル アカウントとエンジン トラッキング アカウントは、入稿と同期に対応していないため、ソーシャル アカウントまたはエンジン トラッキング アカウントを一時停止してもアカウントには影響しません(アカウントではコンバージョン数が引き続きトラッキングされ、それらをインポートするとパフォーマンス指標もレポートされます)。
クライアント アカウントが一時停止された場合、そのアカウント内のキャンペーンは引き続き掲載されます。詳しくは、一時停止中のアカウントで発生するアクティビティについてのページをご覧ください。
クライアント アカウントを一時停止した場合の影響
クライアント アカウントを一時停止すると、特定の操作は一時的に停止しますが、一部のレポート作成や操作は継続されます。
停止される操作は次のとおりです。
- 同期: クリック数、費用、インプレッション数など、エンジンの統計情報はエンジンと同期されません。
- 入稿: キャンペーン、広告、キーワードはエンジンに入稿されません。
- 一括送信シートの更新: 一括送信シートの更新が実行中の場合、その更新は完了しますが、アカウントが再開されるまでエンジンに送信されません。アカウントを一時停止する前にすべての一括送信シートの編集を完了しておくことをおすすめします。
- 入札戦略
- テンプレート
継続される操作は次のとおりです。
- 広告配信: エンジンは広告の配信とキャンペーン予算の使用を継続します。
- コンバージョン: 検索広告 360 はコンバージョンの受け取りと更新を継続します。
- ページビュー数、トランザクション数など、Google アナリティクスの統計情報のレポートは作成されます。
- スケジュールに基づく編集は実行されます。
- 自動化ルールは適用されます。
- 管理画面での編集: クライアント アカウントでキャンペーン、広告グループ、キーワードは変更できますが、アカウントが再び有効になるまでその変更はエンジンに入稿されません。
一時停止中のクライアント アカウントを再開するとアカウントは再び有効になります。アカウントが再び有効になると、キャンペーン、広告、キーワードに加えた変更内容のエンジンへの入稿が再開されます。アカウントが 14 日以上停止されている場合は、再び有効にする前に、アカウントを同期する必要があります。この場合、入稿が完了していない変更内容はすべて削除され、復元できません。
アカウントが削除された場合
クライアント アカウントを今後管理しない場合は、クライアント アカウントを削除できます。クライアント アカウントを削除すると、検索広告 360 は入稿や同期を行わなくなります。
アカウントを削除すると、次のようになります。
- 検索広告 360 はエンジンデータに関するレポートを停止します。
- コンバージョンと Google アナリティクスの指標は引き続きレポートされます。
- デフォルトではアカウントが検索広告 360 のレポートから削除されます。
いったん削除したアカウントは再開できませんが、検索広告 360 からアカウントを使用停止する手順を行った場合、そのアカウントを同じサブマネージャー アカウントに再び追加したり、別のサブマネージャー アカウントに追加したりできます。アカウントを追加すると、アカウントに対する新しいクリックサーバー URL が生成されてエンジンに入稿されるので、そのアカウントに対して新しい訪問数とコンバージョン数がレポートされるようになります。新しい訪問数やコンバージョン数は、削除されたアカウントの指標には追加されません。