始める前に
サイトリンクとキャンペーンをマッチングするために必要な共通の調整因子
テンプレートを使用してサイトリンクを適用する場合、サイトリンク テンプレート内の調整因子とキャンペーン / 広告グループのテンプレート内の調整因子が少なくとも 1 つ共通している必要があります。これにより、検索広告 360 リニューアル版では、生成されたサイトリンクが適切な生成済みキャンペーンと照合されるようになります。
- 選択したキャンペーン / 広告グループのテンプレートに調整因子がまったくない場合、選択したテンプレートから生成されたすべてのサイトリンクがキャンペーン / 広告グループごとに設定されます。
- サイトリンク テンプレートとキャンペーン / 広告グループのテンプレートに共通の調整因子があり、それらの値が同じ(大文字と小文字を区別しない)場合、その特定のキャンペーン / 広告グループに対してサイトリンクが生成されます。
次に例を示します。
- キャンペーン テンプレートでは、キャンペーン名の式で参照されているフィード列またはカスタム列、あるいは具体的に選択したフィード列から作成された調整因子が使用されます。次に例を示します。
- キャンペーン名: f:"brand" & f:"origin_country" & f:"destination"
- 調整因子: 選択した列: ブランド
- 検索広告 360 リニューアル版でテンプレートが評価され、フライトのフィード値が「キャンペーン名」と「サイトリンクの最終ページ URL」の式に置き換えられると、次のような出力が生成されます。
- Albatross Flights USA France のキャンペーン
- www.example.com/albatrossflights/book のサイトリンク
- Golden Eagle Flights France UK のキャンペーン
- www.example.com/goldeneagleflights/book のサイトリンク
- アカウント単位サイトリンクには、共通の調整因子は必要ありません。アカウント単位のサイトリンクを生成し、アカウント単位のサイトリンクを継承するキャンペーンを生成する場合、すべてのキャンペーンにアカウント単位のすべてのサイトリンクが継承されます。
- サイトリンク テンプレートでアカウント単位のサイトリンクが指定されておらず、キャンペーン テンプレートに特定のサイトリンク テンプレートが適用される場合は、次のいずれかの条件を選択します。
- サイトリンク テンプレートとキャンペーン テンプレートに調整因子が指定されている場合:
- 共通の調整因子が 1 つもない場合、生成されるキャンペーンではサイトリンクは適用されません。
- サイトリンク テンプレートとキャンペーン テンプレートに調整因子が指定されていない場合:
- サイトリンク テンプレートでは、フィードデータが利用可能になると 1 つのサイトリンクが生成されます。このサイトリンクは、サイトリンク テンプレートを適用するすべてのキャンペーンで使用されます。
- 調整因子が指定されていないキャンペーン テンプレートは、適用対象のサイトリンク テンプレートによって生成されるすべてのサイトリンクを使用します。
- サイトリンク テンプレートとキャンペーン テンプレートに調整因子が指定されている場合:
サイトリンク テンプレートを作成する
- 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
- 関連するサブマネージャー アカウントに移動します。
- [ツールと設定] をクリックします。
- [テンプレート] をクリックします。
- [テンプレート] ページで、 をクリックします。
- [+ サイトリンク テンプレート] をクリックします。
- 以下のセクションの手順を、サイトリンク テンプレートの事前ステージから行います。
各ステージを完了したら、[続行] をクリックして次のステージに進みます。
動的テンプレート要素の設定について詳しくは、テンプレートのカスタム列についての記事とテンプレートでカスタム列を設定する方法についての記事をご覧ください。これらの動的要素は、表内でグレーでハイライト表示されます。
この記事では、動的な設定はフライトを例にして行われます。以下は、設定が参照する、フライトの簡単なフィード表です。
例
この例の「フライト」フィード表には、検索広告 360 リニューアル版のお客様である Example Airways から提供された次の商品データ列が含まれています。
Example Airways は 2 つのブランドを運営しています。Albatross Flights は米国とヨーロッパを結ぶ大西洋横断航空券を、Golden Eagle Flights はヨーロッパ内の航空券を販売しています。
わかりやすくするため、サンプルのフィード表には各ブランドの 1 つのルートの情報のみが含まれています。
フィードの列名 | 列の説明 | 列の値の例 1 | 列の値の例 2 |
---|---|---|---|
"product_id" | フライト出発空港の国際航空運送協会(IATA)コード-目的地の空港の IATA コード | CDG-LHR | SEA-CDG |
"brand" | フライトのブランド名 | Golden Eagle Flights | Albatross Flights |
"availability" | フライトの空席状況 | Available | Not available |
"seats_left" | フライトの空席数 | 11 | 0 |
"origin_iata" | フライトの出発空港の IATA コード | CDG | SEA |
"origin_name" | フライトの出発地 | Paris | Seattle |
"origin_country" | フライトの出発地の国名 | France | USA |
"destination _iata" |
フライトの目的地の空港の IATA コード | LHR | CDG |
"destination_name" | フライトの目的地名 | London | Paris |
"destination_country" | フライトの目的地の国名 | UK | France |
"price_usd" | フライトの価格(米ドル) | 400 | 900 |
サイトリンク テンプレートの場合は、アカウント、キャンペーン テンプレート、広告グループ テンプレートから親タイプを選択できます。さらに、これら 3 つの親タイプを自由に組み合わせることができます。
以下の見出しをクリックすると、テンプレート設定フローの各ステージ(ステージ設定や動的コンテンツの例など)を確認できます。
サイトリンク テンプレートの事前ステージ
ステージ | パネル | 適用対象 | 設定と説明 |
---|---|---|---|
「事前ステージ」 | 「適用対象」 |
|
ステージ 1: サイトリンク テンプレートの設定
ステージ | パネル | 適用対象 | 設定と説明 |
---|---|---|---|
ステージ 1: 「テンプレート設定」 |
「テンプレート名」
|
|
|
「アカウント」、「キャンペーン テンプレート」、「広告グループ テンプレート」 |
|
||
「関連付けを追加」 |
前のステージで選択されていない親タイプには、[関連付けを追加] タイルが表示されます。 これを使用して、親タイプに追加する親を選択します。 |
||
「フィード」 |
|
||
「調整因子」 |
調整因子により、値の一意の組み合わせを取得する列が定義されます。値の一意の組み合わせによって、サイトリンク テンプレートから生成されるサイトリンク インスタンスが決まります。 フィード列を選択して、値の一意の組み合わせごとに 1 つずつサイトリンクを作成する必要があります。
サイトリンク テンプレートで指定した調整因子列は、キャンペーンおよび広告グループ テンプレートの調整因子との照合に使用されます。これにより、特定のキャンペーンと広告グループにサイトリンクを個別に適用するのか、通常はすべてのキャンペーンと広告グループに適用するのかが決まります。 |
ステージ 2: サイトリンクの設定
ステージ | パネル | 適用対象 | 設定と説明 |
---|---|---|---|
ステージ 2「サイトリンクの設定」 | 「最終ページ URL」 |
すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合:
特定の広告プラットフォーム / クライアント アカウントの場合:
次に例を示します。 静的 URL の場合:
カスタム列を適用した動的 URL の場合:
ブランドはサイトリンクの調整因子となります。2 つの値の組み合わせが考えられるフライトの例では、生成されるサイトリンク URL は次のようになります。
|
|
「サイトリンクのテキスト」 |
ウェブサイトの特定のページにリンクするように広告に表示する追加テキストを入力します。 これは、カスタム列を使用して定義される動的要素です。 すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合:
特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合:
次に例を示します。 静的な場合:
カスタム列を適用した動的 URL の場合:
|
||
「説明文 1」 |
すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合:
特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: 次に例を示します。 静的説明文の場合:
動的説明文の場合:
出力例:
|
||
「説明文 2」 |
すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合:
特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: |
||
「サイトリンクの URL オプション」 |
サイトリンクの URL オプションでは、ユーザーのアクションと情報がトラッキングされるページの URL のトラッキング テンプレートを定義します。 すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合:
広告クリック時に経由する URL を入力します。 次に例を示します。 カスタム列を適用した動的 URL の場合: 出力例:
静的または動的な最終ページ URL のサフィックスを追加します。 このサフィックスを含む最終ページ URL は次のようになります。
ユーザー情報をトラッキングするため、最終ページ URL のサフィックスに追加できるカスタム パラメータを定義します。カスタム パラメータごとに名前と値が必要です。 特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合:
|
||
「詳細オプション」 |
すべての広告プラットフォーム / クライアント アカウントの場合: 開始日
終了日
曜日と時間
特定の広告プラットフォーム / クライアント アカウントの場合:
|
ステージ 3: 確認
ステージ | パネル | 適用対象 | 設定と説明 |
---|---|---|---|
ステージ 3「確認」 | 「サイトリンク プレビュー」 |
|