検索広告のコンバージョン数などのパフォーマンスは、午前や午後と言った時間帯によって変わることがあります。モバイル デバイス向けの広告という点では同じでも、通勤時間帯の前にパフォーマンスが向上する広告もあれば、夜のテレビ コマーシャルの後にパフォーマンスが向上する広告もあります。
広告プラットフォームからデータが提供される場合、検索広告 360 リニューアル版の時間別のグラフやレポートを使用すると、時間帯別の傾向や振る舞いを把握できます。
その後、自動化ルールを使用して、時間帯別に入札単価を調整できます。
「1 時間ごと」と「時間」のオプションを見つける方法
- 時間別レポートは、サブマネージャー レベルとクライアント アカウント レベルの両方で、レポート アイコン > [事前定義レポート] > [時間] > [時間] オプションで確認できます。ただし表示されるのは、時間別データを提供している広告プラットフォームのレポートのみです。
- 時間別データをレポートに追加できる指標のみ表示するには、レポートの右側のペインで … その他メニュー オプションの [非対応の指標を表示] をオフにします。グラフに追加できる指標を表示するには、表の上にある表示項目アイコンをクリックします。
- 関連するページのアカウント、キャンペーン、広告グループの各表の上に、時間別 [調整] オプション付きのグラフが表示されます(広告プラットフォームでサポートされている場合)。
時間別データが入手可能な広告プラットフォーム
時間別データは、サポートされているすべての検索広告プラットフォーム(Yahoo! Gemini 以外)で入手可能です。マネージャー アカウント、サブマネージャー アカウント、クライアント アカウントの各レベルでご利用いただけます。
特定の広告プラットフォームに適用される制限事項については、下の表をご覧ください。
広告プラットフォーム |
制限事項 |
Google 広告 |
時間別データには既知の制限事項はありませんが、2007 年 1 月より前の時間別データはありません。 |
Microsoft 広告 |
時間別データは、広告グループ、キャンペーン、アカウントの各表に表示されます。 最長 180 日間のデータが入手可能です。 |
Baidu |
時間別データは、キャンペーンとアカウントの表でご利用いただけますが、広告グループの表ではご利用いただけません。 最長 30 日間のデータが入手可能です。 |
Yahoo! JAPAN Ads |
時間別データは、広告グループ、キャンペーン、アカウントの各表に表示されます。 最長 1 年間のデータが入手可能です。 |
他のすべての広告プラットフォーム |
利用可能な時間別データはありません。 |
過去の時間別データを入手できる条件
時間別のグラフとレポートは、次の条件下でサポートされます。
- 少なくとも 1 つの Google 広告、Baidu、Microsoft アカウントのキャンペーンまたは広告グループのデータがスコープに含まれていること。
- アカウント、キャンペーン、または広告グループの表を表示していること。
広告グループの表を表示しており、Baidu のみがスコープに含まれている場合、時間別のレポートとグラフはサポートされません。 - データ範囲には過去 80 日間以内の日付のみを含むことができます。
- 期間は、最大 31 日間です。これにより、グラフでデータポイントが多すぎることがなくなります。
グラフのデータ範囲が 1 日だけの場合、時間別データのみが表示されます。スコープまたは指標で [1 時間ごと] がサポートされていない場合は、[日] が選択され、単一のデータポイントが表示されます。 - 時間別グラフでは、サポートされている項目とサポートされていない項目の両方がデータに含まれる場合、グラフは表示されますが、一部のデータが不足している可能性があるという警告も表示されます。
時間別レポートとグラフで利用可能な指標(コンバージョン数など)
次のトラッキング システムで記録されたコンバージョンの時間別データを入手できます。
- Floodlight アクティビティ(オンライン、オフラインの両方)
時間別レポートは、一部の Google 広告コンバージョンでのみご利用いただけます。