目的
スタジオ、キャンペーン マネージャー 360、Google アド マネージャーで exit URL を入力する代わりに、外部のデータソース（Google スプレッドシート、XML フィード、Google Merchant Center など）から exit URL を使用します。
解決策
スタジオの HTML5 SDK の Enabler.exitOverride(id, url) メソッドを使用することで、スタジオ、キャンペーン マネージャー 360、アド マネージャーで入力された exit URL をオーバーライドできます。
例
クリエイティブ内にリンク先 URL を保持するために、文字列変数 exitURL を設定します。この URL を XML で動的に渡したり、ダイナミック フィードから取り込んだり、ハードコーディングしたりできます。
JavaScript でダイナミック フィードの exit URL を使用する
// 以下の dynamicContent の値をダイナミック要素の値で置き換えます。
var exitURL = dynamicContent.Feed_1[0].ExitURL.Url;
function exitClickHandler() {
Enabler.exitOverride("exit name goes here", exitURL);
}
exitButton.addEventListener('click', exitClickHandler, false);JavaScript でハードコードされた exit URL を使用する
後で変更する必要のないことがわかっている場合は、ハードコードされた exit URL のみを使用します。変更する必要がある場合は、クリエイティブ コードを更新し、クリエイティブを再送信して入稿する必要があります。
// productId はコード内の別の場所で計算される値です。
// この例では表示されていません。
var exitURL = "http://www.yoursite.com?product=" + productId;
function exitClickHandler() {
Enabler.exitOverride("exit name goes here", exitURL);
}
exitButton.addEventListener('click', exitClickHandler, false);
ダイナミック exit URL に値またはパラメータを追加する
クリエイティブの JavaScript コードで追加のメソッドを使用して、キャンペーン マネージャー 360 で設定されたパラメータを取得することによって、第三者トラッキングをダイナミック exit URL に追加します。Enabler.getParameter メソッドを使用して、（exit_suffix マクロに格納されている）ランディング ページの接尾辞の値を取得し、関連付けられたダイナミック フィードの exit URL に取得した接尾辞を追加します。
手順 1: クリエイティブにコードを追加する
以下のいずれかの方法を使用して、コードをクリエイティブに追加し、ダイナミック exit URL とキャンペーン マネージャー 360 の接尾辞を結合します。
Google Web Designer でダイナミック exit URL と接尾辞を結合する
- ダイナミック exit と接尾辞を適用するタップ領域をクリックします。
- 新しいイベントを追加します（[イベント] パネルで [+] をクリックします）。
- [イベント] のステップで [タップ領域] > [タップ / クリック] を選択します。
- [操作] のステップで、[カスタム] > [カスタム アクションを追加]
を選択します。
- 関数名を追加してから、テキスト領域に以下のカスタムコードを貼り付けます。サンプルの exit URL は実際の exit URL に置き換えます。
- [OK] をクリックします。
を選択します。// 以下の dynamicContent の値をダイナミック要素の値で置き換えます。
var exitURL = dynamicContent.Feed_1[0].ExitURL.Url;
var urlSuffix = Enabler.getParameter('exit_suffix');
var symbol = (exitURL.indexOf('?') > -1) ? '&': '?';
if (urlSuffix) {
while (urlSuffix.charAt(0) == '?' || urlSuffix.charAt(0) == '&') {
urlSuffix = urlSuffix.substring(1);
}
if (urlSuffix.indexOf('?') > -1) {
urlSuffix = urlSuffix.replace(/\?/g, '&');
}
}
exitURL = exitURL + symbol + urlSuffix;
Enabler.exitOverride('exit', exitURL);
Google Web Designer 以外の HTML エディタを使用する場合は、以下のような JavaScript のメソッドを使用して、キャンペーン マネージャー 360 から exit の接尾辞を取得します。この関数を呼び出す前に、イネーブラーを読み込んで初期化する必要があります。
function addSuffix(url, dcmParameter) {
var urlSuffix = Enabler.getParameter(dcmParameter);
var _url = '';
if (url) {
var symbol = (url.indexOf('?') > -1) ? '&': '?';
if(urlSuffix) {
while (urlSuffix.charAt(0) == '?' || urlSuffix.charAt(0) == '&') {
urlSuffix = urlSuffix.substring(1);
}
if (urlSuffix.indexOf('?') > -1) {
urlSuffix = urlSuffix.replace(/\?/g, '&');
}
}
_url = url + symbol + urlSuffix;
}
return _url;
}
// この関数の使用例:
exitUrl = addSuffix(exitUrl, 'exit_suffix');
手順 2: キャンペーン マネージャー 360 で URL パラメータを追加する
クリエイティブをキャンペーン マネージャー 360 に追加したら、ランディング ページの接尾辞を追加して、exit URL に付加されるクエリ パラメータを入力します。
適用する対象に基づいて、接尾辞の追加先を選択します。
- すべてのキャンペーンのすべてのランディング ページ: 広告主のプロパティに接尾辞を追加します。
- 1 つのキャンペーンのすべてのランディング ページ: キャンペーンのプロパティに接尾辞を追加します。
- 1 つの広告に割り当てられるすべてのクリエイティブ: 広告のプロパティに接尾辞を追加します。
最上位のレベルで接尾辞を設定すると、より多くのクリエイティブに適用されます。より詳細な下位のレベルで接尾辞を設定することで、上位の接尾辞をオーバーライドできます。たとえば、広告主のプロパティで接尾辞を設定している場合、キャンペーンや広告のプロパティで接尾辞を設定すると、広告主レベルの接尾辞はオーバーライドされます。
ランディング ページの接尾辞を追加する
- 広告、キャンペーン、または広告主のプロパティを開き、[ランディング ページ URL の接尾辞] をクリックします。
- テキスト ボックスに完全な接尾辞を入力します。接尾辞には複数のクエリ パラメータを使用できますが、128 文字以下で指定する必要があります。接尾辞が継承されている場合は、親で接尾辞を編集できます。また、[URL の接尾辞を継承する] をオフにすることもできます。継承が有効になっている場合は、親の接尾辞が使用されます。キャンペーンに継承される接尾辞は、広告主の設定から取得されます。広告で継承される接尾辞は、キャンペーン設定から取得されます。
- キャンペーン マネージャー 360 で接尾辞の Key-Value ペアが識別され、下の欄でクエリ パラメータとして編集できるようになります。マクロを選択するか、カスタムの文字列を入力します。Key-Value ペアを削除するには、削除アイコン
をクリックします。
キャンペーン マネージャー 360 のランディング ページ URL の接尾辞の設定と Key-Value のエディタ
詳細については、キャンペーン マネージャー 360 のヘルプセンターでランディング ページの接尾辞に関する記事をご覧ください。