スマートフォンのバッテリー残量が少なくなったら自動的にバッテリー セーバーがオンになるよう設定できます。また、バッテリー セーバーはいつでも手動でオンにできます。Google Pixel 3 以降のスマートフォンでさらにバッテリーを長持ちさせるには、スーパー バッテリー セーバーをオンにします。
重要: この手順の一部は、Android 11 以降のみを対象としています。お使いの Android のバージョンをご確認ください。
バッテリー セーバーをオンまたはオフにする
バッテリー セーバーがオンになっている場合、画面上部のバッテリー セーバー アイコン がオンになります。バッテリー セーバーをオンまたはオフにする手順は次のとおりです。
- 画面を上から下にスワイプします。
- バッテリー セーバー アイコン
をタップします。
バッテリー セーバーを自動的にオンにする
- スマートフォンの設定アプリを開きます。
- [バッテリー]
[バッテリー セーバー]
[スケジュールの設定] をタップします。
- バッテリー セーバーをオンにするときの設定を選択します。
- スケジュールなし: バッテリー セーバーを手動でオンにした場合のみ。
- ルーティンに基づく: 次回のいつもの充電前にバッテリーが切れる可能性がある場合。
- 残量に基づく: バッテリーが一定の充電率に達したとき。
スマートフォンが充電されたらバッテリー セーバーがオフになるよう設定する
スマートフォンのバッテリー残量が 90% に達したら自動的にバッテリー セーバーをオフにすることができます。
- スマートフォンの設定アプリを開きます。
- [バッテリー]
[バッテリー セーバー] をタップします。
- [フル充電で無効] をオンにします。
スーパー バッテリー セーバーでバッテリーをさらに長持ちさせる
Google Pixel 3 以降のスマートフォンでスーパー バッテリー セーバーをオンにすると、バッテリーをさらに長持ちさせることができます。スーパー バッテリー セーバーがオンになると、バッテリー セーバーによって、より多くの機能がオフになり、ほとんどのアプリが一時停止し、処理速度が遅くなり、次に充電するまでの時間を引き延ばすことができます。
スーパー バッテリー セーバーを使用するタイミングを選択すると、オンにするたびに通知されます。
重要: 一時停止中のアプリからは通知が送信されなくなります。スーパー バッテリー セーバーがオンになると何が変わるかについての説明をご覧ください。
- スマートフォンの設定アプリを開きます。
- [バッテリー]
[バッテリー セーバー]
[スーパー バッテリー セーバー]
[使用するとき] をタップします。
- スーパー バッテリー セーバーをオンにするタイミングを選択します。
- 毎回確認: バッテリー セーバーがオンになったときに、スーパー バッテリー セーバーもオンにするかどうかを確認するメッセージが表示されます。
- 常に使用: バッテリー セーバーがオンになったときに、スーパー バッテリー セーバーもオンになります。
- 使用しない: スーパー バッテリー セーバーはオンになりません。
スーパー バッテリー セーバーがオンの間も引き続き実行するアプリを指定できます。バッテリーを最も長持ちさせるには、重要なアプリのみを選択してください。
- スマートフォンの設定アプリを開きます。
- [バッテリー]
[バッテリー セーバー]
[スーパー バッテリー セーバー]
[必須アプリ] をタップします。
- 一時停止を解除したままにするアプリを選択します。
スーパー バッテリー セーバーがオンの間、ほとんどのアプリは一時停止します。一時停止中のアプリを使用するには、一時停止を解除します。
- 一時停止中のアプリをタップします。
- メッセージが表示されたら、[一時停止を一時的に解除] をタップします。
- 数分後に通知が届きます。
- アプリを一時停止に戻すには、何もしないか、通知をスワイプします。
- 一時停止の解除時間を延長するには、[[時間] まで待機] をタップします。
- アプリの一時停止を解除したままにするには、[アプリを一時停止しない] をタップします。スーパー バッテリー セーバーを次に使用するまで、このアプリは一時停止に戻りません。
バッテリー セーバーとスーパー バッテリー セーバーがオンになると何が変わるか
バッテリーを長持ちさせるため、バッテリー セーバーによりアプリや機能の使用が制限されます。Google Pixel 3 以降のスマートフォンでスーパー バッテリー セーバーがオンになると、バッテリー セーバーによる制限に加えて、ほとんどのアプリが一時停止し、機能がオフになり、処理速度が遅くなります。
なお、バッテリー セーバーとスーパー バッテリー セーバーによって、電話、メッセージ、時計、設定などの必須システムアプリがオフになることはありません。
- アプリでのコンテンツ(メールやニュースなど)の更新は、アプリを開いたときにのみ行われます。
- 画面をオフにすると、位置情報サービスは停止します。
- バッテリーの最適化をオフにしない限り、アプリはバックグラウンドで実行されません。
- スマートフォンは「OK Google」を認識しないため、続けて会話することができなくなります。代わりに、毎回、Google アシスタント アイコン
をタップします。
- ダークモードがオンになります。
- 通知が遅延することがあります。
- ロック画面で時間や情報の常時表示がオフになります。
- Active Edge 搭載の Google Pixel がスクイーズに反応しなくなります。
- Pixel 3、Pixel 4、およびそれ以降の Google Pixel で、自動車事故検出がオフになります。
- Pixel 4 で、Motion Sense がオフになります。
- Pixel 4 以降の Google Pixel で、スムーズ ディスプレイがオフになります。
- 5G 版 Google Pixel は 4G サービスに切り替わります。
スーパー バッテリー セーバーがオンになると、バッテリー セーバーによる制限に加えて、さらに以下の項目が制限されます。これらの設定は設定アプリでいつでもオンに戻すことができます。
- ほとんどのアプリが一時停止します。一時停止中のアプリからは通知が送信されなくなります。
- スマートフォンの処理速度(CPU)が遅くなります。
- Wi-Fi と Bluetooth は動作しますが、位置情報のための Wi-Fi スキャンと Bluetooth スキャンはオフになります。
- 仕事用プロファイルがオフになります。
- スマートフォンの画面消灯が 30 秒に短縮されます。
- 現在のアクセス ポイントやテザリングはすべて停止します。
- 左端のホーム画面を使用するには、Google アプリの一時停止を解除します。