この記事では、ウェブサイトの URL の申請が失敗する場合や、既存の申請が失効する場合の理由について説明します。利用可能な所有権の確認方法の一覧と、一般的な所有権の確認時のエラーも併せてご確認ください。詳しくは、所有権の確認と申請の手続き方法をご覧ください。
ウェブサイトの URL の申請がうまくいかない理由
ウェブサイトの所有権が確認されていない
- Merchant Center アカウントで申請を行うことができるのは、所有権の証明が完了しているウェブサイトの URL のみです。ウェブサイトの URL の所有権の証明が完了していることをご確認ください。
- Merchant Center アカウントのユーザーが複数の場合、申請を完了できるのはウェブサイトの所有権を確認したユーザーに限られます。
より高いレベルで URL の申請が行われている
- より高いレベルで URL の申請が行われているというエラーが表示された場合は、別の Merchant Center アカウントからの申請が優先されています。たとえば、別の Merchant Center アカウントがすでに「http://example.com」を申請している場合、「http://shop.example.com」を申請することはできません。この申請はより上の階層のドメインパスにあるため、同じドメインの一部となる URL の申請はできないためです。
- ただし、「www」（http://www.example.com）が付いているウェブサイトを申請しており、サブアカウントに「www」（http://shop.example.com）がない場合は、URL は競合するアカウントとは見なされず、個別の申請を行う場合はサブアカウントが必要になります。
- この問題を解決するには、より高いレベルのドメインパスにあるウェブサイト URL の確認を行うようにしてください。
ヒント
より上位階層にあるウェブサイトの URL の申請を行うと、他の Merchant Center アカウントでは既存の申請が失効し、商品データをアップロードできなくなる可能性があります。申請が他のアカウントに影響する場合は、申請を行うかどうかの確認が求められます。
ウェブサイトのタグが正しく配置されていない、または修正されていない
タグに変更を加えた場合や、HTML コードの間違った場所に配置した場合は、ウェブサイトの確認を完了できません。たとえば、HTML タグを使用している場合、メタタグがサイトのホームページの <body> セクションの前の <head> セクションに挿入されていることを確認します。4 つの確認方法における固有のタグ実装手順については、ショップのウェブサイトの所有権の確認と申請をご覧ください。
Search Console に所有者が設定されていない
Search Console アカウントをすでにお持ちの場合、Search Console の所有者と Merchant Center のユーザーが一致する場合に確認が設定されます。ユーザーが異なる場合、ウェブサイトの所有権を確認するユーザーが両方のアカウントに追加されている必要があります。
確認しようとしているユーザーに編集権限がない
Google アナリティクス ユーザーは、そのページで使用される Google アナリティクス アカウントの編集権限を持っており、Merchant Center のユーザーまたは管理者でもある必要があります。ユーザーが異なる場合、ウェブサイトの所有権を確認するユーザーが両方のアカウントに追加されている必要があります。
e コマース プラットフォームで別の確認方法を使用する必要がある
e コマース プラットフォームは、Google Merchant Center や Google Search Console でウェブサイトを確認するための推奨オプションを提供している場合があります。詳しくは、ご使用のプラットフォームのサポート窓口にお問い合わせください。
ウェブサイトの URL の既存の申請が失効する理由
ウェブサイトの URL を変更した
- Merchant Center アカウントの [ウェブサイト] セクションで新たに別のウェブサイトの URL を入力すると、以前に所有権の確認と申請を行った既存ウェブサイトの URL の申請が失効します。
ウェブサイトの URL の所有権確認が失効している
- ウェブサイトの「確認済み」ステータスが失効すると、ウェブサイトの所有権を再確認しない限りウェブサイトの申請も失効します。たとえば、ウェブサイトから識別メタタグや HTML ファイルを削除した場合、確認ステータスが失効する可能性があります。
- アカウントの確認が行われていないのに、申請が残っている場合があります。これは、以前に所有権の確認と申請を行ったウェブサイトの確認が失効した場合に発生することがあります。
- 所有権の確認と申請のステータスを失った場合、ウェブサイト URL の所有権の確認と申請をもう一度行う必要があります。
別のアカウントが競合するウェブサイトの URL の申請を行った
- 所有権を確認した他の所有者によって同じウェブサイトの URL または上位の URL の申請が行われた場合は、既存の申請の失効がメールで通知されます。
- 他のアカウントが同じウェブサイトの申請を行った場合は、再度申請を行うことで他のアカウントの申請を無効にできます。その際には、他のアカウントの確認済みステータスの失効を確認できます。この手続きが完了すると、別のアカウントはこのウェブサイト URL の申請を行うことができなくなります。
- 他のアカウントがより高いレベルでウェブサイトの申請を行った場合、その申請方法を確認して削除することが可能であれば、再申請できる場合があります。
よくある質問
マルチクライアント アカウント（MCA）を所有している場合、各サブアカウントのウェブサイトの所有権の確認と申請はどうすればよいですか？
- MCA の所有者は、アドバンス アカウント設定の親アカウントのメールアドレスでウェブサイトの URL の所有権確認と申請を行うことをおすすめします。通常、親マルチクライアント アカウントは、たとえば https://example.com などの最上位ドメインの所有権確認と申請を行う必要があります。
- 親マルチクライアント アカウント設定で URL 所有権の確認と申請を行うと、各サブアカウントにその申請が自動的に継承され、申請を行った URL ツリーに含まれるすべてのサブホストやパスにウェブサイトの URL を設定できるようになります。
マルチクライアント アカウントのサブアカウントの所有者として、ウェブサイトの所有権を確認、申請するにはどうすればよいですか？
- 親アカウントが同じトップレベル ドメインを共有し、親アカウントで所有権の確認と申請が行われた場合、申請は自動的に継承されます。申請を継承すると、申請を行った URL ツリーに含まれるすべてのサブホストやパスに URL を設定できるようになります。
- サブアカウントに複数のウェブサイトがある場合は、サブアカウントが複数のウェブサイトにまたがっている場合の確認と申請方法をご確認ください。