この記事では、Merchant Center アカウントでプロモーション アドオンを有効にした後で、商品のプロモーションを作成する 4 通りの方法について説明します。
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プロモーション ビルダーを使用する
プロモーション ビルダーを使用すると、プロモーションを個別に手動で入力し、購入の基準額、割引額、プレゼントの説明などを指定できます。登録するプロモーションの数が少ない場合は、プロモーション ビルダーを使用することをおすすめします。
プロモーション ビルダーは、次の特典に対応しています。
- 金額割引: 商品アイテムに割引額を設定します。
- パーセント割引: 商品アイテムに割引率を設定します。
- プレゼント: 商品アイテムの購入または購入額に基づいてプレゼントを提供します。
- 送料無料: 商品アイテムの購入または購入額に基づいて送料を無料にします。この特典はローカル在庫広告では使用できません。
- 割引範囲: 割引範囲を、固定額の範囲または割引率の範囲で指定します。たとえば、「$15~$20 割引」、「$15 から」、「最大 10% 割引」のように指定します。このタイプの場合、プロモーションを特定の商品にマッピングすることはできません。
- キャッシュバック: キャッシュバック割引を、固定額または割合率で指定します。
プロモーション ビルダーを使用してプロモーションを作成する場合も、プロモーション データソースに入れてプロモーションをアップロードできます。 プロモーション特典を選択すると、そのプロモーションに適用されるすべての条件が表示されます。
次のような条件が含まれます。
- 最小購入:
- 金額: プロモーションを利用するために買い物客が購入する必要のある最小金額を設定できます。例: 「$50 以上ご購入で 10% 割引」など。
- 商品アイテム数: プロモーションを利用するために買い物客が購入する必要のある商品アイテムの最小数量を設定できます。例: 「2 個ご購入で 1 個無料」など。
- 利用資格要件:
- 定期購入と割引: プロモーションを利用する条件として、定期ベースの購入を登録することを購入者に求めます。
- 初回の注文: プロモーションを利用する条件として、以前に購入経験がないことを購入者に求めます。
- メール登録: プロモーションを利用する条件として、ショップのメーリング リストに登録することを購入者に求めます。
- テキスト メッセージの配信登録: プロモーションを利用する条件として、ショップの SMS マーケティングに登録することを購入者に求めます。
- カスタム テキストの説明: その他の利用資格条件
表示される指示とガイドに沿ってプロモーションを作成します。
手順
プロモーション ビルダーを使用してプロモーションの特典を作成する手順は次のとおりです。
- Merchant Center アカウントで、左側のナビゲーション メニューにある [プロモーション] をクリックします。
- [プロモーションを追加] プルダウンをクリックします。
- [新しい商品を 1 つずつ追加] を選択します。
- [プロモーション タイプ] ページで、国と言語、Google でのプロモーションの表示方法、プロモーション カテゴリ、プロモーション タイプ、プロモーションの詳細を、手順に沿って指定します。
- [続行] をクリックします。
- [プロモーションの設定] ページで、プロモーションのタイトルと ID、商品、プロモーション コード(省略可)、開始日と終了日を、手順に沿って追加します。
- [保存] をクリックします。
プロモーション データソースを作成する
プロモーション ビルダーを使用してプロモーションを 1 つずつ追加したくない場合は、プロモーション データ仕様に沿ってプロモーション データソースをアップロードすることもできます。このオプションは、大量のプロモーションを登録する場合に適しています。
手順
新しいプロモーション データソースを作成するには:
- Merchant Center アカウントで、左側のナビゲーション メニューにある [プロモーション] をクリックします。
- [プロモーション ソース] タブを選択します。
- [プロモーションを追加する] をクリックします。
- 対象国と言語、名前と入力方法、設定の詳細を指定します。
- [続行] をクリックします。
既存のプロモーションまたはそのステータスに変更を加える場合は、プロモーションの編集またはプロモーション ステータスの変更で詳細と手順をご覧ください。
データ属性
データソースに含める属性によって、Google でプロモーションがどのように表示されるかが決まります。プロモーション データソースには、次の属性が必須です。
- プロモーション ID
[promotion_id]
- プロモーションの対象商品
[product_applicability]
- クーポンコード必須
[offer_type]
- 汎用適用コード
[generic_redemption_code]
- 汎用適用コード
- プロモーションのタイトル
[long_title]
- プロモーションの掲載先
[promotion_destination]
- 注: YouTube アフィリエイトの掲載先をプロモーションのターゲットに設定した場合、
そのプロモーションは他のプロモーションの掲載先をターゲットに設定することはできません。それを行うと、プロモーションのマッピングが解除される可能性があります。
- 注: YouTube アフィリエイトの掲載先をプロモーションのターゲットに設定した場合、
- プロモーションの開始日
[promotion_effective_dates]
-
プロモーション利用チャネル
[redemption_channel]
必須および任意のプロモーション属性について詳しくは、プロモーション データソースの仕様をご覧ください。
プロモーション用の Content API を使用する
Content API for Shopping を使用すると、プロモーション データの Google との共有と管理を自動的に行えます。Content API をアカウントと統合すると、アプリで Merchant Center Next と直接連携できるようになるため、更新されたデータが直接インポートされて効率性の向上につながります。
Content API を使用すると、次のことができます。
- プロモーションの追加対象にする商品数をすばやく調整できる。
- 手動による操作を効率化して時間を節約し、エラーを減らすことができる。
- データがアカウントと同期されるため、所要時間を短縮できる。
新しい条件(定期購入と割引、初回の注文、メール登録、テキスト メッセージの配信登録、カスタム テキストの説明)と特典(割引範囲、キャッシュバック)の属性は、Content API ではまだサポートされていません。
Content API for Shopping について詳しくは、デベロッパー ガイドをご覧ください。
パートナー事業者のプロモーションを使用する
Shopify または WooCommerce のアカウントを使用して、これらのプラットフォームの商品割引を Merchant Center アカウントにリンクすると、Google で商品のプロモーションを簡単に表示できます。パートナー事業者のアカウントを Merchant Center アカウントにリンクすると、Merchant Center を通じてプロモーションを作成する必要がなくなります。詳しくは、パートナー事業者を使用したプロモーションの作成と管理の方法をご覧ください。
主なメリットは次のとおりです。
- シンプルな統合: サポートされているパートナー事業者の既存の割引や新しい割引またはプロモーションが Merchant Center アカウントとシームレスに統合され、プロモーションが表示されます。
- パフォーマンスの向上: 多くの場合、プロモーションのアノテーションが表示されている商品は、クリック数とコンバージョン数が増加します。