注: 「ファースト クリック」、「線形」、「減衰」、「接点ベース」のアトリビューション モデルのサポートは終了しました。サポートが終了したアトリビューション モデルを使用していたキーイベント アクションは、データドリブン アトリビューションを使用するようにアップグレードされました。引き続きサポートされているラストクリック モデルに切り替えることもできます。詳しくは、非推奨のモデルについての記事をご覧ください。
買い物客は、キーイベントの前に同じ販売者のさまざまな商品リスティングを閲覧します。アトリビューション モデルでは、購入に至るまでの各商品リスティングのインタラクションにどれほどの貢献度を割り当てるかを決定できます。このモデルは、商品リスティングのパフォーマンスを詳細に分析し、キーイベント ジャーニーを最適化するのに役立ちます。
この記事では、各種のアトリビューション モデルと Merchant Center での使用方法について説明します。
メリット
ほとんどの販売者は、「データドリブン アトリビューション」を基本にして商品リスティングのパフォーマンスを測定しています。しかしこの方法では、購入の直前にクリックされた商品リスティングとそれに対応するキーワードだけが購入に貢献したとみなされます。
アトリビューション モデルでは、購入に至るまでの各商品リスティングのインタラクションにどれほどの貢献度を割り当てるかをより詳細に管理できます。これには、以下のメリットがあります。
- オーガニック トラフィックを把握できる: アトリビューション モデルを使用すると、販売者は無料リスティングがウェブサイトへのアクセス、商品の閲覧、そして購入にどの程度つながっているかを把握できます。
- 商品の可視性を最適化できる: 販売者は特に効果の高い無料リスティングを把握することで、商品のタイトル、説明、画像を最適化して、検索結果での可視性を向上させることができます。
- リソースを配分する: アトリビューション データは、リソースをどこに集中させるかを決定する際の参考になります。オーガニック トラフィックによって購入数の大幅な増加がみられる場合、販売者は SEO と商品データの最適化への投資を増やす可能性があります。
各種のアトリビューション モデルについて
Merchant Center で現在利用可能なアトリビューション モデルは次のとおりです。
ラストクリック: 購入経路で最後にクリックされた商品リスティングとそれに対応するキーワードだけに貢献度を割り当てます。
データドリブン: このキーイベントの過去のデータに基づいて購入の貢献度を割り当てます。他のモデルとは異なり、アカウントのデータを利用して、キーイベント経路全体における各広告インタラクションの実際の貢献度が計算されます。ほとんどのキーイベントのデフォルトのアトリビューション モデルは、「データドリブン」モデルです。詳しくは、データドリブン アトリビューションについてをご覧ください。
購入のアトリビューション モデルを作成または編集する方法
- Merchant Center アカウントで、[設定とツール] アイコン
をクリックします。
- [キーイベントの設定] をクリックします。
- [自動タグ設定] をオンに切り替えます。
- [キーイベントの発生元を追加] をクリックし、次の手順に進んでキーイベントを作成します。キーイベントを編集するには、すでに追加されているキーイベントの発生元を選択します。