会議中に動画と音声の品質に関する一般的な問題を解決する方法をご紹介します。
ブラウザを更新する
ブラウザを更新して、最新のソフトウェア修正を適用してください。Google Chrome をアップデートする方法をご覧ください。
自動で提案されるトラブルシューティングとヘルプを使用する
トラブルシューティングとヘルプでは、会議中に通話品質に影響を与える可能性のある問題を検出したときに、ネットワークまたはデバイスの品質上の問題を解決するための方法が自動で提案されます。
通話品質に影響を与えるネットワークまたはデバイスの問題がある場合は、「その他のオプション」ボタンに赤い丸が表示されます。
- この丸が表示されたら、その他のオプション
[トラブルシューティングとヘルプ] をクリックします。
- 問題に応じてカスタマイズされた解決方法が提案されます。
- 提案された方法を試します。
- 赤い丸は 5 分間、または [その他のオプション] をクリックするまで表示されます。
ヒント: 赤い丸は、問題が解決しなくても、1 日 1 回のみ表示されます。
反響音に関する警告
反響音が発生している場合、「その他のオプション」ボタンに赤い丸が表示されます。
- その他アイコン
[トラブルシューティングとヘルプ] をクリックします。
- [オーディオ デバイス / ビデオデバイス] セクションで、反響音を最小限に抑える手順を確認します。
Meet では反響音の除去が自動的に試行されますが、ユーザーが以下の操作を行うことで、さらに効果的に反響音を抑えることができます。
- ヘッドフォンを使用する
- スピーカーの音量を下げる
- 発言するとき以外は自分の音声をミュートする
適切な周辺機器を使用する
音声や動画に問題がある場合は、次の手順をお試しください。
- マイク付きのヘッドセットを使用します。
- Meet が適切なカメラ、マイク、スピーカーに設定されていることを確認します。ヘッドセットでは内蔵マイクを使用できます。
- 外部モニターの接続を解除します。
- Bluetooth ヘッドセットが Meet で使用できることを確認します。一部の Bluetooth ヘッドセットは、通常の音声通話には適していますが、Meet には適していません。
- ヘッドセットやカメラのファームウェアを最新のものに更新します。
動画をオフにするか、スマートフォンまたはモバイルアプリから参加する
パソコンが古い場合やネットワークのパフォーマンスが低い場合は、動画なしで参加するか、別のデバイスに切り替えてください。
Wi-Fi またはネットワークのパフォーマンスを改善する
帯域幅の問題は動画の品質に大きく影響します。自分の動画と音声に問題がないようでも、他のユーザーに音声または映像が届いていないことがあります。帯幅域の問題を改善するには、以下を試してください。
- インターネットの速度テストを実施して、帯幅域が十分でレイテンシが低いことを確認します。帯幅域とレイテンシをしばらく観察して、接続が安定していることを確認します。安定した接続は高品質のビデオ通話を行うために必要です。詳しくは、帯幅域の要件についての記事をご確認ください。
- 可能な場合は有線イーサネット接続を使用して、動画の画質が改善するかどうかを確認します。
- よく使用される 2.4 GHz 帯ではなく 5 GHz 帯を使用します。
- Meet のトラフィックがルーティングされる前にトラフィックの確認や変更を行うハードウェア ファイアウォールやセキュリティ デバイスが原因で、動画の画質が低下する場合があります。ネットワークを準備するを参照するよう管理者に伝えてください。
最後に、Meet のトラフィック用の Quality of Service(QoS)を無効にすることを検討します。QoS は、特定の種類のトラフィックを優先するために一部のネットワーク機器で使用されます。Google Meet でもネットワークの優先度を設定するため、QoS が同時に使用されていると動画の品質が低下する場合があります。一時的に QoS を無効にして、動画の品質が改善するかどうかを確認してください。詳しくは、QoS に関する推奨事項をご確認ください。
VPN ソフトウェアを無効化する
通常はパソコンやスマートフォンを Meet に直接接続します。VPN を使うとトラフィックが別の場所を経由するため、Meet のビデオ会議では動画が遅れることがあります。
- VPN を一時的に無効にして、Meet のビデオ会議に再接続します。
- 動画の品質が改善したら、VPN を使用しないまま最後まで通話を続けてください。
- 次に Meet でビデオ会議を行うときも、忘れずに VPN を無効にするようにしてください。
- Meet のトラフィックが VPN をバイパスするように、IT 管理者の方または VPN サービス プロバイダに VPN の設定変更を依頼してください。Meet の送信用ポート、許可リストに登録済みの URI、IP 範囲についての情報が必要になる場合があるため、ネットワークを準備するを参照するよう伝えてください。
他のブラウザタブまたはアプリを終了する
タブの数が多すぎたり、アプリケーションを開いたりすると、動画の品質が低下することがあります。
- 不要なタブを閉じます。
- 他のアプリを終了します。
- Meet ウィンドウのサイズを小さくします。
システム管理者に相談する
ネットワークの問題が発生した場合は、システム管理者が問題の解決をサポートできることがあります。次の手順をお試しください。
- Meet 品質管理ツールを使用して動画のデータを分析するよう、システム管理者に依頼してください。
- 会社のネットワークが Google クラウドへのアクセス用に適切に設定されていないために、画質が低下する場合があります。ネットワークを準備するを参照するよう管理者に伝えてください。
ウイルス対策、ファイアウォールなどのセキュリティ ソフトウェアを設定する
- Meet のトラフィックがビデオ会議に到達する前にトラフィックの確認や変更を行うソフトウェアが原因で、動画の品質が低下する場合があります。
- Chrome ブラウザと Meet トラフィックが干渉を受けずに動作できるよう設定を確認してください。問題が繰り返し発生する場合は、Meet を最適な状態で動作させるために、管理者の方が特定の URL を許可リストに登録する必要があるかもしれません。詳しくは、ネットワークを準備するをご確認ください。
パソコンのカメラとビデオの画質を変更する
次のような状況では、動画の画質を下げることができます。
- 動画や音声が遅れる
- ネットワーク接続が不安定になっている
- バッテリー残量: 少
- 使用できるデータが少ない
- その他の品質問題