オンラインでのユーザーの保護とは、ユーザーの情報を保護し、ユーザーのプライバシーを尊重することです。これを踏まえ、Google では提供するすべてのサービスにおいて、ユーザーの情報を安全に守り、責任を持って取り扱うだけでなく、ユーザーがそれらの情報を各自で管理できるようにしています。Google の各チームは、ウェブの閲覧、受信トレイの管理、ルート検索など、アクティビティの内容にかかわらず、ユーザーが Google サービスを安全に使用できるように日々取り組んでいます。
ユーザーは各自の Google アカウントで自分のプライバシー設定をいつでも管理できます。データのプライバシー ツールとプライバシー設定について詳しくは、セーフティ センターをご覧ください。
Google のプロダクトやサービスの利便性を高めるためのデータの活用
アクティビティ データを利用してプロダクトやサービスの利便性を高めます
Google アカウントに保存されるアクティビティ データによって Google サービスがパーソナライズされ、検索が高速になったり、おすすめが自動的に表示されたりするなど、利便性が向上します。アカウントに保存するアクティビティの管理、データのダウンロード、アクティビティの削除はいつでも行えます。
データは次の目的にも活用されます。
- サービスを意図したとおりに稼働させるため。
- サービスの停止を監視するため、あるいは報告をいただいた問題の解決に取り組むため。
- サービスを改善するため(たとえば、特にスペルミスの多い検索キーワードを把握し、各種サービスでのスペルチェック機能を改善する)。
Google が個人情報を販売することはありません
Google がユーザーの個人情報を他者に販売することはありません。Google では、広告を掲載することで、Google サービスを料金なしで提供することが可能になっています。また、Google と提携しているサイトやアプリは、広告によってコンテンツの収益化を実現しています。ユーザーの個人情報は販売されていません。広告掲載プロセスのどの段階においても、ユーザーのデータが公開されることはありません。詳しくは、広告とデータをご覧ください。
ご自身でプライバシー設定を管理する方法
使いやすい設定で個人情報を管理する重要な情報、プライバシー設定、セキュリティ設定は、Google アカウントですべて管理できます。Google は、Google アカウントに保存されたデータを簡単に確認できるよう、ダッシュボードやマイ アクティビティといったツールを作成しました。また、Google アカウントにどのアクティビティ データを保存するかを選択できる、アクティビティ管理などの強力なプライバシー設定もあります。
プライバシー診断で、ご自身に適したプライバシー設定を選ぶこともできます。セキュリティ診断を使用すると、Google アカウントのセキュリティ状況を簡単に確認できるほか、アカウント保護を強化するためのパーソナライズされたヒントを入手できます。
また、2 段階認証プロセスを使用してアカウントの保護を強化することや、Google の最も強力なアカウント セキュリティである高度な保護機能プログラムもご利用いただけます。
詳しくは、アカウントのセキュリティを強化するをご覧ください。Google アプリを使用する際は、パーソナライズド広告に使用できるデータやアクティビティを管理したり、パーソナライズド広告を完全に無効にしたりできます。パーソナライズド広告に使用するデータは、広告設定で簡単に管理できます。このデータには、アクティビティから推測されるユーザーの興味や関心、Google で広告を配信する他の広告主に対してユーザーが以前に行った操作、Google アカウントに追加した情報などが含まれます。
Google アカウントにログインすれば、広告設定を使用して、広告がどのようにパーソナライズされるかを管理できます。また、パーソナライズド広告を完全に無効にすることもできます。
iOS 14 のアップデートより、Google は、Apple の iOS における App Tracking Transparency(アプリケーションのトラッキング申告)ポリシーに基づき、パーソナライズド広告や広告関連の測定において Identifier for Advertisers(IDFA: 広告主向け識別子)やその他の情報の使用を停止しています。
Google 広告とデータについて詳しくは、セーフティ センターをご覧ください。
設定に応じて、検索したキーワードや操作したリンクなどのデータが Google アカウントに保存されます。このデータによってユーザー エクスペリエンスが向上します。たとえば、最近のアクティビティを利用して、検索を前回中断したところから再開できます。さらに入力に応じて Google がキーワードを予測できるようになります。また、入力を始める前でも最近の検索にすばやくアクセスできます。
検索の設定から、Google アカウントの検索履歴を確認、削除したり、関連するプライバシー管理にすばやくアクセスしたりできます。検索の仕組みについて詳しくは、検索でのデータをご覧ください。検索履歴は、ウェブとアプリのアクティビティで 3 か月、18 か月、または 36 か月後に自動で継続的に削除されるよう設定できます。ウェブとアプリのアクティビティは、アカウントでのエクスペリエンスをよりパーソナライズされたものにするため、Google サービス全体でのアクティビティに関するデータ(位置情報などの関連情報など)を保存します。
アクティビティは、マイ アクティビティから削除した場合でも、ブラウザに保存されている可能性があります。ブラウザでのアクティビティを削除するをご覧ください。
ヒント: [マイ アクティビティ] ですべての履歴を表示する際に追加の認証を要求するよう設定することで、セキュリティをさらに強化できます。
ロケーション履歴は、タイムライン、以前訪れた場所を思い出せるあなた専用の地図、使用したルートや移動経路を作成する Google アカウント設定です。以下の条件を満たすモバイル デバイスを持って訪れた場所が保存されます。
- Google アカウントにログインしている。
- ロケーション履歴がオンになっている。
- 現在地送信機能がオンになっている。
詳しくは、ロケーション履歴を管理する方法についての記事をご覧ください。
- ロケーション履歴はデフォルトでは無効になっているため、有効にする必要があります。
- ロケーション履歴は、Google アカウントのアクティビティ管理でいつでもオフにできます。
- ロケーション履歴に保存する情報を管理できます。詳しくは、タイムラインを管理する方法についての記事をご覧ください。
詳しくは、ロケーション履歴を削除するをご覧ください。3 か月、18 か月、または 36 か月以上経過したロケーション履歴が自動的に削除されるよう設定することもできます。
デバイスの位置情報の設定が有効であり、アプリやブラウザの権限で許可されていれば、スマートフォンからアプリやウェブサイトに位置情報を送信できます。アプリやウェブサイト(Google など)で位置情報を利用できるかどうかを、デバイスの位置情報の設定で管理できます。また、一部の Google アプリは IP アドレスを使用します。IP アドレスはユーザーの地域におおむね対応しているため、現在地の推定が可能になります。さらに一部の Google アプリは、インターネット サービス プロバイダから割り当てられた IP アドレスを基に、おおよその地域に関する情報を取得することもあります。
詳しくは、デバイスの位置情報の設定を管理する方法についての記事をご覧ください。
重要: アクセスするアプリやウェブサイト(Google など)がデバイスの IP アドレスにアクセスすることがあります。つまり、使用またはアクセスしたすべてのアプリとウェブサイトは通常、現在地に関する情報を推測できるということです。これを防ぐには、VPN を使用します。
詳しくは、手動または自動でアクティビティを削除する方法をご覧ください。また、以下の手順に沿って削除することもできます。
重要: マイ アクティビティには、ドキュメント、メール、写真などのコンテンツやファイルは保存されません。コンテンツやファイルは、ドライブ、Gmail、フォトなどのサービスで直接管理できます。
アクティビティを手動で削除する
- myactivity.google.com にアクセスします。
- 下にスクロールして、各アクティビティを表示します。
- 削除 プルダウン メニューを選択します。
- [アクティビティの削除] で、期間を選択します。すべてのアクティビティを削除するには、[全期間] を選択します。
- アクティビティを削除するサービスを選択します。
- [次へ] [削除] を選択します。
アクティビティを自動的に削除する
- myactivity.google.com にアクセスします。
- [Google マイ アクティビティ] で、いずれかのアクティビティ管理を選択します。
- ウェブとアプリのアクティビティ
- ロケーション履歴
- YouTube の履歴
- [自動削除] を選択します。
- アクティビティを保存する期間をボタンで指定 [次へ] [確認] を選択すると、指定した内容が保存されます。
アクティビティによっては、こうして指定した期間よりも早く期限切れとなる場合もあります。
ブラウザでのアクティビティを削除する
アクティビティは、マイ アクティビティから削除した場合でも、ブラウザに保存されている可能性があります。
- 詳しくは、Chrome の閲覧履歴を表示、削除する、および閲覧データを削除するをご覧ください。
- 別のブラウザを使用している場合は、こうした情報を削除する方法について各ブラウザの説明をご確認ください。
他のアクティビティを削除する
- myactivity.google.com にアクセスします。
- アクティビティの上にある検索バーで、その他アイコン [他の Google アクティビティ] を選択します。
- ここで次の操作を行えます。
- 特定のアクティビティを削除: そのアクティビティの下にある [削除] を選択します。
- アクティビティを削除できる場所に移動する: そのアクティビティの下にある [移動]、[表示]、[管理] のいずれかを選択します。
Google アカウントのアクティビティやデータの削除について詳しくは、プライバシー ヘルプセンターのデータを削除するをご覧ください。