Google カレンダーを使用して予定を作成したり、予定を転送したりできます。
ビデオ会議で Google Meet の特定の機能を使用できるかどうかは、Google Workspace のエディションと、カレンダーの予定の主催者に適用されるビデオ会議の設定によって異なります。
カレンダーの予定の主催者が Meet の特定の会議機能(会議の録画など)にアクセスできる場合は、主催するすべての会議でその機能を使用できます。特定の機能へのアクセス権がない場合、主催する会議でその機能を使用することはできません。
重要: ここで言う「カレンダーの予定の主催者」とは、Google カレンダーの予定のオーナーのことであり、イベントの作成や別のカレンダーへの転送を行ったカレンダーの「予定作成者」とは異なる場合があります。
他のユーザーのメインカレンダーに予定を作成、転送する
他のユーザーのメインカレンダーに予定を作成するか、転送する場合、そのメインカレンダーのオーナーが、カレンダーの予定の主催者になります。たとえば、予定を同僚に転送すると、その同僚がカレンダーの予定の主催者になります。
このような場合、会議で使用できる機能は、カレンダーの予定の主催者に適用されるビデオ会議ポリシーによって異なります。Google Workspace ユーザーについては、SKU と Google Workspace 管理コンソールの設定によって利用できる機能が決まります。
ヒント: Google カレンダーの予定をクリックすると、その予定の主催者も表示されます。
これにより、次のような影響が出る可能性があります。
- 会議が録画された場合、元の予定の作成者ではなく、カレンダーの予定の主催者に録画情報が記載されたメールが届きます。
- SKU または Google Workspace 管理コンソールの設定により会議を録画することができないユーザーに対して予定を作成または転送した場合、そのユーザーは会議を録画できません。
- 他のユーザーのメイン カレンダーに会議を作成した場合、その会議の予定に自動的に招待されることはありません。参加するには、自分をゲストとして追加する必要があります。
メイン以外のカレンダーに予定を作成、転送する
メイン以外のカレンダーに予定を作成、転送した場合、カレンダーの予定の主催者は変更されないため、その会議で Meet の機能を利用可能どうかも変わりません。
これにより、次のような影響が出る可能性があります。
- メイン以外のカレンダーに予定を転送し、会議の開催前に組織を退出した場合、その会議へのリンクは機能しなくなります。会議の参加者のカレンダーには引き続き予定が表示されますが、その会議のリンクを使用することはできません。
ヒント: このような状況で会議へのリンクが正常に動作しなくなった場合、既存の会議へのリンクを削除して新しいリンクを追加してください。新しい Meet のリンクを追加するユーザーが、そのカレンダーの予定の主催者になります。 - Google Workspace for Education アカウントまたは個人の Google アカウントで主催される会議の場合: カレンダーの招待状にゲストとして含まれていないユーザーが予定への参加をリクエストした場合、そのカレンダーの予定に会議のリンクを追加したユーザー(元の予定の作成者など)が、まず会議に参加し、当該のユーザーの参加を承認する必要があります。