広告

エクスペリエンスの質を維持するために、Google はセキュリティとプライバシーに加え、広告のコンテンツ、オーディエンス、ユーザー エクスペリエンス、行動も検討の対象に入れています。広告とそれに関連付けられている特典は、アプリの一部と見なされるうえ、Google Play の他のすべてのポリシーに従わなければなりません。また、子供を対象とするアプリを Google Play で収益化する場合、広告に関する追加要件も設けています。

アプリのプロモーションとストアの掲載情報に関するポリシーについては、こちら虚偽のプロモーション行為の対処方法など)もご覧ください。

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広告クリエイティブ

広告および関連する特典はアプリの一部であり、Google の制限されているコンテンツのポリシーに従わなければなりません。ギャンブル アプリの場合は、追加の要件が適用されます。

 

不適切な広告

アプリ内に表示される広告およびそれに関連付けられているオファー(広告が別のアプリのダウンロードを宣伝している場合など)は、アプリのコンテンツのレーティングに適したものでなければなりません。コンテンツ自体が Google Play のポリシーを遵守している場合も同様です。
違反の例
  • アプリのコンテンツのレーティングに対して不適切な広告

① この広告(13 歳以上)はアプリのコンテンツのレーティング(全ユーザー対象)に対し不適切です
② この広告(成人向け)はアプリのコンテンツのレーティング(13 歳以上)に対し不適切です
③ この広告のオファー(成人向けアプリのダウンロード)は、広告が表示されたゲームアプリのコンテンツのレーティング(全ユーザー対象)に対し不適切です

 

ファミリー向け広告の要件

子供を対象とするアプリを Google Play で収益化する場合は、ファミリー向けの広告と収益化に関するポリシーの要件に従うことが重要です。

 

虚偽の広告

オペレーティング システムからの通知や警告など、アプリの機能のユーザー インターフェースを装う広告は認められません。各広告をどのアプリが配信しているかをユーザーに明示する必要があります。

違反の例
  • アプリのユーザー インターフェースを装う広告:

    ① このアプリの疑問符アイコンは、外部のリンク先ページにユーザーを移動させる広告です。

  • システム通知を装う広告:

    ① ② さまざまなシステム通知を装う広告の例を上記に示します。


    ① さまざまな機能を装いつつ、実際にはユーザーを広告に誘導するだけの機能セクションの例を上記に示します。

 

混乱させる広告

混乱させる広告とは、予期しない方法でユーザーに表示される広告であり、意図しないクリックや、デバイス機能のユーザビリティを損ねるまたは妨げることにつながる恐れがあります。

アプリの全機能の利用と引き換えに広告のクリックや個人情報の提供をユーザーに強制することはできません。広告は、その広告を配信するアプリ内でのみ表示できます。また、他のアプリ、広告、デバイスの操作(システムやデバイスのボタン、端子を含む)の邪魔にならないようにする必要があります。これには、オーバーレイ、コンパニオン機能、広告ユニットのウィジェット化も含まれます。アプリの通常の利用を妨げるような広告を表示する場合、そういった広告は無条件で簡単に閉じられるようにする必要があります。

違反の例
  • 画面全体に表示されて画面を占拠するか通常の使用を妨げ、非表示にする明確な手段を提供しない広告:

    ① この広告には非表示にするボタンがありません。

  • 偽りの閉じるボタンを使用したり、別の機能のためにユーザーが通常タップするアプリの領域に急に広告を表示したりして、ユーザーにクリックさせようとする広告:

    ① この広告は偽りの閉じるボタンを使用しています。

    ② この広告は、ユーザーがアプリ内の機能を使用するために通常タップする領域に突然表示されます。

  • 広告を配信するアプリの外に表示される広告:

    ① ユーザーがこのアプリからホーム画面に移動すると、ホーム画面に突然広告が表示されます。

  • ホームボタンのほか、明らかにアプリの終了のために設計された機能によって表示される広告:

    ① ユーザーがアプリを終了してホーム画面に移動しようとしたところを広告が妨げています。

 

質の高い広告エクスペリエンス

デベロッパーは、Google Play アプリを使用するユーザーに質の高い体験を提供するために、広告に関する以下のガイドラインを遵守する必要があります。広告が次のような予期しない方法でユーザーに表示されることは認められません。

  • 一般にユーザーがなんらかの操作を選択したときに突然表示される、あらゆるフォーマット(動画、GIF、静止画像など)の全画面インタースティシャル広告は認められません。 
    • ゲームをプレイ中、レベルの冒頭やコンテンツ セグメントの開始中に表示される広告は認められません。
    • アプリの読み込み画面(スプラッシュ画面)の前に表示される全画面動画インタースティシャル広告は認められません。
  • 15 秒経過後に閉じることができない全画面インタースティシャル広告は認められません。オプトインの全画面インタースティシャル、またはユーザーのアクションを妨げない全画面インタースティシャル(ゲームアプリのスコア画面の後に表示される場合など)は、15 秒以上表示することが可能です。

このポリシーは、ユーザーが明示的にオプトインするリワード広告(例: 広告を視聴したユーザーには特定のゲーム内機能やコンテンツを提供することをデベロッパーが明示している広告)には適用されません。また、通常のアプリの使用やゲームのプレイを妨げない収益化要素や広告(動画コンテンツに組み込まれた広告、全画面表示ではないバナー広告など)にも適用されません。

これらのガイドラインは、Better Ads Standards - Mobile Apps Experiences のガイドラインを参考にしています。Better Ads Standards について詳しくは、Coalition of Better Ads のページをご覧ください。
違反の例
  • ゲームのプレイ中やコンテンツ セグメントの開始中(例: ユーザーがボタンをクリックした後、このボタンクリックにより意図されるアクションが有効になる前)に突然表示される広告。このような広告は、ゲームが始まったりコンテンツを使用したりするつもりでいるユーザーにとって予期しないものです。

    ① ゲームのプレイ中、レベルの冒頭に静的広告が突然表示される。

    ② コンテンツ セグメントの開始中に動画広告が突然表示される。
  • ゲームのプレイ中に表示され、15 秒経過しても閉じることができない全画面広告。

    ①  インタースティシャル広告がゲームのプレイ中に表示され、15 秒以内にスキップするオプションがユーザーに提供されない。

 

広告目的

インタースティシャル広告を繰り返し表示することで、ユーザーがアプリを操作したりアプリ内タスクを実行したりするのを妨げるアプリは認められません。
違反の例
  • ユーザーがなんらかの操作(クリック、スワイプなど)を行うたびにインタースティシャル広告を表示するアプリ。

    ① 最初のアプリ内ページに、操作用のボタンが複数用意されています。ユーザーがアプリを使用するために [Start App] をクリックすると、インタースティシャル広告がポップアップ表示されます。この広告が閉じた後、ユーザーはアプリに戻ってサービスを使用するため [Service] をクリックしますが、別のインタースティシャル広告が表示されます。


    ② ユーザーは最初のページで、アプリで使用できる唯一のボタンである [Play] をクリックするよう誘導されます。ユーザーがクリックすると、インタースティシャル広告が表示されます。この広告が閉じた後、ユーザーは唯一操作できる [Launch] ボタンをクリックします。すると、別のインタースティシャル広告がポップアップ表示されます。

 

ロック画面の収益化

アプリの唯一の目的がロック画面で機能することである場合を除き、ロック中のデバイスのディスプレイを収益化する広告や機能をアプリが導入することは認められません。

 

広告の不正行為

広告の不正行為は固く禁止されています。詳しくは、広告の不正行為に関するポリシーを参照してください。

 

広告目的での位置情報の使用

権限に基づくデバイスの位置情報の利用を広告配信にも適用するアプリは、個人情報や機密情報に関するポリシーの適用を受けるとともに、以下の要件も遵守する必要があります。

  • 権限に基づくデバイスの位置情報を広告目的で利用または収集する旨をユーザーに対して明確にし、アプリに義務づけられているプライバシー ポリシーに明記する必要があります。これには位置情報の使用について定めている該当する広告ネットワークのプライバシー ポリシーがあればそれにリンクすることも含まれます。
  • 位置情報の利用許可に関する要件に従い、位置情報の利用許可は、アプリ内で現在提供している機能やサービスを実装するためにのみリクエストでき、広告利用のみを目的としてデバイスの位置情報の利用許可をリクエストすることは認められません。

 

Android 広告 ID の使用

Google Play 開発者サービス バージョン 4.0 では、広告と分析のプロバイダが使用する新しい API と ID が導入されました。この ID を使用するための規約は以下のとおりです。

  • 用途。Android 広告 ID は広告とユーザーの分析以外で使用してはなりません。ID の各アクセスについて [インタレスト ベース広告をオプトアウト] または [広告のカスタマイズをオプトアウトする] の設定のステータスを確認する必要があります。
  • 個人を特定できる情報またはその他の ID との関連付け
    • 広告での使用: 広告 ID を、広告目的で永続的なデバイス識別子(SSAID、MAC アドレス、IMEI など)に関連付けることはできません。広告 ID は、ユーザーの明示的な同意がある場合にのみ、個人を特定できる情報に関連付けることができます。
    • 分析での使用: 広告 ID を、分析目的で、個人を特定できる情報または永続的なデバイス識別子(SSAID、MAC アドレス、IMEI など)に関連付けることはできません。永続的なデバイス識別子に関するその他のガイドラインについては、ユーザーデータに関するポリシーをお読みください。
  • ユーザーの選択の尊重
    • ユーザーの明示的な同意なしに、リセットの際に新しい広告 ID を以前の広告 ID や以前の広告 ID からのデータにリンクしてはなりません。
    • さらに、ユーザーが指定した [インタレスト ベース広告をオプトアウト] または [広告のカスタマイズをオプトアウトする] の設定を遵守する必要があります。ユーザーがこの設定を有効にした場合は、広告目的でユーザーのプロフィールを作成したり、ユーザーをパーソナライズド広告のターゲットに設定したりするために広告 ID を使用してはなりません。ただし、コンテンツ ターゲット広告、フリークエンシー キャップ、コンバージョン トラッキング、レポート、セキュリティや不正行為の検出などに使用することはできます。
    • 最近のデバイスでは、ユーザーが Android 広告 ID を削除すると、その ID は消去されます。消去された ID にアクセスしようとすると、ゼロからなる文字列が返されます。広告 ID がないデバイスは、以前の広告 ID にリンクされているデータまたは以前の広告 ID から取得されたデータに関連付けてはなりません。
  • ユーザーに対する透明性。広告 ID の収集と使用、およびこうした規約の遵守について、法的に適切なプライバシー通知でユーザーに開示する必要があります。Google が掲げるプライバシーの基準について詳しくは、ユーザーデータに関するポリシーをご覧ください。
  • 利用規約の遵守。広告 ID は、Google Play デベロッパー プログラム ポリシーを遵守する場合にのみ使用できます。ビジネスにおいてこの ID が第三者と共有された場合の使用についても同様です。Google Play にアップロードまたは公開されるすべてのアプリでは、広告 ID(デバイスで利用可能な場合)を使用する必要があります。この広告 ID は、広告を目的とした他のあらゆるデバイス識別子に取って代わるものです。
詳しくは、ユーザーデータに関するポリシーを参照してください。

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