新しいポリシー
- アプリがどこに表示されるかをデベロッパーがコントロールしやすくするため、デバイスやネットワークでの不正行為に関するポリシーを更新して、(Android OS のすべて、または一部をシミュレートする)オンデバイスの Android コンテナを実行するすべてのアプリは、新しい REQUIRE_SECURE_ENV フラグを尊重する必要があることを明確にします。このフラグをマニフェストに追加することで、オンデバイスの Android コンテナで実行するのが望ましくないアプリであることを示すことができます。
- ブロックチェーン ベースのコンテンツに関するポリシーを導入します。このポリシーには、ユーザーがブロックチェーン ベースのデジタル コンテンツを取引できるアプリについて、デベロッパーが申告する必要があることが明記されています。ユーザーに対する透明性と安全性を高めるため、NFT ゲーミフィケーションに追加の要件が適用されます。
- 「不透明な振る舞い」に関するガイダンスを提供するため、虚偽の振る舞いに関するポリシーに新しいガイドラインを追加します。デベロッパーはユーザーに対してアプリの機能を明確にする必要があります。アプリの審査を回避する方法が認められないことも強調します。2023 年 8 月 1 日発効
- 個人ローンに関するポリシーに新しい要件を追加し、タイで運営している個人ローンアプリは、同国内において個人ローンを提供または支援できることを証明する文書の提供が必須であることを明記します。
ポリシーの最新情報
- Google Play の信頼性と透明性を高めるため、Google Play Console 要件ポリシーを更新し、アプリの公開に必要なデベロッパーの身元情報を拡充します。デベロッパーは、ユーザーがアプリを利用できるようにするため、アカウント情報を正確に提供する必要があります。組織として登録する場合、デベロッパーはアカウント情報が最新であり、Dun & Bradstreet プロファイルに保存されている詳細情報と一致していることを確認する必要があります。この更新は、まず新しいデベロッパー アカウントに展開される予定です。既存のデベロッパーの皆様には、詳しい情報を 10 月にお知らせする予定です。
- ユーザーが Google Play を安心かつ安全に利用できるようにするため、金融サービス ポリシーを更新し、金融取引機能を含むアプリには金融取引機能申告フォームと補足情報および補足書類の提出を義務付けます。
- ファミリー向けアプリの API と SDK に関するポリシーの一環として、子どものみを対象とするアプリでの使用が承認されていない API や SDK のサンプルリストを更新しています。
- Android スマートフォンをウェアラブル デバイスや IoT デバイスと同期するのに使用するコンパニオン アプリを含むよう、許可された機能を拡大するために Request Install Packages 権限に関するポリシーを更新します。
- VPN に関するポリシーを更新し、広告の不正行為に VpnService を使用してはならないことを強調します。
- 日本でのオンライン クレーンゲームのパイロット プログラムが終了したことを反映させるため、現金を伴うギャンブル、ゲーム、コンテストに関するポリシーを更新します。2023 年 7 月 12 日より、オンライン クレーンゲーム アプリは適用される法律および一定の要件(申告フォームを含む)を満たしている世界各地の Google Play に掲載されます。
また、一部の既存のポリシーに説明を追加しました。このポリシーは、新たに作成または更新されたものではないため、Google の違反対応基準や実施方法に変更はありません。
- SDK に関する要件を更新し、先日発表した虚偽の振る舞いに関するポリシーの更新についてガイドラインを追加します。
- タバコとアルコールに関するポリシーの例を更新し、既存のポリシーが明確になるようにします。
- 既存の広告要件を 1 か所にまとめ、情報を見つけやすくします。
リマインダー
- 2023 年 8 月 2 日以降、すべての新規アプリで Play Billing Library バージョン 5 以降の使用が必須となります。また既存のアプリのアップデートについては、2023 年 11 月 1 日より Play Billing Library バージョン 5 以降の使用が必須となります。詳細
- 2023 年 8 月 31 日以降、新規アプリとアプリのアップデートの送信は API レベル 33 を対象にする必要があります(Wear OS は API 30 を対象にする必要があります)。また既存のアプリについては、アプリの対象 API レベルよりも新しい Android OS を搭載したデバイスでも新規ユーザーがアクセスし続けられるようにするには、API レベル 31 以降を対象とする必要があります。Android Studio の新しい SDK Upgrade Assistant を使用すると、時間と労力を節約できます。アプリの更新にさらに時間が必要な場合は、2023 年 11 月 1 日までの期限延長をリクエストすることもできます。詳細
- Android 14 以降をターゲットとするアプリについては、フォアグラウンド サービス(FGS)のユースケースが適切であることを申告するためのフォームが 10 月から利用できるようになります。フィードバックの受け取りと調整は、2024 年 1 月 31 日までに完了してください。詳細
- 今年の初めに新しいアカウント削除要件が導入されました。ユーザーがアプリを通してアカウントを作成できる場合、アプリおよびウェブからユーザーがアカウントの削除をリクエストできるようにすることが求められます。すべてのデベロッパーは Google Play Console のデータ セーフティ フォームを更新する必要があります。この情報は、Google Play に表示されるアプリの [データ セーフティ] セクションに一部が掲載されることもあります。準拠するための期限は 2023 年 12 月 7 日です。さらに時間が必要な場合は、2024 年 5 月 31 日までの延長をリクエストできます。詳細と RePlay の動画をご覧ください。
いずれかのアプリに影響が及ぶ場合に備えて、ポリシーの更新を入念に確認してください。今回の変更に準拠する方法について詳しくは、以下をご覧ください。
- Google Play での信頼性と透明性を高める方法については、Google のブログをご覧ください。
- PolicyBytes の動画をご覧ください。
- ご不明な点や他のデベロッパーと共有したいおすすめの方法がございましたら、Google Play デベロッパー ヘルプ コミュニティをご利用ください。