このページには、Google Play SDK Console を使用している SDK プロバイダ向けのヘルプ コンテンツが含まれています。
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[SDK バージョン] ページに記載されている SDK のバージョンごとに、難読化解除ファイルをアップロードできます。Java スタック フレームの難読化解除には Proguard(ReTrace)マッピング ファイルを使用し、クラッシュ レポートと ANR レポート内のネイティブ スタック フレームの難読化解除にはネイティブ デバッグ シンボルを使用します。このようなファイルをアップロードすると、SDK Console の [クラッシュと ANR] で新たに報告されたすべてのスタック トレースの難読化が解除されます。
SDK バージョンごとに難読化解除ファイルをアップロードする
以下の手順に沿って、各バージョンの難読化解除ファイルをアップロードします。
ステップ 1: 難読化解除ファイルを生成する
こちらの Google Play Console ヘルプセンター記事に記載されたステップ 1 のガイドラインに沿って、適切な難読化解除ファイルを生成します。なお、このガイドラインはアプリ デベロッパー向けに作成されたもので、SDK プロバイダが行う手順とほぼ同じです。
ステップ 2: 難読化解除ファイルを SDK Console にアップロードする
難読化解除ファイルを生成したら、次の手順で SDK Console にアップロードします。
- SDK Console を開きます。
- SDK を選択します。
- 該当する SDK バージョンの横にあるその他アイコン(⋮)をクリックします。
- [ReTrace マッピング ファイル(.txt または .map)をアップロード] または [ネイティブ デバッグ シンボル(.zip)をアップロード] を選択して、対応する難読化解除ファイルをアップロードします。
- アップロードが完了すると、難読化解除ファイルが該当のバージョンに添付されたことを示すペーパークリップ アイコンが表示されます。
重要な注意事項
- ユーザーとアプリ デベロッパーの匿名性を守れるように、クラッシュと ANR が報告されるのは、発生回数が設定したしきい値を超えた場合のみです。レポートには、クラッシュ データや ANR データの詳しい内容の説明(影響を受けたアプリの名前など)は表示されません。また、特定のスタック トレースについて、同じクラッシュや ANR が何度も発生した場合のレポートでは、スタック フレームと行番号のみが表示されます。
- SDK に関連するクラッシュや ANR のエラーが発生したときには必ず、SDK が実際にそのクラッシュや ANR の原因となったかどうかにかかわらず、該当のスタック トレースがレポートの対象となります。現在のところ SDK Console では、クラッシュや ANR が SDK に起因するものであったかどうかを判断するロジックが適用されることはないため、発生するクラッシュや ANR の多くは SDK とは無関係である可能性があります。
- SDK Console で SDK を識別できるのは、アプリでライブラリ依存関係が共有されており、アプリが難読化されていないか Google Play Console で難読化解除ファイルを提供している場合のみです。そのため、特定のクラッシュや ANR について、影響を受けたアプリやユーザーの数が表示される際に、実際の値よりも少なくなることがあります。