Google Pixel Tablet では、ロックを解除することなく Google アシスタントを利用できます。この記事では、Google アシスタントを有効にする方法、ユーザーの声を認識させてアカウントに基づく情報を有効にする方法、音楽サービスや動画サービスをアシスタントにリンクする方法、ゲストや子どもたちが「OK Google」と話しかけられるようにする方法などについて説明します。
注: 一部の機能は、国または言語によってご利用いただけないことがあります。
重要:
- この手順の一部は、Android 15 以降のみを対象としています。詳しくは、Android のバージョンを更新する方法をご確認ください。
- 一部の機能は、国または言語によってご利用いただけないことがあります。
- Google Pixel Tablet をセットしてハブモードで使用するには、充電スピーカー ホルダーが必要です。
- Google アシスタントの音声コマンドを使用する前にタブレットのロック解除が必要になることがあります。ロックが解除されていれば、音声コマンドを使って特定のアプリやサービスでニュース、ラジオ、ポッドキャストなど、さまざまなメディアを再生できます。
- Gemini モバイルアプリをダウンロードして Gemini をメイン アシスタントとして設定すると、タブレットのロックを解除したときに Google アシスタントから Gemini に切り替わります。Google Pixel Tablet のロック時やハブモードでは、引き続き Google アシスタントが使用されます。
- よく使う機能が Gemini モバイルアプリでサポートされていない場合は、Google アシスタントに切り替えることができます。Google アシスタントに切り替える方法
Google Pixel Tablet のロックを解除せずに Google アシスタントを使用する
ロック画面での Google アシスタントの使用を有効にすると、タブレットがロックされている場合でも、「OK Google」と話しかけてハンズフリーでアシスタントを利用できます。タブレットのセットアップ時にこの設定を有効にしなかった場合は、次の手順で後から有効にできます。
- デバイスの設定アプリ を開きます。 [アプリ] をタップします。
- [アシスタント] [ロック画面] をタップ [ロック画面でのアシスタントの応答] を ON にします。
- この設定を OFF にするにはもう一度タップします。
ロック画面での Google アシスタントの使用を有効にした場合でも、以下についてはデバイスのロックを解除する必要があります。
- お支払い
- Google フォト
- 他のアプリを開くリクエスト
- 住所やフライトの詳細など、個人情報に関する質問
重要: Google アシスタントの電源ボタン コントロールが有効になっている場合は、電源ボタンを長押しすることで誰でもアシスタントを起動できます。
Google Pixel Tablet で Voice Match を設定してアカウントに基づく情報を有効にする
Google Pixel Tablet に最初にアカウントを設定したユーザーがメインユーザーと見なされます。メインユーザーとしてタブレットをセットアップする際、Voice Match を有効にしてアシスタントに自分の声を登録すると、アカウントに基づく情報を回答に含めることができるようになります。
アシスタントに自分の声を認識させる手順は次のとおりです。
- メインユーザーの Google アカウントにログインします。
- デバイスの設定アプリ を開きます。[アプリ] をタップします。
- [アシスタント] [「OK Google」と Voice Match] [OK Google] をタップします。
- [音声モデル] をタップします。
- 新しい声を設定するには、画面上の手順に沿って操作します。
- 以前登録した声を再認識させるには、[Voice Match モデルを再認識させる] 画面上の手順に沿って操作します。
- 以前登録した声を削除するには、[Voice Match モデルを削除] [OK] をタップします。
ヒント: 音声モデルを設定できるのはメインユーザーのみです。Voice Match はいつでも OFF にできます。
重要: Gemini モバイルアプリをダウンロードしていて、デバイスのロックが解除されたときのメイン アシスタントを Gemini に設定している場合は、Google アシスタントの「OK Google」と Voice Match を使って、登録済みの声で Gemini モバイル アプリを使用することもできます。詳細
アカウントに基づく情報を有効にする
アカウントに基づく情報を有効にして「OK Google」と話しかけると、アシスタントから以下のような情報が提供されます。
- Gmail、Google カレンダー、Google フォト、メッセージの検索結果
- 他の Google サービスでのアクティビティに基づくおすすめのレシピ
- YouTube で作成して「非公開」に設定した再生リスト
- YouTube Music の個人用プレイリスト、高評価した曲、アップロードした曲、ライブラリのコンテンツ
注: 電源ボタンを長押ししてアシスタントを起動した場合は、アカウントに基づく情報は提供されません。アシスタントがアカウントに基づく情報を提供するのは、「OK Google」と話しかけた人の声を確認できた場合のみです。
アカウントに基づく情報を有効にする方法
- デバイスの設定アプリ を開きます。[アプリ] をタップします。
- [アシスタント] [アカウントに基づく情報] をタップします。
- [アカウントに基づく情報] を ON にします。
- アカウントに基づく情報をヘッドフォンで受け取る場合は [ヘッドフォン] を ON にします。
詳しくは、アシスタント搭載デバイスでアカウントに基づく情報にアクセスできるようにするをご覧ください。
重要: Gemini モバイルアプリをダウンロードしていて、メイン アシスタントを Gemini に設定している場合は、拡張機能を使用してもアカウントに基づく情報、ロック画面、カレンダーといった一部の Google アシスタント設定は適用されません。よく使う連絡先やアプリを選択するなどのリクエストには Gemini アプリ アクティビティが使用されます。
音楽サービスや動画サービスをアシスタントにリンクする
アシスタントを使用して音楽を聴いたり動画を見たりするには、アシスタントの設定でお気に入りのストリーミング サービスをリンクします。充電スピーカー ホルダーがあり、タブレットでハブモードを設定している場合は、複数のサービスをアカウントにリンクすることもできます。デバイスの設定でもリンクできます。手順は次のとおりです。
- デバイスの設定アプリ を開きます。[アプリ] をタップします。
- [アシスタント] をタップします。
- 一覧から以下のいずれかをタップします。
- 音楽
- 動画
- ラジオ
- ポッドキャスト
- サービスをリンクしたりデフォルトとして設定したりするには、そのサービスをタップし 画面上の手順に沿って操作します。
- サービスのリンクをアカウントから解除するには、[リンクを解除] [アカウントのリンクを解除] をタップします。
- サービスをリンクし直すには、[リンク] [アカウントをリンク] をタップします。
- サービスをリンクする必要がない場合は、サービスの名前をタップするだけで構いません。
詳しくは、Google Pixel Tablet で動画、音楽、ラジオ、ポッドキャストのサービスをリンクするをご覧ください。
電源ボタン コントロールを有効または無効にする
Google Pixel Tablet の電源ボタンを長押ししたときに、Google のデジタル アシスタントを起動させるかどうかを選択できます。この設定を変更する方法は次のとおりです。
- デバイスの設定アプリ を開きます。。
- [システム] [ジェスチャー] [電源ボタンを長押し] をタップします。
- 設定を選択します。
- [電源ボタン メニュー]: 電源ボタンを長押しすると電源ボタン メニューが表示されます。
- [デジタル アシスタント]: 電源ボタンを長押しすると Googleのデジタル アシスタントが起動します。長押しする時間を変更するには、スライダーを左右にドラッグして調整します。
保護者による使用制限と Digital Wellbeing フィルタを設定する
保護者による使用制限と Digital Wellbeing は、Google Pixel Tablet やそのアプリを、いつ、どのように使用できるかを制限するためのツールです。お子様のアカウントの管理機能を設定したり、タイマーを設定して割り込みを制限したり、特定のアプリの使用時間を管理して制限したりできます。
保護者による使用制限を設定する
タブレットにお子様のアカウントを設定すると、お子様が利用できるコンテンツを管理できます。次の手順で保護者による使用制限を設定します。
- デバイスの設定アプリ を開きます。 [Digital Wellbeing と保護者による使用制限] をタップします。
- [保護者による使用制限] で、管理するプロフィールをタップします。
- ファミリー リンク メニューで、設定または変更したいツールをタップします。
詳しくは、ファミリー リンクと保護者による使用制限に関する説明をご覧ください。
Digital Wellbeing
Digital Wellbeing ツールにアクセスして設定する手順は次のとおりです。
- デバイスの設定アプリ を開きます。 [Digital Wellbeing と保護者による使用制限] をタップします。
- オプションをタップすると、現在の設定を確認したり変更したりできます。
詳細については、Digital Wellbeing の説明をご覧ください。
Google Pixel Tablet で Google アシスタントを有効にする
タブレットをロック状態でホルダーにセットしているハブモードのときや、ホルダーから外して手に持っているときに、Google アシスタントを有効にするように設定できます。
重要: Google Pixel Tablet をホルダーにセットしたりハブモードで使用したりするには、充電スピーカー ホルダーが必要です。Google Pixel Tablet は、ホルダーとセットで購入することも、単体で購入しホルダーを別途購入することもできます。
次の方法で、ホルダーからタブレットを取り外したときにアシスタントを有効にすることができます。
- 「OK Google」と話しかける。
- 電源ボタンを長押しする。
注: Gemini モバイルアプリをダウンロード してメイン アシスタントを Gemini に設定している場合は、タブレットのロックが解除されているときに「OK Google」と呼びかけると Gemini を利用できます。タブレットがロックされているときは、メインユーザーが「OK Google」と呼びかけると Google アシスタントが応答します。
ハブモードでは、以下の方法でアシスタントを起動できます。
- 「OK Google」と話しかける。
- 注: ロック状態でもアシスタントが「OK Google」に応答できるようにするには、ロック画面でアシスタントを有効にしておく必要があります。
- 電源ボタンを長押しする。
タブレットをロック状態でホルダーにセットしているときは、ゲストや子どもを含め、誰でも Google アシスタントを利用できるように設定できます。「OK Google」と話しかけることで、誰でもアシスタントに質問したり、音楽を再生したり、スマートホーム デバイスを操作したりできます。
- デバイスの設定アプリ を開きます。。
- [ハブモード] [アシスタント] [ハブモードで誰でもアシスタントに話しかけることができるようにする] をタップしてオンにします。
- この設定をオフにするにはもう一度タップします。
ハブモードで Google アシスタントを使用して映画や音楽をストリーミングするには、次の設定をオンにする必要があります。
- デバイスの設定アプリ を開きます。。
- [ハブモード] [アシスタント] [タブレットがロックされていてもアシスタントで音楽や映画などを再生] をタップしてオンにします。
Google アシスタントの ON / OFF を切り替える
Google アシスタントは、Google Pixel Tablet のセットアップ時に設定しなくても、デバイスの設定でいつでも ON / OFF を切り替えることができます。
- デバイスの設定アプリ を開きます。[アプリ] をタップします。
- [アシスタント] [全般] をタップします。
- [Google アシスタント] の ON / OFF を切り替えます。
- アシスタントを ON にするには、[Google アシスタント] [ON にする] をタップします。
- アシスタントを OFF にするには、[Google アシスタント] [OFF にする] をタップします。
アシスタントを ON にすると、音声へのアシスタントの応答を変更できます。