Google One メンバーシップに加入しているユーザーは、プロフィールを設定することでダークウェブをモニタリングし、情報が漏洩しているかどうかを検出できます。
モニタリング中のプロフィールに追加したメールアドレスやその他の情報に関連付けられているおそれのあるダークウェブのデータをチェックできます。情報漏えいがあった場合、結果には次のような情報が含まれる可能性があります。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- Social Security Number (SSN)
- ユーザー名
- パスワード
ヒント: Social Security Numberをモニタリング中のプロフィールに追加できるのは、米国のお支払い方法が設定されているアカウントのみです。
データのプライバシーを保護するため、漏えいが見つかった情報は、必ず一部を削除した状態で表示されます。
ユーザーはこのレポートの結果を使用して自身の情報がないか確認し、自身を保護する方法に関して十分な情報に基づいて判断できるようになります。
利用条件
ダークウェブ レポートは、特定の国や地域でのみご利用いただけます。サポート対象の国と地域は、今後増やしていく予定です。ダークウェブ レポートを利用できる国と地域をご確認ください。
ダークウェブ レポートを利用するには、一般ユーザー向け Google アカウントが必要です。Google Workspace アカウントと管理対象のアカウントは、ダークウェブ レポートを利用できません。
以下のような一部の機能を利用するには、有料の Google One メンバーシップが必要です。
- 自分の個人情報が漏洩していないか、常にダークウェブをモニタリングする
- メールアドレス以外の情報の結果を確認する
- 新しい結果の通知
重要: ダークウェブ レポートによりスキャンされる個人情報の種類は、国や地域によって異なる場合があります。
ダークウェブ レポートは現在、以下の国または地域でご利用いただけます。
- アルバニア
- アルジェリア
- アルゼンチン
- オーストリア
- オーストラリア
- バングラデシュ
- ベルギー
- ボリビア
- ブラジル
- カナダ
- チリ
- コロンビア
- デンマーク
- エクアドル
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ギリシャ
- アイスランド
- インド
- インドネシア
- アイルランド
- イスラエル
- イタリア
- 日本
- メキシコ
- モロッコ
- オランダ
- ニカラグア
- ノルウェー
- パキスタン
- フィリピン
- セネガル
- スロベニア
- 韓国
- スペイン
- スリランカ
- スウェーデン
- スイス
- 台湾
- トルコ
- ウクライナ
- 英国
- アメリカ
- ベネズエラ
- ベトナム
Google One メンバー向けのダークウェブ レポート
プロフィールの設定時に、ダークウェブにないかどうか確認する個人情報を選択できます。
詳しくは、ダークウェブ モニタリングのプロフィールを設定する方法についての記事をご覧ください。
Google One メンバーシップに登録せずにダークウェブ レポートを利用する
Google アカウントに関連付けられたメールアドレスについて、ダークウェブ レポートを実行できます。上位 2~3 個の推奨事項が記載されたレポートがメールで届きます。
詳しくは、ダークウェブに自分のメールアドレスがないかスキャンするをご覧ください。
結果を確認して対応する
ダークウェブの検索結果では、個人情報を保護するための具体的な推奨事項が提示されます。対応策は国や地域によって異なります。
ご自身の Gmail アドレスがダークウェブで検出された場合、2 要素認証を設定してアカウントを保護できます。これにより、デバイスにログインする際のセキュリティを強化できます。
- デバイスで Google アカウントを開きます。
- ナビゲーション パネルで [セキュリティ] を選択します。
- [Google にログインする方法] で [2 段階認証プロセス] を選択します。
- 画面上の指示に沿って操作します。
ヒント: 職場、学校、その他のグループのアカウントを利用している場合は、この手順で 2 段階認証プロセスを設定できないことがあります。設定できない場合は、管理者にお問い合わせください。
2 つ目の手順で本人確認を行う
2 段階認証プロセスを有効にした後は、ログインの際に 2 つ目の手順で本人確認を行うことが必要となります。
SSN、住所、生年月日などの個人情報がダークウェブで検出された場合は、第三者がお客様の名義でクレジットを取得するおそれがあります。
ヒント: Social Security Numberをモニタリング中のプロフィールに追加できるのは、米国のお支払い方法が設定されているアカウントのみです。
クレジットを保護するには、次のような対応策があります。
- クレジットを凍結する
- 不正使用のアラートを設定する
- 年次クレジット レポートのサイトを使用する
- Social Security Numberの盗難を報告する
- my Social Security アカウントを作成する
お客様のSocial Security Number (SSN)などの個人情報がダークウェブで検出された場合は、第三者がお客様の名義でクレジットを取得するおそれがあります。
ヒント: Social Security Numberをモニタリング中のプロフィールに追加できるのは、米国のお支払い方法が設定されているアカウントのみです。
SSN が漏洩した場合は、次のような対応策があります。
- すぐに 1-800-269-0271 に電話するか identitytheft.gov にアクセスし、SSN が盗まれたことを届け出る
- クレジットを凍結する
- 不正使用のアラートを設定する
- 年次クレジット レポートのサイトでレビューを作成する
- my Social Security アカウントを作成する
ご自身の電話番号がダークウェブ上で検出された場合、National Do Not Call Registry(全米電話勧誘拒否登録制度)に番号を登録することで、迷惑電話を減らすことができます。iOS または Android に迷惑メール対策を設定することもできます。
National Do Not Call Registry(全米電話勧誘拒否登録制度)に電話番号を登録する
National Do Not Call Registry(全米電話勧誘拒否登録制度)にアクセスします。その後、画面の指示に沿って操作します。
迷惑電話を検出、ブロックする
- Android: 迷惑電話対策の設定方法についての記事をご覧ください。
- iPhone: スパムを検出してブロックする方法についてのページをご覧ください。
ご自身のパスワードがダークウェブで検出された場合、パスワードを確認することができ、どのパスワードを変更すべきかがわかります。
Google アカウントに保存されているパスワードのセキュリティは、パスワード チェックアップで確認できます。
安全なパスワードを作成する方法をご確認ください。ユーザーのプライバシーを保護し、ユーザーが自分の情報を自身で管理できるようにするための Google One の取り組み
- メールアドレス、電話番号、SSN など、ユーザーが設定する一部の情報は、モニタリング中のプロフィールに追加される前に確認されます。これは、ユーザーの正しい情報をモニタリングするための確認プロセスであり、他のユーザーがその情報をプロフィールに追加できないようにするためのものです。詳しくは、Google によるユーザー情報の取り扱いに関するページをご覧ください。
- モニタリング中のプロフィールに電話番号やメールアドレスを追加する際には、その電話番号またはメールアドレスにワンタイム確認コードが送信されます。確認コードを使用して本人のものであると確認された場合のみ、これらの情報がプロフィールに追加されます。Social Security Number に関しては、ユーザーから提出された他の個人情報との照合により本人のものであると確認された場合のみ、プロフィールに追加されます。
- Google One へのログインに使用するメールアドレスは、サービスの一部としてユーザーのプロフィールに含まれます。メールアドレスのモニタリングが不要になった場合は、ダークウェブ レポートの設定でプロフィールを削除することで、モニタリングを無効にできます。
- モニタリング中のプロフィールに電話番号を追加すると、その番号は Google One で使用されている電話番号として Google アカウントに表示されます。電話番号はモニタリング中のプロフィールから直接削除できます。
- プロフィールを削除してモニタリングを無効にした場合、確認プロセスで提供された氏名と住所とともに、Social Security Number もお支払いプロファイルから削除されます(他の Google サービスを通じて提供された場合を除きます)。