Google Nest 製品は、互いに組み合わせるとさらに便利になるように設計されています。製品間でやり取りし、家の中や周りで起こったことに対応します。Google Nest 製品のいずれかが重要な事態に気付くと、他の製品が連携して正しく対処できるようにします。たとえば、Google Nest Protect が煙を検知すると、Google Nest サーモスタットに適切な設定を示すアラートが表示されます。
アラートの受信や製品の管理を行うほか、特定の機能でスマートフォンの現在地を利用するには、Nest アプリをインストールするか Google Home アプリをインストールする必要があります。
下記の機能を使用するには、アクティビティの発生時(煙の濃度の上昇時など)に Wi-Fi インターネット接続が有効であることが必要です。また、Nest 製品を Nest アプリ内で同じアカウントの同じ家に含めるか、Google Home アプリ内で同じ家に含める必要があります。アカウントに別の家がある場合や、複数のアカウントを使用している場合、その片方にある Nest 製品がもう一方にある製品と連携することはありません。
Google Nest Protect が煙や一酸化炭素(CO)を検知した場合
無線相互接続を使用している場合、煙や一酸化炭素の濃度が緊急レベルにあることを Google Nest Protect のいずれかが検出すると、家にある他のすべての Protect で同じ警報を鳴らすことができます。
さらに、Google Nest Protect が家にある他の製品にも緊急アラートを知らせると、それらの製品が適切な手段で対応します。
免責条項: オーストラリアでは、煙や一酸化炭素を検知した Protect でリングライトが点灯するだけの場合がありますが、その場合でも、相互接続された Protect の警報が鳴ります。
Google Nest Protect が煙や一酸化炭素を検知したときに他の Google Nest 製品ができること
煙による緊急事態 |
一酸化炭素による緊急事態 |
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Google Nest サーモスタット |
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Nest アプリでセットアップした Google Nest カメラ |
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他の Google Nest Protect |
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Google Nest Secure が警報を鳴らした場合
家の中の動きだけでなく、ドアや窓が開いたとき、Google Nest Secure の警報を鳴らすことができます。その場合、他の連携する Google Nest 製品からも通知が届きます。
Nest アプリでセットアップした Nest カメラ
セキュリティ警報が作動すると、カメラは、オフにスケジュールされている間でも、自動的にオンになり、動画のストリーミングが開始されます。通知とスナップショットのプレビューがスマートフォンに送信されます。その通知から、すぐにカメラのライブ動画ストリームを Nest アプリで開くことができます。Google Nest Aware を定期購入している場合、そのアクティビティの動画がクラウドに保存され、カメラのサイトラインに記録されます。
Home アプリでセットアップしたカメラではこの機能を利用できません。
注: セキュリティ クリップの録画はデフォルトではオフになっています。オンにするには、Nest アプリのホーム画面から [Guard] [Settings]
[Works with Security] を選択します。
同じ部屋に複数の製品がある場合、それらの製品すべてに同じ場所の名前を付けるようにしてください。各製品の場所の名前は、アプリの設定メニュー で変更できます。
Google Nest × Yale ロックを解除した場合
Google Nest × Yale ロックを解除すると、同時に Secure の監視が自動的に解除されます。この設定は、Nest アプリでオンにする必要があります。詳しくは、次の記事をご覧ください。
Google Nest × Yale ロックの設定を変更する方法
注: Google Nest × Yale ロックをロックしても、Google Nest Secure の監視が自動的に作動するわけではありません。システムの監視を作動させずにドアをロックしたい場合もあるため、Secure の監視は別途起動する必要があります。
Google Nest Doorbell が鳴った場合
- Google Nest と Google Home のスピーカーやディスプレイでも、Google Nest Doorbell のチャイムを自動的に鳴らして訪問者を通知できます。
- Google Nest ディスプレイを使用すると、Google Nest Doorbell のライブ動画ストリームをディスプレイの画面で見たり、訪問者と会話したりできます。
- Google Nest Aware を定期購入している場合、認識済みの人物ライブラリに登録されている訪問者については、Google Nest Doorbell から名前が通知されます。
同じ設定を共有する Google Nest 製品
Secure と Google Nest × Yale ロック
Secure と Google Nest × Yale ロックはどちらも、侵入者が家に入るのを防ぎます。また、どちらも使いやすくなるように設計されています。両方の製品が連携する高度な仕組みを紹介します。
- Secure と Google Nest × Yale ロックは同じパスコードを使用するので、個人用パスコードを 2 つ覚える必要はありません。
- ドアのロックを解除すると、同時に Secure の監視が自動的に解除されます。Nest アプリでこの機能を有効または無効にすることができます。
- 誰かのエントリ スケジュールを設定すると、Google Nest × Yale ロックと Secure の両方に適用されます。
- セキュリティ履歴には、Google Nest × Yale ロックで Secure の監視を解除した回数が表示されます。
古い製品と新しい製品を連携させる
新しい製品とシームレスに連携させるために古い製品をアップグレードする必要はありません。たとえば、第 1 世代の Protect 煙警報には、第 2 世代の Protect の機能の一部がありませんが、どちらも、煙や一酸化炭素が検知されたことを通知して、必要に応じて警報を鳴らします。Google Nest サーモスタットとカメラについても同様です。第 1 世代、第 2 世代、第 3 世代の Google Nest Learning Thermostat を同じ家で一緒に使用して、複数エリア対応システムを管理できます。
Nest アプリでセットアップした古い製品も、Home アプリでセットアップした新しい製品とシームレスに連携します。Google は古い製品のサポートも Home アプリで引き続き提供する予定です。
在宅確認を設定して製品を連携させる
Google Home アプリで在宅確認(または Nest アプリで在宅 / 外出アシスト)を有効にすると、外出または帰宅したことを検知するのに Google Nest 製品のセンサーとスマートフォンが使用されます。これにより、各製品が適切なタイミングで適切に対応できるようになります。
たとえば、サーモスタットをお使いの場合は、搭載された在室確認センサーを通じて人がいるかどうかを判断できます。それにより、他のすべての Google Nest 製品は自動的に、人がいる場所に応じて適切に対応できます。