ルーティンを設定すると、Google アシスタントが 1 日を通してお客様と家族全員をサポートしてくれます。必要なときに実行するようルーティンのスケジュールを設定したり、いつでもルーティンを開始したりできます。Google アシスタントは複数の操作を自動的に実行できます。
たとえば、以下のようなルーティンを作成できます。
- Google アシスタントに「OK Google, おはよう」と話しかけると開始される個人のルーティンを作成し、対応するスマートライトを点灯したり、カレンダーの今日の予定を読み上げたり、天気予報とニュースを再生したりできます。
- 日の入りの時刻になると毎日開始される家族のルーティンを作成し、玄関の照明を点灯したり、サーモスタットを 24°C に設定したりできます。
- 誰かがリビングのテレビをつけたときに開始される家族のルーティンを作成し、Google アシスタントにカスタム コマンド(たとえば「アンプをオンにする」)を実行させることができます。
現在、ルーティン機能はインドネシアとタイではご利用になれません。Google の製品が販売されているその他のすべての国 / 地域でも、ルーティンをご利用いただけるのは一部の言語に限られます。
ルーティンの種類
個人のルーティン
個人のルーティンは、毎日のタスクを自動化したい場合に便利です。たとえば、アラームを解除したら朝のニュースが再生されるように設定できます。
個人のルーティンの特徴は以下のとおりです。
- 個人のルーティンを作成、編集、開始できるのは本人のみです。
- [マイ アクティビティ] で、個人のルーティンが実行された日時を確認できるのは本人のみです。
- 個人のルーティンでは、アカウントに基づく情報(カレンダーの予定やリマインダーなど)を受け取ることができます。
家族のルーティン
家のルーティンを使用すると、共有のスマートホーム デバイスを自動化して家族の毎日を便利にできます。たとえば、スマートフォンで在宅確認をオンにしておくと、誰かが帰宅したときに自動でカメラをオフにしたり、手動で家の状態を在宅に設定することもできます。
家のルーティンの特徴は以下のとおりです。
- 家のルーティンを作成、編集できるのは、管理者のアクセス権を持つ家のメンバーのみです。
- ほとんどの家のルーティンは、ゲストを含め家にいる人は誰でも開始できます。
- 家のルーティンがいつ開始されるかは、家のメンバー全員が Google Home アプリの [家の履歴] で確認できます。
- デバイスの電源がオンまたはオフになったときに家のルーティンを開始することもできます。
- 家のメンバーのカレンダーの予定やリマインダーなど、アカウントに基づく情報を家のルーティンで提供することはできません。
- 家のルーティンを、全員が外出したときや誰かが帰宅したときに開始することもできます。詳しくは、在宅と外出のルーティンについての説明をご覧ください。
ルーティンを作成する
重要: Digital Wellbeing を設定している場合は、休息時間や、フィルタ、サイレント モードによってルーティンが制限されることがあります。
自分専用のルーティンと家にいる全員用のルーティンを作成できます。
- Google Home アプリ
を開きます。
- 自動化アイコン
をタップします
追加アイコン
をタップ
[個人用] を選択します。
- ルーティンに名前を付けるには、[無題] をタップします。
- 名前を付ける前に音声の開始条件を追加すると、音声の開始条件がルーティン名になります。
- 開始条件とアクションを追加します。注: 自動的に開始するルーティンに音声関連のアクションが含まれる場合は、音声を再生するデバイスを指定します。画面下部の [音声用デバイス] をタップし、デバイスを選択して、[保存] をタップします。
- [保存] をタップします。
注: ルーティンを作成または実行できない場合、お住まいの地域でサポートされている言語に、スマートフォンの言語を変更することが必要である可能性があります。
「ただいま」や「いってきます」はどちらも個人のデフォルト ルーティンであり、在宅確認は使用していません。全員が外出したときや誰かが帰宅したときに開始する「家族のルーティン」を作成するには、在宅と外出のルーティンを設定してください。
個人のルーティンの例:
- 開始条件: 「OK Google, 家に帰ろう」と話しかけたとき。
- アクション: 交通情報を知らせ、テキスト メッセージを読み上げ、ポッドキャストを再生する。
- 開始条件: 「OK Google, おやすみ」と話しかけたとき。
- アクション: アラームを設定し、照明を消し、睡眠用サウンドを再生する。
- 開始条件: 朝のアラームを解除したとき。
- アクション: カレンダーの予定、その日の天気、通勤ルートの情報を知らせる。
家族のルーティンを作成する
- Google Home アプリ
を開きます。
- 自動化アイコン
をタップします
追加アイコン
をタップ
[家族] を選択します。
- ルーティンに名前を付けるには、[無題] をタップします。
- 名前を付ける前に音声の開始条件を追加すると、音声の開始条件がルーティン名になります。
- 開始条件とアクションを追加します。注: 自動的に開始するルーティンに音声関連のアクションが含まれる場合は、音声を再生するデバイスを指定します。画面下部の [音声用デバイスなし] をタップし、デバイスを選択して、[保存] をタップします。
- [保存] をタップします。
たとえば、次のような家族のルーティンを作成できます。
- 毎日決まった時刻に、照明、プラグ、カメラ、スイッチをオンまたはオフにする。
- テレビをつけたときに、スマートライトの明るさと色を調整する。
- モーション センサーが動きを検知したら玄関の照明を点灯し、10 分間動きが検知されなかったら消灯する。
- 夜間にドアホンが鳴ったとき、玄関の照明を点灯して明るさを 75% に設定する。
注: 在宅と外出のルーティンは、それ以外の家族のルーティンとは設定手順が異なります。
詳しくは、在宅と外出のルーティンを設定するをご覧ください。
ルーティンを管理する
ルーティンを編集する
- Google Home アプリ
を開きます。
- 自動化アイコン
をタップします
編集するルーティンを選択します。
- ルーティンを編集します。
- 開始条件またはアクションを編集するには: 編集対象をタップします。
- 音声コマンドの開始条件を追加するには: [開始条件を追加]
[アシスタントにこう言ったとき] をタップします。
- 音声コマンド以外の開始条件を追加するには: [開始条件を追加]
音声以外の開始条件をタップします。
- アクションを追加するには: [アクションを追加] をタップします。
- [保存] をタップします。
ルーティンを一時停止する
しばらくの間実行しない場合は、ルーティンを一時的にオフにできます。
- Google Home アプリ
を開きます。
- 自動化アイコン
をタップします。
- 一時停止するルーティンを選択します。
- 上部の [ルーティンを有効にする] をオフにします。
- 右下の [保存] をタップします。
注: 在宅と外出のルーティンは一時停止できませんが、在宅確認をオフにして自動的に開始されないようにすることはできます。
ルーティンを削除する
- スマートフォンまたはタブレットで Google Home アプリ
を開きます。
- ホーム画面で、ルーティン アイコン
をタップします。
- 削除するルーティンを選択します。
- 削除アイコン
[ルーティンを削除] をタップします。
注: 在宅と外出のルーティンは削除できません。ただし、在宅確認をオフにして、すべてのデバイス アクションを削除することはできます。詳しくは、在宅と外出のルーティンの設定を変更するをご覧ください。
ルーティンの開始条件とアクションについて
重要: ルーティンで利用できる開始条件とアクションは、ルーティンの種類、接続されているデバイス、設定などによって異なります。
ルーティンを開始する方法
「開始条件」を設定すると、その条件を満たしたときにルーティンが開始されます。以下のような開始条件を設定できます。
- 音声コマンド: 指定した音声コマンドを言うことでルーティンを開始できます。
- 時間: 指定した日時にルーティンを自動的に開始できます。
- 日の出または日の入り: 選択した日の日の出または日の入りの時刻に、ルーティンを自動的に開始できます。
- アラームを解除したとき: スピーカー、スマートディスプレイ、時計アプリのアラームを解除したときにルーティンを開始できます。
- デバイスが何かを行ったとき: デバイスが何かを行ったとき(たとえば、照明が点灯したとき、モーション センサーが動きを検知したとき)にルーティンを開始できます。
- 在宅確認: 全員が外出したときや誰かが帰宅したときに在宅と外出のルーティンを開始したり、在宅と外出の状態を手動で管理したりできます。詳しくは、在宅確認とデータの管理方法についてをご覧ください。
- Google Home アプリ: ルーティンを開始するには、Google Home アプリでルーティンの名前の横にある再生アイコン
をタップします。
- Google Home アプリ: ルーティンを開始するには、Google Home アプリでルーティンの名前の横にある再生アイコン
をタップします。
開始条件を利用できない理由
以下の場合、開始条件が利用できないことがあります。
- 自宅の住所が設定されていない。時刻、日の出と日の入り、誰かの帰宅または外出に基づいて開始条件を設定する場合は、家の住所を設定する必要があります。
- 音声以外の開始条件をすでに選択している場合。音声以外の開始条件は、1 つのルーティンにつき 1 つのみ選択できます。
- 開始条件に対応したデバイスが接続されていない。たとえば、アラームを解除したときに個人のルーティンを開始するには、アラームを設定できるスピーカー、スマートディスプレイ、またはスマートウォッチが必要です。
- 在宅と外出のルーティンが設定されていない。全員が外出したときや、誰かが帰宅したときにルーティンを開始するには、まず在宅と外出のルーティンを設定する必要があります。
- 安全性やセキュリティに影響する。たとえば、開始条件として「ロック解除」は使用できませんが「ロック」は使用できます。
ヒント: すべてのデバイスを開始条件に使用できるわけではありません。そのデバイスが、ルーティンを作成する家に追加されていることを確認してください。
注: 開始条件として使用できるのは、一部のデバイスに限られます。ルーティンを作成する家にデバイスを追加していることをご確認ください。
ルーティンに追加できるアクション
ルーティンでは以下のようなことが行えます。
- スマートホーム デバイスを調整する: スマートホーム デバイス(照明、プラグ、スイッチ、サーモスタットなど)のオン、オフ、調整を行えます。
- メディアの再生と操作: 音楽、ニュース、ラジオ、ポッドキャストなどのメディアを再生できます。
- 情報やリマインダーを受け取る: 天気、通勤情報、カレンダーの予定、リマインダーなどの情報を受け取ることができます。
- コミュニケーションと通知: メッセージのブロードキャスト、テキスト メッセージの送受信を行えます。
- Google アシスタントの音量を調整する: Google アシスタント搭載デバイスの音量を変更できます。
- スマートフォンの設定を調整する: Android デバイスの場合は、スマートフォンの音量を調整したり、電池残量を通知したり、サイレント モードをオンまたはオフにしたりできます。
- コマンドに基づいてアクションを実行する: Google アシスタントが対応しているコマンドであれば実行できます。コマンドの例は以下で確認できます。
アクションを利用できない理由
以下の場合は、一部のアクションを利用できない場合があります。
- 個人のルーティンでのみ利用できるアクション。
- カレンダーの予定や通勤時間など、アカウントに基づく情報を含むアクション。
- 個人情報が公開される可能性のあるアクション(自宅のデバイスにブロードキャストする、テキスト メッセージを読み上げるなど)。
- スマートフォンの音量やバッテリー残量の通知など、スマートフォンの設定を調整するアクション。
- メディア アクションがすでに追加されている。追加できるメディア アクションは、1 つのルーティンにつき 1 つのみです。
- 安全性やセキュリティに影響するアクション。たとえば、「ロック解除」を開始条件にすることはできませんが、「ロック」をアクションとして設定することはできます。
ヒント: 2 要素認証が必要になる場合、アクションとしては利用できません。
トラブルシューティング
Google Home アプリのホーム画面 にルーティン アイコン
が表示されない場合は、以下の手順をお試しください。
Google Home アプリで、対応するデバイスを家に追加します
Google Home アプリで家にルーティンを作成するには、まず、対応するスマート デバイス(スピーカー、ディスプレイ、ライトなど)を追加する必要があります。
- Google Nest または Google Home のスピーカーやディスプレイを追加します。
- シームレス連携のセットアップに対応したスマート デバイスを追加します。
- Google 対応のその他のスマート デバイスを追加します。
Google Home アプリで追加する対応デバイスをお持ちでない場合は、スマートフォンまたはタブレットの Google アシスタントに日常的なルーティンを手助けしてもらうこともできます。
スマートフォンをルーティンに対応している言語に切り替える
ルーティンを利用できるのは、一部の地域と言語に限られます。対応している地域でルーティンを使用するには、スマートフォンのデフォルト言語をその地域の対応している言語に切り替えます。
- ほとんどのスマートフォンでは、スマートフォンの設定アプリで言語を変更できます。詳しい手順については、スマートフォンのメーカーにお問い合わせください。
- 言語を変更してから Google Home アプリが更新されるまで 12 時間ほどかかることがあります。
ルーティンの開始条件と操作にデバイスが表示されない
ルーティンで利用可能な開始条件と操作にデバイスが表示されない場合は、そのデバイスがルーティンに使用している家と同じ家にあることを確認します。
- Google Home アプリ
で、ホーム画面
に移動します。
- 画面上部で、ルーティンに目的の家を使用していることを確認
下にスクロール
デバイスを探します。
- 目的のデバイスが部屋ではなく [ローカル デバイス] に表示されている場合、そのデバイスは別の家にあります。
- デバイスを別の家に移動するには、デバイスのタイルを長押し
設定アイコン
をタップします。
- [デバイス情報]
[家]
ルーティンに使用している家の名前をタップします。
- デバイスを別の家に移動するには、デバイスのタイルを長押し
個人のルーティン
国または地域 |
対応言語 |
---|---|
アルゼンチン | スペイン語 |
オーストラリア | 英語 |
オーストリア | ドイツ語 |
ベルギー | 英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語 |
ブラジル | ポルトガル語(ブラジル) |
カナダ | 英語、フランス語(カナダ) |
チリ | スペイン語 |
コロンビア | スペイン語 |
デンマーク | デンマーク語 |
エジプト | アラビア語 |
フランス | フランス語 |
ドイツ | ドイツ語 |
インド | 英語、ヒンディー語 |
インドネシア | インドネシア語 |
イタリア | イタリア語 |
日本 | 日本語 |
韓国 | 韓国語 |
メキシコ | スペイン語 |
オランダ | オランダ語 |
ノルウェー | ノルウェー語、ノルウェー語(ブークモール) |
ペルー | スペイン語 |
ポーランド | ポーランド語 |
サウジアラビア | アラビア語 |
シンガポール | 英語 |
スペイン | スペイン語 |
スウェーデン | スウェーデン語 |
スイス | フランス語、ドイツ語、イタリア語 |
台湾 | 標準中国語(台湾) |
英国 | 英語 |
米国 | 英語、スペイン語 |
家のルーティン
国または地域 |
対応言語 |
---|---|
アルゼンチン | スペイン語 |
オーストラリア | 英語 |
オーストリア | ドイツ語 |
ベルギー | 英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語 |
ブラジル | ポルトガル語(ブラジル) |
カナダ | 英語、フランス語(カナダ) |
チリ | スペイン語 |
コロンビア | スペイン語 |
デンマーク | デンマーク語 |
フランス | フランス語 |
ドイツ | ドイツ語 |
インド | 英語、ヒンディー語 |
インドネシア | インドネシア語 |
イタリア | イタリア語 |
日本 | 日本語 |
韓国 | 韓国語 |
メキシコ | スペイン語 |
オランダ | オランダ語 |
ノルウェー | ノルウェー語、ノルウェー語(ブークモール) |
ペルー | スペイン語 |
シンガポール | 英語 |
スペイン | スペイン語 |
スウェーデン | スウェーデン語 |
スイス | フランス語、ドイツ語、イタリア語 |
台湾 | 標準中国語(台湾) |
英国 | 英語 |
米国 | 英語、スペイン語 |