Google 広告のキャンペーン目標について

Google 広告でキャンペーンを作成する際は、目標を指定してからキャンペーンを設定すると、その目標の達成に役立つ機能がわかりやすく表示され、何をどのように設定するべきか判断しやすくなります。目標は、キャンペーンの作成時に選択できます。そのキャンペーンで主眼とする要素(販売促進やウェブサイトのトラフィックなど)に合わせた目標を指定してください。目標を選択すると、その目標に関連するおすすめの機能と設定が表示され、ビジネスにとって最も重要な成果の達成に役立てることができます。

この記事では、目標の仕組みと、個々の目標をキャンペーンのパフォーマンスの改善に役立てる方法について説明します。

注: 新しい Google 広告キャンペーンを作成する際、キャンペーン タイプを設定する前にキャンペーンの目標を設定するよう求められることがあります。2023 年にキャンペーン作成機能が強化されるのに伴い、アカウントの設定によって表示されるテキストが若干異なる場合があります。

 


目標の仕組み

キャンペーンを作成する際には、お客様がそのキャンペーンで達成したいと考えている主なビジネス目標に該当する目標を選びます。

たとえば、広告を見たユーザーにサイトを訪れてほしい場合は、目標として [ウェブサイトのトラフィック] を指定します。この目標を指定してからキャンペーンの設定を行うと、サイトへの訪問を促すうえで役立つおすすめの機能や設定が表示されます。

一部のキャンペーンでは、目標をいつでも追加または削除できます。また、目標を指定せずに、目標の最適化案を表示せずにキャンペーンを作成することもできます。個々の目標タイプと、それぞれの目標の達成に役立つ主なおすすめの機能の詳細については、その目標にカーソルを合わせるとご確認いただけます。

キャンペーンの目標を指定したら、掲載するキャンペーンのタイプを選択します。広告の掲載先と、ご利用いただける設定やオプションは、キャンペーン タイプによって異なります。キャンペーン タイプを指定した後は、広告の掲載先ネットワークを選択します。

各キャンペーン タイプで使用可能な広告フォーマットの詳細

:「商品やブランドの比較検討」キャンペーン目標は、「ブランド認知度とリーチ」と統合されました。両方の目標に含まれていたキャンペーン サブタイプは、同じものをすべて「ブランド認知度と比較検討」で確認できます。この統合により、広告主様の目標選択のプロセスがシンプルになり、すべてのブランド キャンペーンのサブタイプを一元管理できるようになります。

目標を指定してキャンペーンを作成する

P-MAX キャンペーンの目標

目標 用途 該当する機能
販売促進
  • オンライン、アプリ内、電話、店舗での販売やコンバージョンを促進する
  • お客様のサイトを訪れたことがあるユーザーや、購入決定に近い段階のユーザーに働きかける
購入プロセスやコンバージョン プロセスの起点となる機能。例: クリック重視の入札戦略、アセット、Google と提携するサイト / 動画 / アプリを見込み顧客が閲覧するタイミングを捉えて表示する広告。
見込み顧客の獲得
  • 関連性の高いユーザーに、ニュースレターの配信登録や連絡先情報の提供などを通じて関心を示すよう促す
コンバージョン プロセスの起点となる機能。例: オーディエンス ターゲティング、アセット、Google と提携するサイト / 動画 / アプリをユーザーが閲覧するタイミングを捉えて表示する広告。
: P-MAX キャンペーンの作成後にマーケティング目標を編集することはできません。

検索キャンペーンの目標

目標 用途 該当する機能
販売促進
  • オンライン、アプリ内、電話、店舗での販売やコンバージョンを促進する
  • お客様のサイトを訪れたことがあるユーザー、または購入に至る可能性が高いユーザーに働きかける
購入プロセスやコンバージョン プロセスの起点となる機能。例: クリック重視の入札戦略、アセット、Google と提携するサイト / 動画 / アプリを見込み顧客が閲覧するタイミングを捉えて表示する広告。
見込み顧客の獲得
  • 関連性の高いユーザーに、ニュースレターの配信登録や連絡先情報の提供などを通じて関心を示すよう促す
コンバージョン プロセスの起点となる機能。例: オーディエンス ターゲティング、アセット、Google と提携するサイト / 動画 / アプリをユーザーが閲覧するタイミングを捉えて表示する広告。
ウェブサイトのトラフィック
  • 見込み顧客にウェブサイトへの訪問を促す
購入候補となる商品を探しているユーザーに働きかける機能。例: 関連性の高い広告見出しが動的に挿入される広告、アセット、サイト訪問数の増加に役立つ入札戦略。

ディスプレイ キャンペーンの目標

目標 用途 該当する機能
販売促進
  • 販売やコンバージョンにつながる可能性が高いユーザーにアプローチする
  • お客様のサイトを訪れたことがあるユーザー、または購入に至る可能性が高いユーザーに働きかける
購入プロセスやコンバージョン プロセスの起点となる機能(人目を引く魅力的な広告、自動入札、自動ターゲティングなど)。お客様が販売している商品やサービスを積極的に閲覧、リサーチ、または比較検討しているユーザーにアプローチする機能。
見込み顧客の獲得
  • 関連性の高いユーザーに、ニュースレターの配信登録や連絡先情報の提供などを通じて関心を示すよう促す
コンバージョン プロセスの起点となる機能(自動入札、自動ターゲティング、人目を引く魅力的な広告など)。お客様のビジネスに関心があるユーザーから連絡先情報(メールアドレス、ニュースレーターの配信登録など)を収集する機能。
ウェブサイトのトラフィック
  • 見込み顧客にウェブサイトへの訪問を促す
商品を比較検討しているユーザーに働きかける機能(自動入札、自動ターゲティング、広告の自動作成など)。サイト訪問者のリストを作成し、再度アプローチできるようにする機能。
ブランド認知度と比較検討
  • お客様の商品やサービスの認知度を高める
  • 新商品をユーザーに知ってもらう、新しい分野へビジネスを拡大する
ブランドの認知度を高めるための機能(視覚に訴える魅力的な広告、表示回数を増やす入札戦略など)と、新規ユーザーの関心を引き付けるうえで役立つその他の機能。

デマンド ジェネレーション キャンペーンの目標

目標 用途 該当する機能
販売促進
  • 販売やコンバージョンにつながる可能性が高いユーザーにアプローチする
  • お客様のサイトを訪れたことがあるユーザー、または購入に至る可能性が高いユーザーに働きかける
購入プロセスやコンバージョン プロセスの起点となる機能(人目を引く魅力的な広告、自動入札、自動ターゲティングなど)。お客様が販売している商品やサービスを積極的に閲覧、リサーチ、または比較検討しているユーザーにアプローチする機能。
見込み顧客の獲得
  • 関連性の高いユーザーに、ニュースレターの配信登録や連絡先情報の提供などを通じて関心を示すよう促す
コンバージョン プロセスの起点となる機能(自動入札、自動ターゲティング、人目を引く魅力的な広告など)。お客様のビジネスに関心があるユーザーから連絡先情報(メールアドレス、ニュースレーターの配信登録など)を収集する機能。
ウェブサイトのトラフィック
  • 見込み顧客にウェブサイトへの訪問を促す
商品を比較検討しているユーザーに働きかける機能(自動入札、自動ターゲティング、広告の自動作成など)。サイト訪問者のリストを作成し、再度アプローチできるようにする機能。
ブランド認知度と比較検討
  • お客様の商品やサービスの認知度を高める
  • 新商品をユーザーに知ってもらう、新しい分野へビジネスを拡大する
ブランドの認知度を高めるための機能(視覚に訴える魅力的な広告、表示回数を増やす入札戦略など)と、新規ユーザーの関心を引き付けるうえで役立つその他の機能。
: デマンド ジェネレーション キャンペーンの作成後にマーケティング目標を編集することはできません。

ショッピング キャンペーンの目標

目標 用途
販売促進
  • オンライン、アプリ内、電話、店舗での販売やコンバージョンを促進する
  • お客様のサイトを訪れたことがあるユーザー、または購入に至る可能性が高いユーザーに働きかける
見込み顧客の獲得
  • 関連性の高いユーザーに、ニュースレターの配信登録や連絡先情報の提供などを通じて関心を示すよう促す
ウェブサイトのトラフィック
  • 見込み顧客にウェブサイトへの訪問を促す

動画キャンペーンの目標

目標 用途
販売促進
  • 販売やコンバージョンにつながる可能性が高いユーザーにアプローチする
  • お客様のサイトを訪れたことがあるユーザー、または購入に至る可能性が高いユーザーに働きかける
見込み顧客の獲得
  • 関連性の高いユーザーに、ニュースレターの配信登録や連絡先情報の提供などを通じて関心を示すよう促す
ウェブサイトのトラフィック
  • 見込み顧客にウェブサイトへの訪問を促す
ブランド認知度と比較検討
  • 商品をリサーチしたり、購入を検討したりしているユーザーに、お客様のブランドまたは商品をアピールする
  • ブランドに関心を示したユーザーに働きかける
  • ブランドや商品の購入を将来的に検討してもらえるようユーザーに働きかける
  • ブランドを効率的に活用しながら、幅広いユーザーにリーチする
  • 関連性の高いユーザーの間でブランド認知度を高める
  • ユーザーにブランドを知って覚えてもらえるよう多様な広告フォーマットを使用する
  • 指定した週あたりのターゲット フリークエンシーでオーディエンスにリーチしてブランド認知度を向上させる
: 動画キャンペーンの作成後にマーケティング目標を編集することはできません。

アプリ キャンペーンの目標

目標 用途
アプリのプロモーション
  • 自動キャンペーンを使用して、Google 検索ネットワーク、ディスプレイ ネットワーク、Google Play、その他のアプリ内、および YouTube に広告を掲載し、アプリのインストールとエンゲージメントの促進を図ります。

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