第三者による YouTube の測定

YouTube 測定用の第三者トラッキング ピクセルは、Google ではご利用いただけません。動画広告に第三者測定ベンダー(Nielsen など)の使用を希望される場合は、プロダクトで測定を有効にする必要があります。有効にしていない場合、第三者による測定は中断される恐れがあります。

はじめに

YouTube で Google 広告オークションとディスプレイ&ビデオ 360 の第三者測定を有効にするには、以下の設定を行う必要があります。

  1. 1 回限りのアカウント設定: 2023 年 12 月より、アカウント単位の第三者測定パートナーを広告主様がご自身で有効にできるようになりました。
    • 省略可: デフォルトでの有効化をリクエストすると、キャンペーン作成時に測定パートナーが自動的に選択されるようになります。デフォルトでの有効化機能は、Google 広告、ディスプレイ&ビデオ 360、YouTube Reserve でのみ利用可能で、特に視認性、ブランド保護、リーチの測定に適用されます。測定パートナーのデフォルトでの有効化をリクエストするには、Google サポートにチケットを提出してください。デフォルトでの有効化がサポートされているか、またデフォルトでの有効化を利用する際の利用規約については、測定パートナーの担当者にお問い合わせください。
  2. キャンペーンの有効化: キャンペーン単位または広告申込情報単位で測定パートナーを有効にし、ベンダーのレポート ID を入力します(該当する場合)。ディスプレイ&ビデオ 360 ではご自身で有効にしていただく必要がありますが、Google 広告サポートでは、複数のキャンペーン(合計 15 個以上のキャンペーン)に対してのみ、一括で有効にするサービスが提供されます。第三者測定を有効にするには、このステップを完了していただく必要があります。
    • : お客様のアカウントで測定パートナーがデフォルトでの有効化の対象となっている場合、前述のベンダー クライアント ID はキャンペーン作成時に自動的に入力されます。自動入力された ID は削除することもできます。測定パートナーがレポート ID を必要とする場合は、ID を入力してください。キャンペーンまたは広告申込情報の設定時に、レポートの項目に入力します。正確な要件については、測定パートナーにお問い合わせください。

この記事では、YouTube Reserve キャンペーン(YouTube Select など)とパートナー経由販売キャンペーンで第三者測定を有効にする方法について説明します。

手順

注: 以下の手順は、Google 広告のユーザー エクスペリエンスの新しいデザインのものです。以前のデザインを使用するには、[デザイン] アイコンをクリックして [以前のデザインを使用する] を選択してください。Google 広告の以前のバージョンを現在もご使用の場合は、機能早見表を確認するか、Google 広告の上部にあるナビゲーション パネルの検索バーを使って、お探しのページを検索してください。

Comscore、DoubleVerify、Dynata、Gemius、IAS、Intage Inc.、iSpot、Kantar、Macromill、MOAT、Nielsen、Video Research、VideoAmp、Zefr を使用した第三者測定

Google 広告

1. Google 広告のアカウント単位での第三者測定を行うためのアカウント設定

Google 広告の YouTube キャンペーンで第三者による視認性測定、ブランド保護測定、ブランド効果測定、リーチ測定を有効にするには、アカウントで使用する測定タイプごとにベンダー クライアント ID が必要です。ベンダー クライアント ID は、第三者測定ベンダーから提供されます。

2023 年 12 月より、広告主様は、対応するベンダー クライアント ID を使用して、アカウント単位の第三者測定パートナーをご自身で有効にできます。Google 広告でご自身で有効化を行うための手順は次のとおりです。

  1. Google 広告アカウントで [管理] アイコン Admin Icon をクリックします。
  2. [アカウント設定] をクリックします。
  3. [第三者による測定] セクションをクリックします。
  4. [ベンダーを追加] を選択します。
  5. 測定タイプと第三者測定ベンダーを選択します。
  6. ベンダーから取得したベンダー クライアント ID を追加します。ベンダー ID は測定パートナーから提供されます。ベンダー ID がない場合は、測定パートナーにお問い合わせください。
  7. [保存] をクリックします。
  8. (省略可)こちらのフォームからリクエストを送信して、特定の測定パートナーのデフォルトでの有効化をリクエストします(一部のベンダーのみ利用可能)。デフォルトでの有効化に関してクライアントの承認とベンダーの同意を得ているかをサポートが確認いたしますので、必ず得ていることを事前にお確かめください。

アカウント単位で追加したベンダーは、キャンペーン単位で使用できるようになります。

: デフォルトでの有効化が設定されている場合を除き、作成するキャンペーンごとに測定タイプとベンダーを選択する必要があります。

新しいキャンペーンで同じベンダーとベンダー クライアント ID が自動的に選択されるようにするには、Google サポートにお問い合わせください。この選択は、キャンペーン設定でいつでも解除できます。

2. Google 広告のキャンペーン単位での第三者測定を行うための設定

各キャンペーンをご自身で有効にし、ベンダーのレポート ID を入力できます(該当する場合)。Google サポートで一括で有効にできるのは、合計 15 件以上のキャンペーンに限られます。Google 広告でご自身で有効化を行うための手順は次のとおりです。

注: 以下の手順は、Google 広告のユーザー エクスペリエンスの新しいデザインのものです。以前のデザインを使用するには、[デザイン] アイコンをクリックして [以前のデザインを使用する] を選択してください。Google 広告の以前のバージョンを現在もご使用の場合は、機能早見表を確認するか、Google 広告の上部にあるナビゲーション パネルの検索バーを使って、お探しのページを検索してください。
  1. Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン Campaigns Icon をクリックします。
  2. セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
  3. [キャンペーン] をクリックします。
  4. [キャンペーン] ページのヘッダーの下に、タブが 3 つ表示されます。[設定] タブをクリックします。
  5. 表内で、有効にするキャンペーンをクリックします。
  6. [設定] ページで [その他の設定] をクリックします。
  7. [第三者による測定] パネルを展開します。
  8. [ベンダーを追加] を選択します。
  9. 測定する指標タイプと第三者測定ベンダーを選択します。
  10. ベンダーのレポート ID を追加します。この ID は、測定ベンダーから他に指示がない限り、すべてのキャンペーンのすべてのリーチ測定およびブランド効果測定で必須です。
  11. 測定タイプを追加するには、[ベンダーを追加] を選択します。ベンダーを削除する場合は、各ベンダーの横にある [X] を選択します。
  12. [保存] をクリックします。

Google 広告エディタで、第三者測定の設定についてアカウント単位とキャンペーン単位の一括変更を行うには、次の手順を行います。

  1. Google 広告エディタで、設定を変更するキャンペーンを選択します。
  2. [第三者による測定] で、鉛筆アイコン をクリックします。
  3. 必要に応じて、行ごとにチェックボックスを編集します。
    • 選択したキャンペーン データをベンダーと共有する場合は、チェックボックスをオンにします。
    • 選択したキャンペーン データをベンダーと共有しない場合は、チェックボックスをオフにします。
    • チェックボックスの半分をオンにすると、選択したキャンペーン データの一部がベンダーと共有されます。
    • (省略可)[+ 新しいベンダー] をクリックして行を追加するか、ゴミ箱アイコン をクリックして行を削除します。
  4. [OK] をクリックします。

手順に沿って、第三者測定の実装のサポートをリクエストします(15 個以上のキャンペーンのみサポート対象となります)。

  1. 動画キャンペーンの第三者測定」テンプレートをダウンロードします。
  2. 各測定タイプについて必要な詳細情報を入力します。
  3. ファイルを保存します。
  4. サポート フォームに記入します。[キャンペーン タイプ] で [動画 / オーディオ キャンペーン] を選択し、[入稿やマッピングに関する指示] の下にあるサービス メニューから [アカウント単位の第三者測定ベンダーの設定] を選択します。
  5. テンプレートを添付してリクエストを送信します。
  6. (省略可)第三者による視認性測定、ブランド保護測定、およびリーチ測定(一部)のパートナーに関しては、デフォルトでの有効化を Google サポートにリクエストできます。ダウンロード可能なテンプレートに該当するチェックボックスがありますので、オンにしてください。
    • デフォルトでの有効化に関してクライアントの承認とベンダーの同意を得ているかをサポートが確認いたしますので、必ず得ていることを事前にお確かめください。

注意事項:

  • ベンダーおよび測定ベンダーのクライアント ID の組み合わせは、アカウントごとに 1 つだけ使用できます。
  • [アカウントの有効化] タブで指定したベンダーのクライアント ID は、設定の保存後に作成されるキャンペーンで事前入力されます。アカウントの設定時に該当するベンダーの測定サービスを選択すると、クライアント ID が自動的に入力されます。ベンダーのクライアント ID を変更する場合は、アカウントの設定に関するチケットを別に提出する必要があります。また、この更新は、広告申込情報単位でご自身で有効にしていただく必要があります。
  • 広告主様の単位で測定パートナーをデフォルトでの有効化の対象に指定している場合、これらの設定は広告申込情報の設定時に自動的に入力されます。その際、レポート ID を追加するか、これらの設定を削除するかを選択することができます。
ディスプレイ&ビデオ 360

詳しくは、ディスプレイ&ビデオ 360 の 第三者による YouTube の測定をご覧ください。

YouTube Reserve キャンペーン(YouTube Select など)

: 2023 年 9 月 13 日以降、広告主は YouTube Reserve キャンペーンの同じ指標に対して、広告申込情報単位で複数の第三者プロバイダ(例: Nielsen for Reach + Comscore for Reach)を有効にできます。
YouTube Reserve キャンペーンでは、第三者の測定を有効にするためにアカウントを設定する必要はありません。
第三者測定の有効化をリクエストするには、第三者測定ベンダーから提供されるベンダーのクライアント ID とレポート ID を Google の担当者に通知します。レポート ID は、Nielsen、Comscore、Dynata、Kantar での測定に必要です。ベンダーのクライアント ID は YouTube Reserve のメディアプランにマッピングされ、レポート ID はメディアプラン内の広告申込情報にマッピングされます。
パートナー経由販売プログラム
パブリッシャーにお問い合わせください。

他のベンダーを利用した第三者による測定

他のベンダーによる第三者測定をリクエストする

Google 広告

手順について詳しくは、第三者測定をリクエストしてください。

YouTube Reserve キャンペーン(YouTube Select など)

手順については、Google の担当者にお問い合わせください。

パートナー経由販売プログラム

パブリッシャーにお問い合わせください。

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