地域グループを追加して、キャンペーンまたは広告グループ単位で編集します。地域グループを使用すると、キャンペーンで使用する拠点(店舗等)の情報を Google 広告内で手軽に管理できます。ビジネス プロフィールと Google 広告アカウントを同期したり、アカウントにチェーン店舗を追加したりすると、これらの住所をアカウント全体で表示できるようになります。アカウント、キャンペーン、広告グループの各単位で特定の住所を割り当てることができます。
この記事では、地域グループの主な役割と、使用するメリット(地域ターゲティングでの活用、広告内での拠点の宣伝)について解説します。この記事では、地域グループを使ってキャンペーン単位または広告グループ単位でフィルタリングする方法と、フィルタを追加してアカウント単位で編集する方法についても説明します。
地域グループとは
地域グループとは、実店舗などのビジネス拠点をグループとしてまとめたもので、各キャンペーンから繰り返し使用できます。キャンペーンのターゲティングの際も、個々の拠点を個別に指定する代わりにグループとしてまとめて適用できるため、手軽で効率的です。地域グループは、ローカル キャンペーンの設定、および住所アセットとアフィリエイト住所アセットを作成する際にも使用できます。
地域グループを使用するには、あらかじめ Google 広告アカウントで住所アセットを有効化するかアフィリエイト住所アセットを有効化する必要があります。地域グループは次の機能で使用できます。
- ローカル キャンペーン: ビジネス拠点の宣伝に特化したキャンペーンです。
- 住所アセット: 自社のビジネス拠点の情報を、広告内に追加表示する機能です。検索、ディスプレイ、および動画の各キャンペーンで使用できます。
- アフィリエイト住所アセット: 自社の商品を扱っている他社の販売店等の情報を、広告内に追加表示する機能です。
地域グループを使用するメリット
便利である
地域グループは簡単に設定できます。確認や編集もスムーズに行うことができます。地域グループの管理画面では、検索機能やフィルタ機能を使用して目的の地域を見つけることができます。
再利用できる
作成した地域グループは、複数のキャンペーンで使用できます(キャンペーンの数に制限はありません)。地域グループに変更を加えると、そのグループのすべての適用先に変更が反映されます。
手順
下記の手順を進める前に、地域グループを作成する方法をご確認ください。
ビジネス プロフィールの住所をフィルタリングする
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
- セクション メニューで [アセット] プルダウンをクリックします。
- [アセット] をクリックします。
- プラスボタンをクリックし、[住所アセット] を選択します。
- キャンペーンに住所を指定する場合は [キャンペーン] を、広告グループに住所を指定する場合は [広告グループ] をクリックします。広告グループ単位で住所アセットを追加する場合は、広告グループも選択します。
Google 広告に地域グループを追加する
- 次のいずれかを選択します。
- 同期しているすべてのビジネス情報
- 地域グループ: メニューで「焼肉○○」のレストランで作成した地域グループの横にあるチェックボックスをオンにします。
- 住所表示オプションを使用しない
- [保存] をクリックします。
広告グループ単位またはキャンペーン単位で地域グループを編集する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
- セクション メニューで [アセット] プルダウンをクリックします。
- [アセット] をクリックします。
- [表形式] プルダウン メニューで [関連付け] を選択します。
- 表ツールバーの上にあるリストから [地域] を選択します。
- 広告グループ単位またはキャンペーン単位でフィルタリングした住所アセットはそれぞれ、ビジネス プロフィールに一覧表示されます。編集する住所アセットを確認し、その横に鉛筆アイコン が表示されたらクリックします。
- 変更を加えて、[保存] をクリックします。
フィルタを追加してアカウント単位で編集する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
- セクション メニューで [アセット] プルダウンをクリックします。
- [アセット] をクリックします。
- [表を表示] プルダウン メニューで [関連付け] を選択します。
- フィルタを追加するビジネス プロフィールを選択します。
- 表の上の青いバーで、[追加先] をクリックします。
- プルダウン メニューから [アカウント] を選択します。
- 編集するアカウントにカーソルを合わせ、鉛筆アイコン が表示されたらクリックします。
- [Google 広告と同期したビジネス情報を制限できます] セクションで、以下の手順を行います。
- 会社名を入力します。フィルタは、選択した単語と完全に一致する情報を入力した場合のみ機能します。たとえば、フィルタとして「○○」という店名を入力した場合、「焼肉の○○」という名前のお店はフィルタの対象となりません。
- 特定のラベルを持つビジネス情報を絞り込むことができます。Google 広告でフィルタを適用する前に、Google マイビジネスのビジネス情報にラベルを追加する必要があります。ラベル名を追加し、[+ Or] をクリックして住所のリストを展開します。
- [完了] をクリックします。