キャンペーンのテストでは、ユーザーが検索を行うたびに、ユーザーをテストグループまたはコントロール グループに割り当てるようデフォルトで設定されています(これは「検索ベースの分割」として知られています)。たとえば、あるユーザーが 3 回の検索を行うと、これらのうち 2 つの検索はテストとして扱われ、3 つ目の検索はコントロールとして扱われます。新しい Cookie ベースの分割では、検索したユーザーをテストグループまたはコントロール グループに永続的に割り当てるオプションが追加されています。つまり、テストグループに割り当てられたユーザーが 3 回の検索を行うと、これら 3 回の検索すべてがテストとして扱われることになります。
どのタイプの分割オプションを使用するかは、お客様が決定できます。各オプションについて理解し、テストの目的に合わせてオプションを選択することが重要です。
以下の例では、Cookie ベースの分割を推奨します。
- 特定のユーザー層をテストする場合
- 稼動状況が他のコンバージョン率最適化のテストツールに似た、ランディング ページのテストを設定したい場合
以下の例では、検索ベースの分割を推奨します。
- 従来の検索ベースのテストとの整合性を維持したい場合
- ボリュームの小さいキャンペーンの場合
たとえば、多くの場合にページが 1 秒以下で読み込まれる Accelerated Mobile Pages(AMP)の影響をテストしたいとします。このテストを検索ベースの分割を使用して設定すると、特定のユーザーは AMP および非 AMP の両方を使用する可能性があります。これは、ユーザーが検索を行うたびに、そのユーザーをテストグループまたはコントロール グループのどちらに割り当てるかが再評価されるためです。Cookie ベースの分割を有効にすれば、ユーザーはテストグループまたはコントロール グループに永続的に割り当てられるため、ユーザー エクスペリエンスを統一できます。
テストについて詳しくは、キャンペーンの下書きとテストについてをご覧ください。