ブランドリフトの最大化入札戦略について

ブランドリフトの最大化は、2022 年 3 月 31 日をもってサポートを終了しました。

「ブランドリフトの最大化」は比較検討の伸びを重視してキャンペーンを最適化する、YouTube の自動入札機能です。Google AI を使用することで、広告主様のブランドまたは商品を検討する可能性の高いユーザーに絞り込んで広告を表示できます。ブランドリフトの最大化入札戦略を使用すると、費用あたりのブランド比較検討の伸びを高めることができます。

はじめに

ブランドリフトの最大化入札戦略を使用するには、ブランド効果測定を設定する必要があります。ブランド効果測定は YouTube のすべてのインストリーム フォーマットで使用できますが、ブランドリフトの最大化入札戦略はインストリーム広告でのみ使用できます。詳しくは、動画アクション キャンペーンについてをご覧ください。

仕組み

ブランドリフトの最大化入札戦略では、広告主様のブランドまたは商品について提供された詳細情報に基づいて、ブランドリフト調査のコンテンツが生成されます。詳細情報をご提供いただく際は、具体的な商品名またはブランド名を使用してください(たとえば、商品またはブランドが「Google アシスタント」の場合、「Google」ではなく完全なブランド名を明記してください)。こうした詳細情報を使用して、宣伝対象ごとに主なブランド効果測定の指標に基づく集計レポートを表示できます。アンケートの質問が適切に生成されるように、できるだけ具体的な情報を提供してください。

生成されたアンケートは、キャンペーンのターゲット設定に一致するユーザーに表示されます。アンケートの結果から、キャンペーンやユーザー属性などの単位でさまざまなレポートが生成されます。詳しくは、ブランドリフト調査の回答数についての記事をご覧ください。

ブランドリフトの最大化入札戦略では、アンケートの回答データを使用して、広告主様のブランド、商品、サービスを検討する可能性が高いユーザーに絞ってリーチできるようキャンペーンが最適化されます。これにより、広告主様の商品、ブランド、サービスを検討する可能性がより高いユーザーを探してリーチするため、入札額あたりのブランドの比較検討の伸びにつながります。

ブランドリフトの最大化入札戦略を使用すると、広告視聴単価制(CPV 単価制)のキャンペーンと比較して、視聴完了率(VTR)が低下することが予想されます。これは、ブランドリフトの最大化では、視聴回数ではなく比較検討の伸びを重視して最適化が行われるためです。調査によると、特に広告の総再生時間が長い場合、広告が最後まで視聴されなくても比較検討が伸びる可能性があることがわかっています。アクティブ ビューのレポート指標と総再生時間を確認すると、広告が最後まで視聴されたかどうかにかかわらず、広告の視認性とユーザーが広告に費やした時間をより簡単に把握できます。

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