コンバージョンの調整による影響を把握する

[コンバージョンの調整] と [コンバージョンや調整までの日数] の分割項目は、Google 広告アカウントにレポートされたコンバージョン データに対して、コンバージョンの調整が与えた影響を把握するうえで役立ちます。

この記事では、これらの分割項目の機能とレポートへの追加方法を説明します。

コンバージョンの調整に関する分割項目について

  • [コンバージョンの調整] 分割項目を使うと、コンバージョンが記録された当初と調整が適用された後について、コンバージョンの値と数を比較できます。
  • [コンバージョンや調整までの日数] 分割項目を使うと、インプレッションが発生してからコンバージョンや調整が発生するまでの合計日数がわかります。注: これらは 2 行に分けて表示されます。

複数の調整データのアップロードについて

1 件のコンバージョンに対して 2 回以上の調整が必要になることもあり得ます。たとえば、1 件のオーダーの 2 個以上の商品アイテムが、別々の時期に返品されるような場合です。スプレッドシートで 1 件のコンバージョンに対して複数の調整を行う場合は、調整日時の早いものから先に処理されます。

ただし、コンバージョンが撤回された場合や、コンバージョン値が 0 になる調整があった場合は、そのコンバージョンがレポートから除外され、以降に調整データがあっても処理は行われません。

重要: コンバージョンの撤回の再調整を試みた場合、エラーは発生しませんが、その調整は無視されます。ただし、タイムスタンプを少し変えたコンバージョン データ(例: 各コンバージョンに数秒追加する)を再度アップロードして、新しいコンバージョンとして処理されるようにすることにより、コンバージョンの撤回を「取り消す」ことが可能です。この方法を利用するには、コンバージョンのカウント方法を [すべてのコンバージョン] に設定する必要があります。

手順

コンバージョンの調整による影響を示すデータを表示するには、次の手順を行います。

  1. Google 広告にログインします。
  2. 左側のページメニューで [キャンペーン] をクリックします。
  3. 指定した期間のコンバージョン データがレポートにすべて含まれるようにするため、レポート期間の終了日が 30 日以上前(計測期間が 30 日より長い場合はさらに前)の日付であることを確認します。
  4. 分割アイコン をクリックして [コンバージョン] を選択し、次のいずれかを選びます。
    • コンバージョンの調整: コンバージョンの当初の値や数(ウェブサイト コンバージョン タグでレポートされた生データ)と、それに加えられた調整データを示す行が表示されます。
    • コンバージョンや調整までの日数: 広告表示から(その広告経由で)コンバージョンが発生するまでの期間を示す行と、広告表示から(その広告経由で)発生したコンバージョンに対して調整が行われるまでの期間を示す行が表示されます。

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