動的検索広告は、Google でユーザーが使用した検索語句とウェブページが一致したときに動的に生成されます。たとえば、売り切れた商品がある場合は、そのページで広告が生成されないように除外設定を作成することが可能です。この記事では、広告の生成や表示に使用したくない特定のウェブページや検索語句を除外する方法を説明します。
詳しくは、動的検索広告のターゲットについてをご覧ください。
活用例
特定のウェブページを除外する。「売り切れ」や「在庫切れ」などの語句を含むページを除外する動的広告ターゲットの作成を強くおすすめします。これにより、販売できない商品を掲載しているウェブページをユーザーに表示しないようにできます。
Google での特定の検索語句を除外する。「中古 カメラ」や「中古 テレビ」などの検索語句で検索しているユーザーに対して、新品の家電製品の広告を表示しないようにします。「中古」という語句を使用して検索するユーザーが新品のカメラやテレビを購入する可能性は低いと考えられるため、このような場合は除外キーワードに「中古」を追加します。
特定のウェブページを除外する手順
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
- セクション メニューの [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] プルダウンをクリックします。
- [動的広告ターゲット] をクリックします。
- ページの上部にある [除外動的広告ターゲット] タブをクリックします。
- プラスボタン をクリックします。
- [追加先] プルダウン メニューで、キャンペーンまたは広告グループのどちらに除外動的広告ターゲットを追加するかを選択します。
- [キャンペーンを選択] または [広告グループを選択] をクリックして、除外動的広告ターゲットを追加するキャンペーンまたは広告グループを選択します。
- 特定のウェブページを除外するルールを 1 つ以上作成します。ページを除外する基準として、カテゴリ、ページ コンテンツ、ページのタイトル、URL のいずれかを使用できます。
- URL を個別に指定する: 除外する URL を個別に入力するか貼り付けます。URL は 1 行に 1 つずつ入力してください。
注: 大文字を含む URL(www.Example.com)は、小文字のみの URL(www.example.com)とは別のものとみなされるため、正確な URL を指定してください。
- 対象とするウェブページのルールを設定する: プルダウン メニューから [ページ コンテンツ]、[ページのタイトル]、[URL] のいずれかを選択し、ルールの条件を入力します。
- URL を個別に指定する: 除外する URL を個別に入力するか貼り付けます。URL は 1 行に 1 つずつ入力してください。
- [追加] をクリックして、ルールの概要を確認します。
- [保存] をクリックします。
除外キーワードを追加する手順
他のキャンペーンと同じように、動的検索広告キャンペーンでも除外キーワードを追加できます。動的検索広告ではキーワードを使用しませんが、除外キーワードは動的検索広告を見込み顧客に表示する際に反映されます。詳しくは、キャンペーンに除外キーワードを追加するをご覧ください。
広告グループ、キャンペーン、除外キーワード リストに除外キーワードを追加する
- すべてのキャンペーンと特定のキャンペーンのどちらに除外キーワードを追加するかを選択して、特定のキャンペーンまたは広告グループを選択します。
- すべてのキャンペーンの除外キーワードを編集するには、[除外設定を編集] をクリックします。
- 特定のキャンペーンの除外キーワードを編集するには、[表を表示] の横にある矢印 をクリックして、編集するキャンペーンを選択し、[除外設定の編集] をクリックします。
- 除外するキーワードを 1 行に 1 つずつ追加します。除外キーワードが通常のキーワードと重複しないようにご注意ください。重複してしまうと広告が表示されません。
- 注: 検索キャンペーンに除外キーワードを追加する場合は、適切な記号を使用してマッチタイプを指定できます。ディスプレイ キャンペーンと動画キャンペーンの場合は、すべての除外キーワードが部分一致として追加され、マッチタイプは変更できません。
- 除外キーワードをキャンペーンに追加する場合は、キーワードを新規か既存の除外キーワード リストに保存し、そのリストをキャンペーンに適用できます。[新規または既存のリストに保存する] をオンにして、新しいリストの名前を入力するか、既存のリストを選択します。
- [完了] をクリックします。
既存の除外キーワード リストを使用する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
- セクション メニューの [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] プルダウンをクリックします。
- [検索キーワード] をクリックします。
- [除外検索キーワード] タブに移動して、プラスボタン をクリックします。
- [除外キーワード リストを使用] を選択し、除外キーワード リストを適用するキャンペーンを選択します。
- 下の表で、使用する除外キーワード リストのチェックボックスをオンにします。
- [保存] をクリックします。
複数のキャンペーンに除外キーワード リストを追加または削除する
- Google 広告の管理画面でツールアイコン をクリックします。
- セクション メニューで [共有ライブラリ] プルダウンをクリックします。
- [除外リスト] をクリックし、[除外キーワード リスト] タブに移動します。
- 除外キーワード リストを複数のキャンペーンに追加するには:
- 追加する除外キーワード リストを選択します。
- [キャンペーンに適用] をクリックします。
- リストを適用するキャンペーンのチェックボックスをオンにします。
- [完了] をクリックします。
- 複数のキャンペーンから除外キーワード リストを削除するには:
- 削除する除外キーワード リストを選択します。
- リストを削除するキャンペーンのチェックボックスをオンにします。
- [選択したキャンペーンからリストを削除] をクリックします。
カテゴリの除外
動的検索広告システムによってウェブサイトの新しいページが検出されると、システムでその新しいページが分類される前に、関連性の高い検索語句に対して広告配信が始まる場合があります。ページが分類されたら、そのカテゴリが除外されているキャンペーンでは広告配信が停止します。広告配信時にページがまだそのカテゴリに分類されていなかった場合でも、分類後は検索語句レポートに現在のカテゴリが反映されます。