価格表示オプションを使うと、広告に複数の商品やサービスの価格を表示できます。多くの価格表示オプションをご利用の場合は、まとめて追加することもできます。
はじめに
この記事では、スプレッドシートを使って価格表示オプションをまとめて追加する方法と、Google 広告の管理画面で [編集] メニューを使って一括変更を行う方法を説明します。価格表示オプションについて詳しくは、価格表示オプションについてをご覧ください。価格表示オプションを少しだけ追加する手順については、価格表示オプションの設定方法をご覧ください。
価格表示オプションは、他の言語向けにまとめてアップロードすることもできます。英語以外の言語で価格表示オプションをまとめて追加するための翻訳名とコードをご確認ください。
スプレッドシートを使って価格表示オプションをまとめて追加する方法
1. スプレッドシート テンプレートをダウンロードする
- Google 広告にログインします。
- 左側のページメニューで [広告と広告表示オプション] をクリックし、ページ上部の [広告表示オプション] をクリックします。
- 右上のその他アイコンをクリックします
- [アップロード] をクリックします。
- 表示される新しいウィンドウで [テンプレートを表示] をクリックして、ダウンロードするスプレッドシートの形式を選択します。
2. スプレッドシートを修正する
広告表示オプションを追加するキャンペーン名と広告グループ名を追加します。
Campaign(キャンペーン、必須): 価格表示オプションを適用するキャンペーンの名前を [Campaign] 項目の下に入力します。1 つの価格表示オプションを複数のキャンペーンに適用する場合は、同じ内容でキャンペーン名だけが異なる列を必要な数だけ作成します(1 行に複数のキャンペーン名を入力しないでください)。
Ad group(広告グループ、省略可): 価格表示オプションを適用する広告グループの名前を [Ad group] 項目の下に入力します。価格表示オプションを適用する広告グループ名を指定したら、その広告グループが属するキャンペーン名も必ず指定してください。1 つの価格表示オプションを複数の広告グループに適用する場合は、同じ内容で広告グループ名だけが異なる列を必要な数だけ作成します(1 行に複数の広告グループ名を入力しないでください)。
Language(言語、必須): スプレッドシートの「Language」列は必ず「value」型に設定し、英語の場合は「en」と入力してください。
Type(種類、必須): 価格表示オプションの種類として、次のいずれかを入力します。
- Brands(ブランド)
- Events(イベント)
- Locations(地域)
- Neighborhoods(周辺地域)
- Product categories(商品のカテゴリ)
- Product tiers(商品のバリエーション)
- Service categories(サービスのカテゴリ)
- Service tiers(サービスのバリエーション)
- Services(サービス)
Price qualifier(価格修飾子、省略可): 価格修飾子を表示しない場合は、空白のままにしてください。表示する場合は、次のいずれかを入力してください。
- From(最低価格)
- Up to(最高価格)
- 平均値
Tracking template(トラッキング テンプレート、省略可): トラッキング テンプレートを表示しない場合は、空白のままにしてください。トラッキング テンプレート URL を挿入します。
価格表示オプションで表示する各商品アイテム(必須)について、次の情報を入力します。
- 商品アイテムのヘッダー
- 商品アイテムの最終ページ URL
- 商品説明
- 商品アイテムの価格 - 小数点 2 桁を伴う数字の後に、ISO 4217 で規定された通貨コードを付けて入力してください(例: 3499.00 JPY)。小数点にピリオドではなくカンマを使っている言語では、カンマを使用してください(例: 34,99 EUR)。
Final mobile URL(モバイルの最終ページ URL、省略可)
Item unit(商品アイテムの単位、省略可): 価格の単位を表示しない場合は、空白のままにしてください。表示する場合は、次のいずれかを入力してください。
- per hour(時間単位)
- per day(日単位)
- per night(1 泊)
- per week(週単位)
- per month(月単位)
- per year(年単位)
スケジュールや期間の指定など、省略可能な他の列の詳細については、一括アップロードで変更を加えるをご覧ください。なお、価格表示オプションでは、デバイス設定はご利用いただけません。
3. スプレッドシートをアップロードして、変更の内容を適用して保存する
- Google 広告にログインします。
- 左側のページメニューで [広告と広告表示オプション] をクリックし、ページ上部の [広告表示オプション] をクリックします。
- 右上のその他アイコンをクリックします
- [アップロード] をクリックします。
- 表示されるダイアログ ボックスで [テンプレートを表示] をクリックして、ダウンロードするスプレッドシートの形式を選択します。
- プルダウン メニューからソースを選択します。[変更のプレビュー] をクリックして、スプレッドシートの変更がアカウントに正確に反映されていることを確認します。
- 変更のプレビューに問題がない場合は、[適用] をクリックします。
管理画面上で価格表示オプションをまとめて編集する方法
- Google 広告にログインします。
- 管理画面の右上にあるツールアイコン
をクリックします。
- [設定] で [ビジネスデータ] をクリックし、編集する価格表示オプション フィードをクリックします。
- 表示項目アイコン
をクリックし、[表示項目の変更] を選択します。
- [属性] オプションを展開して [商品アイテム ID] を確認します(これは編集に必要です)。
- [適用] をクリックします。
- レポートをダウンロードします。
-
ビジネスデータを最新情報に保つ方法についての記事で「スプレッドシートでデータを編集する」セクションの手順を参照してください。
- このレポートに [アクション] 列を追加します(この列の値は、更新を行う場合は「Set」、項目の削除を行う場合は「Remove」にしてください)。
- [アイテムのステータス]、[ステータス]、[クリック数]、[インプレッション数]、[費用] などの列をスプレッドシートから削除します。
- その他アイコンをクリックして、必要な広告表示オプションを編集したら、スプレッドシートをアップロードします。
運用ガイド
Google 広告アカウントには、いくつかの制限がありますのでご留意ください。数多くの広告表示オプションやフィードを使用する場合は、使わなくなった商品アイテムを削除するか置き換えるようにしてください。Google 広告アカウントの制限の詳細