ユーザーがローカル在庫広告をクリックすると、店舗詳細ページに誘導されます。店舗詳細ページは Google がホストするページで、そのユーザーの付近に所在する店舗で販売している商品のほか、ブランドロゴや、所在地や営業時間などの店舗の詳細情報など、会社情報が表示されます。
店舗詳細ページでのユーザーの行動を把握できるように、Google アナリティクスをぜひご利用ください。Google アナリティクスでは、店舗へのルート検索や電話問い合わせのためのページビューやクリックなど、オンラインでのユーザー行動を測定できます。
Google アナリティクスの設定
Google アナリティクスの設定手順を以下に示します。手順を完了したら、店舗詳細ページに関するデータを受け取ることができるようになります。
ステップ 1: 使用する Google アナリティクス アカウントを選択する
次の 2 つの選択肢があります。
ステップ 1 で選択したいずれかのアカウントで、Google 店舗詳細ページのプロパティを次のように設定します。
- アカウント名とウェブサイト名: どちらの項目にも簡単な説明を入力します(例: アカウントおよびウェブサイトの「Google 店舗詳細ページ」)。
- ウェブサイトの URL: アカウントの国が日本である場合は「www.google.co.jp」と入力します。*お客様の国に合わせて適切な Google ドメインを入力してください。
- 業種: プルダウン メニューから [ショッピング] を選択します。
- レポートのタイムゾーン: 適切なタイムゾーンを選択し、[トラッキング ID を取得] をクリックします。
ステップ 2: Google 店舗詳細ページのプロパティを作成する
Google 店舗詳細ページの新しいプロパティを設定する手順は次のとおりです。
- [管理] タブを選択します。
- [アカウント] 列のプルダウン メニューからプロパティを追加するアカウントを選択します。多数のアカウントをお持ちの場合は、検索ボックスで適切なアカウントを検索してください。
- [プロパティ] 列のプルダウン メニューから [新しいプロパティを作成] をクリックします。アカウントの編集権限をお持ちでない場合は、[新しいプロパティを作成] が表示されません。[アカウント] 列で正しいアカウントを選択しているか確認してください。
ステップ 3: 有効にするため新しいトラッキング ID(UA-xxxxxx-xx)を送信する
新しいトラッキング ID を作成したら、Google アナリティクスの店舗詳細ページのフォームに入力し、アカウントを登録してください。登録が完了すると、確認のメールが届きます。
ステップ 4: マイレポートを設定する
- [レポート] 設定から、[マイレポート一覧]、[+ 新しいマイレポート] の順にクリックします。
- [ギャラリーからインポート] をクリックして「店舗詳細ページ」と検索し、[インポート] をクリックします。
- デフォルト設定の [すべてのウェブサイトのデータ] は無視し、[作成] をクリックします。
リマーケティング用のデータ収集を有効にするには、[管理] 設定に移動し、[プロパティ] 列で [トラッキング情報] をクリックします。詳しくは、リマーケティングに関する記事をご覧ください。
レポートを分析する
Google アナリティクス レポートを使用すると、店舗詳細ページにおけるユーザー行動を詳しく分析できるため、その地域のユーザーをさらに獲得するためのアクションを起こすことができるようになります。
データポイントの組み合わせ
Google アナリティクス レポートでは、個々のデータポイントを組み合わせることが可能で、店舗詳細ページのユーザーを戦略的に分析できます。各データポイントを組み合わせることで、ローカル在庫広告の改善に役立つアクションを見極められます。
各データポイントを組み合わせた 3 つのシナリオを以下に示します。
データポイント | 分析情報 | アクション |
---|---|---|
地域+イベント | 位置データと「クリックしてルート検索」や「クリックして電話問い合わせ」のイベントの組み合わせ | 実店舗への来店数やローカルでの購買習慣を推測する |
イベント+デバイス | サイトへのアクセスに使用されたデバイス(例: PC とモバイル) | ローカル在庫広告の表示場所を改善できるように、Google 広告のデバイスの入札単価を引き上げる |
時間帯+イベント | 時間帯別のデータとクリック イベントおよびセッションの組み合わせ | 日々の購買傾向に基づいて入札単価を調整する |